おはようございます。
教室を掃除しながら、いきものがかりの『コイスルオトメ』を歌っているところを配達に来てくれた佐川のお兄さんに見られて恥ずかしかった重本孝ことただの吉岡聖恵です。
#カラオケで女の子に歌って欲しい曲個人的第1位かもしれんっす
#リブログありがとうございまーーす!
だからツライよ京阪神受験。。。
昨夜、1人の生徒さんと自習の帰り際に「自習に来ていない高3生・・」という話題になりました。
究永舎とてそういう人は毎年1学年に1人か2人はいますので私としては見慣れているといったところです。白目
#今年は特に多いですが 爆
#どんな結末を迎えるかお楽しみに
#ていうかしげちゃんの生活かかっとるぞ、おい・・
「大学には行かない」や「入れるところならどこでもいい」・・・という選択を決してするでもなく、かと言って、しっかりと手を打つでもない、いわば教室でもよく言うところの“体重120kgの人が115kgを目指すダイエット”みたいな、それ意味あんの?な受験生というのはどんな進学校にもいると思います。
ただ、毎年のことながら私としては実は一番スーパーベリーマックスに気をモミモミするのは、チーム・ユルフワのみんなではなく、平日は学校から直で自習室に飛び込み、休みの日には朝から晩まで自習室で修羅の如く問題をシバき倒している側の子たちです。
これは過去にも書いたことがありますが、京阪神の子たちというのはまず共通テストにおいて高い得点能力とそれを可能にするハンパない時間投資が求められます。
これは決して偏差値50前後帯の高校の子たちの場合とかいう話ではなく、大阪でなら文理学科の子たちであっても、ふつうはハンパない時間投資が求められます。
もしこれが英語と社会だけとかなら気合と根性でなんとかなる人は多いでしょうが、数学や、本番が怖い国語をも含んだ、要は6教科8科目(今年から情報もあるので・・)の試験勉強をしなければならないわけなんですね。
で、そこで京阪神受験の子、特に大阪北摂界隈の文系の子っていうのはほぼ全員に近いくらいの勢いで、「もし前期(要は第一志望の京阪神)でダメなら地方の国公立行く!」っていう選択肢を取る人はいませんから、「落ちたら同志社」になる人も多いです。
#現役のときに受かってた同志社に浪人して行く人も進学校には多いと思います
ここで誤解頂きたくないのが、もちろん同志社は難関私大であり、これまでの私の卒業生たちを見ても各種就職サイトの内定難易度ランキングSS〜A辺りの会社にみんな就職しているイメージです。
ただ、ただ、ただ、ただ、ただ、、、、
#
こと大学受験ということで言えば、同志社って文系の子なら英国社、あるいは英数国の3教科・・・ていうか、実質英社あるいは英数の2教科だけやりまくることで入れるんですね。
毎年現場で京阪神行く子の3年間と同志社専願で行く子の3年間同時並行で見てる感覚からすると、同じ人であれば、京大行く子の1/3、阪神行く子のだいたい1/2くらいのそれぞれの労力で行けるのが同志社っていう感じなので、言っちゃダメかもしれませんが、例えば「阪大受かりそう〜」くらいまで来た子が、もし当日何らかの形でしくじって落ちて同志社に行くことになった場合って、まあ、、、、何と言いますか、そこは誰が言わずとも「・・・。」っていう話になるんです。
#6教科8科目勉強したけど結果的には英数(or社)だけでオッケー牧場だった的な
#高校受験で文理学科落ちて関倉・雲雀行くのと比べてもギャップが全然違うッス・・
と、ここまで読まれた方の「いや、頑張ったことは無駄にはならない!」というご意見ももちろん分かるのですが、やはりそこは京阪神受験生(今年は京大の子いません)の生々しい努力の日々を見ているからこそ逆に塾講師としてはショックがデカイです。
世の中ってそんなものと言えばそうなのかもしれませんが、それこそ高校受験時に文理学科に余裕持って入ってる子だったらメンタルさえ元気なら秋口くらいまでプラプラしてても最終的に関関同立に専願で届く人はそれなりにいて、その場合って、結局“両者”が手にするものは同じになるので、なかなか上位の国立を落ちて私大に行く人の気持ちを考えると、少なくとも塾講師は「頑張りは無駄にはならない」なんてセリフは口が裂けても言えないのであります。
とりあえずそんな感じですので、自ら6教科8科目&ムズイ2次付きというフルコースを選んだ受験生のみんなには「クラスの全員が落ちようともワシだけは絶対落ちんぞ!!!!!こないだの豊中から神大工学の1/29の先輩マジリスペクト!」くらいの気概を持って受かって欲しいです。
#改めて1/29てエグ味が激し過ぐる・・
#ていうか今日の記事は高2の文系の子が読むべき
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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