おはようございます。

 

生徒さん帰宅後の教室掃除の際、自習室の冷蔵庫においてあるキットカット・アルフォート・カントリーマアムなどのお菓子類を「結局、、、一番食べてるのはオレなのではないか?」と不安になっている重本孝です。

 

#まあまあ食べてる..

#連日の開示結果のご連絡スーパーありがとうございます。。。涙

 

 

 

 

 

とりあえずこちら↓は2日連続で開示のご連絡がなかったタイミングで「頂き尽くした」ということで掲載を下ろす予定でございます。

 

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読者様の中で、お子様が今春から高1になられた方で、まだ4/17の記事をご覧になられていない方は、もしよろしければ以下のリンクの記事をお読み頂いて、さらに、、、、も〜〜〜〜〜〜〜しよろしければ、お時間あるときなどに情報提供頂けますと、めちゃんこめcy・・続きは↓↓↓↓↓↓

 

大阪府公立高校の点数開示を受けての感想。

 

 

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続・塾ってなんで通うんだっけ? 〜みんなは受験産業を愛し過ぎてる〜

 

 

今日はいきなり結論から入るのですが、まず各科目各単元ともに、「理解する」という次元の話であれば、学校の授業がありますし、仮にその学校の授業の先生の説明が毎回高い確率で分かりにくいということであれば、世に溢れかえる参考書や、塾・予備校講師の人たちが提供する無料や安価な動画授業を視聴することで、「理解する」は、余裕で解決することができます。

 

正直、学校の授業初め、どの参考書や動画でも、そもそも「理解することができない」ということであれば、今後、志望大学合格にかかる時間は一般合格者の何十倍とかかることが予想され、相当な人生の浪費を覚悟する可能性が出てくるので、個人的には大学受験自体をオススメできません。

 

 

そうではなくて、大学受験の勉強というのは、確かにその内容というのは中学・高校受験のものよりは複雑化しますが、一番シンドイのはやはり暗記なんです。

 

理解したことを「九九レベル」で脳の反射神経に刷り込んで瞬間的にアウトプットできる領域に昇華させることなんです。


ここに普通の人間は中学内容とは比べ物にならないくらいの時間がかかります。

 

英語において、○○の意味は6つあって・・とか、数学で○○の公式5つ・・とか、、、そういうのが非常に複雑だったり抽象的だったりで、脳に浸透させるのに多くの人はめちゃめちゃ時間がかかるんです。

 

とかく大学受験が絶望的、徹底的、ビーフすてーきなキス、鱚(きす)フライに・・キッツー!!なのは脳になかなか理解したことが馴染まない現象なんです。

 

大学受験というのはほとんどの人がここで予選敗退します。

 

 

結局、塾行っても成績がさっぱりパリパリパリコレクションな人が非常に多いのは、知識が脳に定着してないからです。

 

それが結局、中学受験・高校受験の塾とかだと、各科目内容が精進料理のお出汁並に薄いので、記憶力がいい子ほど塾の授業中に身についちゃって成績が取れちゃうということなのですが、大学受験では量が多過ぎてその習得スタイルが取れないのでございます。おほほ。


#いきなりなに?



 

 

これ、、、だいぶ前にも掲載した、大手時代の生徒さんで京大医学部に現役で進学した生徒さんの大学受験生時代の物理のノートなのですけれども、、、、

 

 

 

 

 

京医に現役で合格できるスペックの生徒さんでも、やはり予備校の物理の授業を聴講しただけではどうしようもないので、こうしてその日の晩から翌日にかけて、もう1度授業内容を整理して書きながら頭の中で再度理解を深めたとのことです。

 

 

 

この点を多くの高校生はかなり誤解していて、以前の記事から繰り返し言うのですが、大学受験の塾というのは「自習(脳および反射神経への刷り込みは自分で行う)」を前提としているので、ホントに授業を受けるだけではどうしようもないですし、そもそも先ほども申し上げたように、参考書や巷に溢れかえる動画では「理解すること」はできないのか?っていう話になるんです。(個人的には「理解すること」だけに何万も払うんなら絶対に叙々苑に使います)

 


ここで昨日のカイトくんの話になるのですが、彼曰く、やはり東進で動画(数学)を見ていても「ん??それどういうこと??」が発生することはあったと、、、、、、


 

以下、教室で為された私との続きの会話です。

 

 

 

しげ「へ〜、で、どうしてたん?」

 

カイトくん「いや、、、( 動画を)巻き戻すんですけど、、当たり前ですけど結局同じ説明なので・・・苦笑」

 

しげ「そら録画やからそうやんなw」

 

カイトくん「・・・・・・。」

 

しげ「え?そういうときって分からんままなん?」

 

カイトくん「いえ、、結局、東進においてある・・・







参考書読んでました。

 

 








しげ「おめでとう!爆笑」

 

カイトくん「苦笑」

 

しげ「ていうか、そこで質問とかしてたん?」

 

カイトくん「いや、僕が行ってたとこはチューターの学生さんがなんかいつも◯○とか◯○(それぞれチャラくて有名な公立高校)の陽キャの子たちとずっと喋ってて、その声で自習も集中できなくて、結局東進で自習無理やったんで、(東進の時間になるまでいてた)究永舎の自習室に戻ってきて参考書読んでやる・・・みたいな感じです。苦笑」

