おはようございます。

 

かれこれ20年ぐらい肉じゃがを食べていないことに気づいた重本孝です。

 

 

#よくよく考えると「肉じゃが屋さん」がない

 

 

 

 

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高2クラスでお会いしましょう。

 

 

 

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それなりに強い意志があってもそれが有効に働かない状況の覚書。

 

 

 


 

タイトルの結論から申せば、それはズバリ・・

 

 

根本的な考え方が間違っている場合

 

 

・・だと思います。

 

 

 

例えば1、2年のときに自習などとはほぼ無縁だった高校3年生の子が英語長文の問題集を2冊ほどこなして、その後に受けた模試の英語の偏差値が問題集をする以前と同レベ、下手したら、それより下がっている・・などといった場合に、

 

「きっと勉強のやり方が間違っているんだ・・」

 

とか

 

「どういう問題集をやれば偏差値は上がるんだ?」

 

とか

 

「有名な先生の授業を受ければ分かり始めたマイレボリューションになんじゃね?」

 

などと考えるようなときっていうのは根本の考え方と言うか発想というか水準というかがぱぺぴぷぺぽぱぽぱたりろなので意志あれど報われずです。



 

この他にも例えば大阪の公立高校受験生が、国語の読解問題がどうしても苦手だからと言って、「よし!作文で点数を確実に稼ごう!」などと考えて作文を書く練習を直前期にめっちゃする(そういう講座を取らされる)みたいなのなんかもこれに当てはまると思います。

 

 

これらはほんの一例ですが、こうした場合ってなんとも皮肉なことに元の意志が強ければ強いほど、それが余計に誤った認識をブースト&加速させてしまい明後日の方向へ受験生をアラレちゃんなのかな?というくらい「キーーーン!!!!」と大爆走させることにつながります。

 

#ほよ?

 

 

 

塾を日頃運営していて、「なんで日頃あんな感じでこんな成績エエねん。。。」という子はいても、「なんでこの子は今のような成績に甘んじてしまっているのだろう??理由が分からない。。。」というのは一切ありません。

 

 

問題が解けない理由は突き詰めると

 

・単純に知識不足(覚えてないだけ)

・解いた問題の数が自分の能力的には量が少なく知識をピンポイントで活かす反射神経が脳内に完成されていない

 

※反射神経

例えば、英語の他動詞の後に前置詞句が来たら即座に“挿入句”と判断してその後の名詞(名詞句・名詞節)をこれまた即座に目的語として処理できるなどの適切な無意識的判断能力を発揮するための脳神経回路

 

 

ということになるので、「ああ〜・・自分の脳はまだこの神経回路できあがってないか・・」と、がっかりくらいはしても、解決法は「次同じの来たら秒殺で解答できるように反復する」の1択なので、少なくとも“成績で悩む”必要というのは基本ありません。

 

 

以上のように、「あの学校に合格したい!」という強い意志があっても、根本のところで考え方が間違っていればせっかく投資する時間が大方無駄ボーンになってしまいます。

 

 

個人的に興味を持っているのは、これが例えば私がやっていた野球などでは練習してない人が「上手くならない・・」などと悩む光景というのはまず見たことがないですし、楽器の演奏なんかにも同様のことが当たり前のように言えるかと思うのですが、これがどうしていざ勉強になると、怖いぐらい「え?今までとりたてて努力もしてきてないのになんで悩んでるの???」みたいな人って放っておくとそこら中に30億人くらいいるということです。

 

 

個人的にはこれは受験産業の弊害であると思っています。

 

 

つまり、受験産業がこの何十年と

 

 

「カリスマ講師の神授業」

 

「正しい勉強法を知れば成績は上がる」

 

「成績が爆上がりする神参考書」

 

 

などといった、およそ「モテる香水」「金持ちになれるブレスレット」「災難から逃れられる壺」レベルの喧伝文句で情弱ビジネスに舵を切り続けた結果、見事に大半の一般的な努力と継続がすんごい苦手な受験者層中心に

 

「そういうものが大切。」

 

「そういうものがあるのとないのとで、LDHとGHQぐらい違う。」

 

という洗脳に見事なまでに大成功した結果が、先の野球や楽器の演奏との対比における現象に大きく関係するとにらんでいます。


#努力水準が低ければ低いほど“青い鳥”に向かってBダッシュ

 

 





本来なら、、、


「要は覚えてないからじゃね?」



「『5日間の神授業特訓で英語の偏差値爆上がり!』・・って、キミが5日間でできることってたいがいの友だちも5日間でデキるってことだからそこまで価値はないって分かる?同じようにキミが2年、3年と継続して築いたものに友だちが追いつくのにもやっぱりそれだけ時間がかかるので、コツコツ継続できるっていうのが結局一番の差別化になるんやで。」


・・と生徒さんには意識づけた方が良いと思われるのですが、そういうのは言わば売上への即効性がないので、どうしてもキャッチーで“お手軽感”のある方向へ受験生をいざなわざるを得ないという受験産業のオッパッピー構造があるというのは言えるのではないでしょうか。

 

 


 

最近マジメな記事が続いて申し訳ないです。。。

 

#だいたい終始マジメな記事のときは睡魔のせいで失神しかけながら書いてるとご理解下さい。。。

 

 

 

 

 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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