おはようございます。
入社・転職後、最速で退社した教え子に焼肉代を出してあげたい重本孝です。
#シンドイときはとりあえず焼肉行きなさい
自習四原則。
昨日は高3の授業だったわけですが、そこで自習で大切なポイントについて、いかにも塾の先生チックな話をしました。
個人的には以下の4つが「この子、、、、、、、、、イケるわ。」のポイントとなります。
①集中力
②継続力
③全振り度
④グリット(自己追込力)
以下ちょっとした解説です。
①集中力
良くも悪くも自習時間に伸びが比例しない生徒さん、つまり、そこまでやってないのに結果が出ている、あるいは、あきらかに自習室滞在時間はある方なのにいまいち結果に出ていない、そんなそれぞれの生徒さんの一番の違いは集中力にあります。
確かに「お勉強」なので現時点で持っている記憶力の差も否定できませんが、現場で見ている感覚では
「暗記能力高い=非常に深い集中力がある」
・・です。
顔つき、もっと言えば「目」が全然違います。
どれだけ“おぼこい”顔立ちの子でも暗記できる子って文字に向かってるときは目が座ってます。赤ちゃんとか幼稚園児にはまず見られない目つきしてます。
この逆の子っていうのはどっちかっていうと「そういう顔立ち」とかじゃなくて、目が“とろ〜ん”ってしてます。
上手く形容できませんが、とにかく「目」が全然違います。
例えば「じゃあ、これやってみ〜」って言って演習プリントを渡した際にデキる子っていうのはもうその瞬間速攻で集中力発動で文字を読み始めます。
これまで経験した範囲だけで言えば、文理学科の成績上位者はみんなこれです。
「ガンバロー!」とかそんなのじゃなくておそらく小さい頃からの習い性になってるんだと思います。
②継続力
ある意味大学受験の最大の山場と言えます。
高校受験の場合はコレがなくてもいける人は北野とか豊中とか行けちゃうので、高校受験で「進学校に受かったという事実だけ」では大学受験に必要な資質を持っているかどうかはまだ判定できないと私は思います。
#もちろん私は判定できますが
そうした意味で言えば、逆にこの継続力が大学受験レベルで通用するソレであると認められた場合は、仮に高校受験で地域のトップ校的なところに届かない、および、明らかに進学校にベッタの方で入学したといったような場合でも大学受験で“悲惨なこと”になる確率はよほど下手なトレーナーに師事しない限りはかなり低いと言えます。
③全振り度
例えば、1時間〜2時間単位であれこれや勉強内容(机上に見て取れる教材)を替えている子よりも、「おいおい、いつまで英語やってるねーん!?」や「数学しかやってへんやないかーい!」の子の方が大学受験でサクセスしやすいです。
S氏↓も言ってましたが、
「この教材やる!」と決めたら自習室ではそればっかりやる!みたいな子が特に大学受験では伸びます。
スラムダンクのこの場面みたいに
とにもかくにもその時期その時期で
「いいから英語だ!」
「いいから数学だ!」
「いいから化学だ!」
・・的なノリで「〇〇が好きだと叫びたい!」風味な子が最後なんとかなり易いです。
#高1だとこの時期青チャばっかり“アホみたいに”やってる子なんかいいですね
やってる教材コロコロ替わる子、まとめノート作ってる印象が強い子、装飾過多気味なノートの子はそれズバリ無駄が多いので「やってる割には・・」になる傾向が強いので、重本的にはいつもどうアプローチしようか1人で悩んでます。
④グリット(自己追込力)
試験というのは「学力」と「つけた学力を発揮する力」の2つの力が本番で必要です。
そこで参考になるのが①とこの④です。
「目つき」と「おお、、、この子まだ自習やるんや。。」の2つが備わっている子は本番こけません。
逆に経験上、数字上は十分受かるところにいるのに、やたら見ててこちらが心配に感じる子って自習からアガる時間がルーティン化してなくて、帰る時間が「気分」に支配されているところがあって、その体質が究極の“圧”がかかってくる本番にてアゲインストの風となります。
これは筋トレにイメージが近いところがあるかもしれません。
自分にどれだけのものを課せる人か?というのも非常に自習室で見ていて参考になります。
本日は以上です。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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