おはようございます。

 

地元からよりも隣町から通ってくれている生徒さんの方が多いという奇妙奇天烈摩訶不思議奇想天外四捨五入出前迅速落書き無用な重本孝こと大山のぶ代です。

 

#ブログのおかげ

 

 

 

 

#リブログありがとうございます!!!!!

 

 

 

 

 

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文理学科の文系の高3生の受付について

 

 

英検準1級も取ったし「もはや高校受験で塾いるんかな?」な中3の方へ

 

 

 

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塾の先生の役割についての覚書。

 

 

ふだん教室で食事をするときはたいていYouTube(最近はだいたい街録)を見ながらか、旧ツイッターを読みながらであることが多いです。

 

旧ツイッターに関してはどうしてもその性質上、私だったら野球関係、好きな著名人、そして、、、、受験関係のツイートが多く流れてきます。

 

その中でも最近は特に1学期が始まってしばらく経った影響からか、成績、および不登校状態などに関して保護者様がご心配、および心を痛めておられる呟きが増えているように感じています。

 

確かに不登校となると一般的には塾の先生の守備範囲外な気もしますが、成績や受験に関してのことであればやはり塾の先生こそお役に立てることがあるはずです。

 

 

 

かつて私がマーケティングの名著である↓を

 

 

読んだことで得られたのは、実はマーケティングスキルではなく、自身の仕事観の拡大で、そうした意味ではこの本はマーケティング以外の部分でいまだに多大な影響を私に与えてくれています。

 

 

かつてスティーブ・ジョブズは新たなプロダクト開発に先立って市場調査をしない理由をたずねられて、かのヘンリー・フォードの

 

「もし顧客に、彼らの望むものを聞いていたら、彼らは『もっと速い馬が欲しい』と答えていただろう。」

 

という言葉をよく引き合いに出していたそうです。

 

これについての私なりの拙(つたな)い解釈では、顧客というのは実は自分の欲しいものが分かっているようでいて、実際には自身のニーズの本質を自覚できていないものなのだと捉えています。

 

これと似たような話が先述の本のタイトルの意図するところであり、要はドリルを買いにきたお客様というのは、表面上はドリルを求めているようでいて、実際にはドリルではなく「穴」を求めているのであり、そこのところを提供者サイドは見誤ってはいけないということです。

 

 

こうした内容は当時まだ20代だった私には結構インパクトが強くて、その後の自身の教室運営について考える際の大きな刺激になりました。

 

 

以下、あくまで個人的な意見としてお読み頂きたいのですが、例えばくだんの旧ツイッターにてお子さんの不登校、成績不振、将来の受験に関してお悩み・・・を通り越して下手したら「病ンデレラ」にまでなられている保護者様というのは、予想ではその大半の方は「学校に通ってくれたら」とか「成績が上がってくれたら」とか「○○大学に入ってくれたら」とか・・・・を求めているように見えなくもないのですが、実のところは「この子はこのままで大丈夫か?」という漠然とした不安が解消されないところがその急所であるのではないかと思います。

 

#独身おじさんなのであくまで想像ですが

 

 

あり得ない例え話ではあるのですが、それこそ未来の世界のネコ型ロボットかなんかが机の引き出しから現れて、「この子は今こんなんだけれど実は20代後半から天職に巡り会って、その後は人との出会いにも恵まれて非常に幸せな人生を送りますよ。」と言われても、、、、「いやそんなの関係ねぇ〜、次の期末試験で校内トップ10に入らないと私は今後もツライ・・はい、オッパッピーーーーーーーー!!!!!」という人はたぶんですがいないでしょう。

 

 

主語デカめで申し訳ないのですが、塾の仕事をする人というのは、なにも鼻息荒く「塾講師は結果が全てだ。成績をあげてナンボ!受からせてナンボだ!」となるだけが塾の先生ではないのではないかという疑問が私の中では昔からあります。

 

少なくとも外部からそれを求められるのはアリだとして、塾講師自身がそうした教義に取り憑かれてしまっていては、実は教室ユーザーのみなさんをも巻き込む形でシンドイ方向へ行きかねないと思います。

 

もちろん生徒さんの当面の成績や進路というのもめちゃくちゃ大切ではあるのですが、それこそまさによく言われるように「手段と目的を誤ってはいけない」というやつで、【成績向上・志望校合格】というのは目的のようでいて、あくまでそれって手段の1つですよね????ということになると思うんです。お子さんが機嫌よく幸せな人生を送るための。

 

#いわゆる「本編はこれから」状態

#いわゆる「この世に産んでくれてありがとう」状態



ただこの今日書いたようなことを自身もまだまだ人間として未熟な塾講師が(立派な人もいるかもしれませんが)、そのまんま「・・・と思いませんか?」なんて下手な話っぷりで、現在進行形で不安に苛(さいな)まれておられる方にお話したところでたぶん上手には伝わらないし、担当者への期待値が下がって静かに転塾なさるだけかもしれません。

 

ですからそこは、それこそ手段なんか何でもいいので、まるで灼熱のビーチに降り立った素足にそ〜っとビーチサンダルを履いて頂くような具合を目指して、や〜んわりと保護者様や生徒さんの漠然としたご不安への緩衝材になる・・みたいなのも1つの塾講師の大事なスキルだと私は思います。

 

#伝わらなかったらすいましぇん。。。


そうした意味では塾が「成績が上がらないから辞める」とか言われてしまうのは一般に思われるのとは違う意味で仕事ができていなかったということになろうかとも思います。

 

 

こんなことを書くと反感を買ってしまうかもしれませんが、受験という分野においては、我が子へのその愛の強さゆえに、保護者様ご自身がお子様の今後のハッピーライフに対して“選択肢がたった1つしか思い浮かべられない”ともとらえられる状態(敢えて視野狭窄とは申しませんです、ええ。。。)に陥っているっぽい方がネット上に散見されてしまうことも少なくありません。

 

あくまで個人的な理想ではありますが、そうした場面でこそやはり塾講師という生命体が“受験カーナビ”、および“受験黙示録”として十二分に機能することで、まずは保護者様のご不安を少しでも軽くできればいいな〜・・と思っています。(場合によっては受験なんかでお子さん価値は変わらないということを思い出して頂かないといけない場合もあるかもしれないです汗)

 

要は永ちゃんよろしく「アー・ユー・ハッピー?」だと、、、そういうことです、たぶん。

 

 

 

ただ、、、、、これを実現しようと思うと、現実において「進学塾」の看板を掲げる以上は入試結果にごまかしや、誤解を思いっきり狙った提示、および、ほとぼりが覚めた4月や5月なんかに入試結果をシレッと最新版に差し替えたりするような性根ではやはり伝わるものも伝わらなかったりはするかもと私は考えているので“そうした臭い”は私は放ちたくないなと思ってます。

 

 

 

とりあえず究永舎は理想にはまだまだほど遠いですが引き続きもがいていきます。

 


 

 

本日は以上です。

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

高校受験・大学受験で連勝を目指す教室