おはようございます。
今年の全統模試の偏差値が出過ぎていることと判定が甘過ぎることになんとなく嫌な予感がしている重本孝です。
#最後受かればなんでもいいけど
#リブログありがとうございまーーーす!!!!
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文理学科の文系の高3生の受付について
英検準1級も取ったし「もはや高校受験で塾いるんかな?」な中3の方へ
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豊中高校の進学実績から見る大学受験 〜中学卒業してからもう3度目の春〜
例年より少し早い気がいたしますが今年もこの企画の日がやってきました。(豊中高校さん毎年の超貴重な資料集計ありがとうございます!)
豊中高校は今年は卒業生が345人(360人入学)で、2024年入試において阪大合格者数全国4位、神大合格者数全国8位の高校です。
また言わずもがなではありますが、入学生の大半は馬渕教室出身で、在校生の大半が駅前の駿台豊中校(現役生のみ)か東進に通っている・・・そんな高校です。
ですから毎年のこのデータは、灘を筆頭とした非常に一部のスーパーファビュラスな進学校を除いた全国の多くの“地元の進学校”なんかに「大学受験の一般論」として、まあまあ当てはまんじゃね?と思ってます。
実際に私は毎年のように中学生の豊中高校受験、そして豊中高校生の大学受験を担当しており、学年最上位層から中堅層、またときに「がんばれベアーズ」の子たちまで見ておるわけですが、灘や北野の子の「そんなんできひんやん、普通。。。」の受験記録と違って、まだそれなりに多くの優秀な小中生の子たちにお手本としてオススメできるお兄さんお姉さんが多い印象です。
いわば灘や北野の難関大合格者が特殊フォームの王、落合、野茂なら、豊中の難関大合格者は野村克也、宇野勝、阿波野的な。
#大半の読者を無視するブログ
#普通は後者にもなれないが・・
ちなみに豊高の3年生の方であれば実際の冊子がお手元にあるかと思いますが、卒業生の合格体験記の中に早稲田の子のものがあって、そこに「高校3年間で塾に行かない日の方が珍しかったです。」と書いてあるのですが、実際のところ何らかのイベントで自宅にいない時を除いたら来なかった日って365✖️3のうち10日も無かったかもしれまてん。。。
#そこに自習室があるから
さてさてそれでは本題です。
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※大学名 合格者実数 / 受験者実数 勝率
※実数というのは1人が同じ大学を3学部受験したり、さらにその3つに合格したりしても、受験者1、合格者1とする受験産業が絶対に採用しないカウント方法です。
京都大学
[現役]
3 / 8 37.5%
[浪人]
4 / 7 57.1%
大阪大学
[現役]
34 / 91 37.4%
[浪人]
13 / 24 54.5%
神戸大学
[現役]
17 / 76 22.4%
[浪人]
13 / 20 65.0%
公立大学
[現役]
32 / 103 31.1%
[浪人]
10 / 28 35.7%
#神・公は後期や中後期も何人か受けているものと思われます
同志社大学
[現役]
73 / 138 52.9%
[浪人]
34 / 58 58.6%
立命館大学
[現役]
91 / 158 57.6%
[浪人]
42 / 60 70.0%
関西学院大学
[現役]
95 / 124 76.6%
[浪人]
13 / 20 65.0%
関西大学
[現役]
66 / 108 61.1%
[浪人]
26 / 38 68.4%
近畿大学
[現役]
63 / 73 86.3%
[浪人]
19 / 24 79.2%
★結論★
コロナ入試をくぐり抜けた豊高生たちの「あの頃の未来」は・・・
京阪神に現役進学
→57人(15.8%)
地方旧帝&同水準に近いとおぼしき国公立に現役進学
→62人(17.2%)
関関同立に現役進学
→88人(24.4%)
たぶん浪人
→82人(22.8%)
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【感想】
今年もまず一番の感想は難関10大学こと旧帝一工神(北海道、東北、東京、名古屋、京都、大阪、九州、一橋、東工大、神戸)の受験生多過ぎやろ問題です。
今年は59/197(29.9%)という結果でした。
中には阪大あたりをお家の方から了承を得た上でハナから来年の予行のつもりで受けている人もいたりするのかもしれないのですが、それを差っ引いたとて受験生が多過ぎです。。。
確かに「学歴」的にはラストになるので上目狙いの人が多いのは否めません。しかし、毎年現場でやっている身としては受験までの戦略パターンこそ公立高校受験の何倍も複雑ではあるものの、実際に「まあ、受かんじゃね?」とか「落ちんじゃね?」の予想は高校受験と変わりませんし、それはHPから合格率を見て頂いても言えるんじゃないかって思います。
例えばこの年のウチの豊高生の子たちで言えば、阪大・理、神大・法、三重大・生物資源、早稲田・文化構想、同志社・グロ地(公立大無念..)、同志社・社会とそれぞれ進学しましたが、この子たちの3年生の1年間の各種学校の試験および外部模試の結果を見ても、絶ーーーーーーー対に上記の受験生の数ほど、そもそもの受かる見込みがある人がいたとは思えません。
つまり去年やこれまでも述べておるのですが、大学受験ってホントに相談する相手をミスると親子でその自覚なしに出願の段階で受かる見込み無しの“ガダルカナル受験”をすることになり、結果から言えばそうした受験のためにわざわざ多額の資金と時間を投入することになります。
またさらには私大専願者の場合だと塾の保身のためなのか、はたまた担当者が見立てが上手く立てられないのか謎なのですが異常なくらい無駄な滑り止めをたくさん受けさせられてる受験生なんかもよく見聞きします。
#ああ受験生よ、君を泣く
「昨日はヒストリー、未来はミステリー」と言ったのは、くまのプーさんですが、こと受験においては「たいていの受験は今の生き様から見たデスティニー」となります。白目
というか毎年受験終わったあとに北野や豊中の子に同級生の受験展開について思っていたことを聞いてみたら、決して「いや〜・・同級生の模試の偏差値ツブサにチェックしてるワケじゃないんでそんなの分かんないすよ。。。」とは言わずに、みんな「受かる人と落ちる人はだいたい予想つきました。。。。」と言います。
つまり3年間机を並べた者同士の目からはそのデスティニーが見えることからもいかに模試の数字以上に日頃が大切であるかということの一端が窺い知れる話だと思います。
#要は受験産業という名のただの人狼
個人的には「参考書に書いてるで〜」なことを習うのメインにお金を突っ込む前に、他にもいくつか検討すべきことがあるのが大学受験において受験産業を利用する際のちょっとしたポイントかも、、、などと思ってます。
#重本、永遠プレッシャー待った無し
本日は以上でーす。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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