 

しげ「・・・で、数ヶ月でお母さんに謝って半分受講は放棄したとw」

 

カイトくん「・・・はいw」

 

 

この後、結局彼は自学でグングン伸びて昨日も書きましたように秋の神大模試の経営で1位になったりと、最後は余裕のフィニッシュでした。

 

# 初対面の中2のカイトくんを見てその場でお父様に「最低でも豊中→神大のラインにはおられます。」と重本が伝えていたのはガチ

 


ホントに冷静に考えて頂きたいんですけれども、まず進学校の生徒さんというのは1日の大半を学校で過ごすワケなんですね。

 

そう、全科目質問し放題の学校に。

 

例えば、これが産近甲龍に3年に1人くらい合格者出る・・みたいな学校の場合だと、学校の先生に難関大レベルの問題を聞いても厳しいかもしれませんが、進学校の場合って、集団指導のトークは下手でも結構学力的にはイカつい先生って多いんです。

 

なんなら休み時間に同級生とかに聞いて解決する場合なんかも余裕である。。。

 

実際、北野でM氏(京大2年)と同じクラスで東大行った男の子は「数学分からんことあったら何でもオレに聞いてこい!」と言うてて、実際学校で聞いたらスグ解決したらしいです。

 

#カッコ良すぎか!

#やっぱり重本要らん説

 

 

 

結局、大学受験において一番シンドイのは「理解すること」ではなくて、「脳の反射神経に浸透させること」です。

 

これができなくて(大学受験で必要な努力量を知らなくて)みんな受験産業の繰り出す「暗記しない〜」とか、「爆速で偏差値を〜」とか、「参考書ルート」とか「君に合った自習計画」とか「神授業」とかのルアーに喰いつくと。。。

 

#みんなは受験産業を愛し過ぎてる

#【受験産業の養分】はもうそろそろ広辞苑に載っていい

 

 

 

では最後に、塾に通うメリットってじゃあ無いのか?って言ったらさすがに私はそうは思っていません。笑

 

 

以下が私の思う塾に通うメリットです。(これは異論はあると思います)

 

・才能を見抜いてもらえる(どんなプロやスターもこれ無しに世に出ることは不可能)

 

・学校の担任の先生と違って入塾から入試までずっと同じ先生が担当してくれるため、他者に自分の特質を見抜いてもらった上での有効な各種提案をしてもらえる(これ個人塾の先生からしたら当たり前)

 

・自分の受験生としての現在地を教えてもらえる(日常的なカーナビ機能)

 

・365日朝から晩まで自習室(トレーニングジム)が使える

 

・コピー機使い放題

 

・先生がこれまで見てきた&踏んできた・・“受験的地雷”をあらかじめ実例とともに指摘してもらえる(受験産業の養分が陥りがちな思考を徹底的に排除してもらえる)

 

・自分一人では手に入らない大量かつ数十年も前の入試や模試の過去問、他塾の教材(メルカリ・ヤフオクで購入)などが使い放題

 

・下級生時に各大学に受かっていく先輩を見たり、一部のライバルを自習室でリアルタイムで見ることができる(PL 時代の清原さんが「桑田が走り込みから帰ってくるまではバット振る!」と考えておられたというのと似た機能)

 

(・学校や自室での勉強とはまた違う雰囲気で勉強できる)

 

 

これはあくまで個人的な意見ですが、特に上記の赤文字を満たしてない塾だったら、実は学校と参考書&動画でイイと思います。無料だし時間拘束もされません。

 

#満たしてない塾に通うから半分以上の子が落ちるところに出願して落ちまくるんだと思うんですがわたし的にはそのままの傾向でいいと思います

 

 

実際、クラス担任とかと違って、同じ方向性を持って高校生が集まる、例えば大阪桐蔭の野球部などを筆頭に、その他各種強豪高校の部活って3年間でそんなにコロコロ指導者変わらないですよね。

 

ふつうは、1人の生徒さんを真剣に見ようと思ったら「責任持ってずっと見る」が当たり前だというのが私の感覚です。


 

とりあえず、「お前が言っちゃあおしめーよ・・」なのですが、「塾・予備校行ったら“できるようになる”」みたいなのは幻想です。

 

昨日も見ましたように、大半の先輩たちってみんな塾行って落ちてるので、そこは塾・予備校というもののどういった価値に自分はお金を払うのかは冷静に検討しましょう。


#叙々苑


 


究永舎の子たちなら分かると思いますけど、私が生徒さんに一番言いたいのは

 

「サクセスしてる人(自分が行きたいとこに受かる人の大半)に通底する思考・習慣、ここに関心を持たないといけないよ!」

 

ってことです。



自分で自分を許せないレベルがどこにあるかと言うか・・

 

 

 

とりあえず書き過ぎましたね、、、すいませんでした。


#究永舎の子らはこの倍は1回の授業で聞かされる目に遭うんですが...爆

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

ご興味のある方はコチラ。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある

高校受験・大学受験で連勝を目指す教室