おはようございます。

 

ツイッターで

 

・塾講師のバイト面接のアポを親が取る

「子供が、面接が初めてで緊張しているので最初は私が・・」

 

・採用されなかったらクレームを入れてくる

 

・退職のときも子どもが言い出せないから親から会社に連絡する

 

・・などの呟き(最後に「ほんまにやばいやろ..」と仰ってますw)をなさっている塾の先生がおられて、現場の素敵な情報に頰が緩みっぱなしの重本孝です。

 

 

#えぐいてw

 

 

 

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剛腕。

 

 

本日は2日前の記事について読者様から頂いたご質問に回答する形の記事となります。

 

そのご質問とは・・

 

「なぜ最終的に難関校に合格できるような子の中に内申は平均的なものしか取れない子が発生するのか?」

 

というテイストのものです。

 

 

確かに私の場合、塾講師の仕事をずっとしておりまして、学力(特に数理)剛腕!内申貧乏の生徒さんというのはそれなりに見かけてきましたので、個人的には「あるある」の範疇でしたし、読者様の中でも塾講師をされている方であれば「うん、おるよな。。」だと思います。

 

しかし、塾講師でない読者様で、かつ「我が子がまさにそれ!」・・・でない方の場合、

 

 

 

学力(特に数理)剛腕!内申貧乏の生徒さん

 

・・・ってどんな状況???

 

 

という方は結構おられるかもと思い、本日のテーマとさせて頂くこととなりました。

 

 

 

この話でまず真っ先に思い浮かぶのは、私が大手塾時代に担当した生徒さんで、大阪星光に進学された生徒さんです。

 

その生徒さんが社会人になってからの食事の席で、いきなりこう言い出したのです。

 

 

 

生徒「いや・・実は・・・僕、ず〜〜〜〜〜っと先生に言おう言おう思てて・・・、ずっと言ってないことあったんですよ。。。」

 

 

しげ「ほんまの年齢は先生の2コ上?」

 

 

生徒「はい。それもあるんすけど・・って、なんすか!?それ!笑」

 

 

しげ「もう、早よ言えや 笑」

 

 

生徒「いや、実はですね。。中学生の頃って塾で学校の通知表学期のたびに書かされてたじゃないすか。」

 

 

しげ「あったな。たいがい3やったよな。笑」

 

 

生徒「はい。ただ、実はアレ僕ウソついてまして。。。ホントの数字申告したら絶対シバかれると思って毎回3とか書いてたんですけど、実は・・・僕、全部やったんすよ。。。苦笑」

 

 

しげ「おめでとう!」

 

 

 

・・・この子は結局現役で京大に進学して、今は東京の某キー局で働いているんですけれども、まあ、中学時代の内申はそんな感じでしたよ、と。。。。

 

#提出物出さない

#定期テスト(教科書暗記)手抜く


 

で、こういったタイプの生徒さん、つまり絶対的な学力を磨くことは好きなんだけれども、学校のことにはイマイチ力が湧かないよ・・・な生徒さんというのは、個人的な表現を使わせてもらうと、ズバリ、

 

自分の価値観に人並み外れて忠実な人

 

・・なのかなと私は思っています。

 

 

要は「やりたくないことやらせるなや。ていうかやれね〜。」みたいな。

 

 

この手のタイプの生徒さんが、(変な言い方になりますが)純粋に成績が悪いタイプの子と比べて決定的に違うのは、実は人の話は聞いていないようで聞けるというところと、なぜかは分からないのですが、やたら物事を俯瞰的に見てるので、なんやかんやで最終的には自分の思ってるところへ自力で自分を持っていけるという憎たらしい特徴があるところだと思います。

 

 

人の話を聞くという点については、ふつうに通知表が良い子と比べると、その摂取した情報をどういった形で採用するかというのは「世間的な“こうした方がいい”」よりも、「自分の価値観フィルター」に掛けられるので、いったん「は?この大人何言ってんねん?」とか「ホンマにこの人、自分の意見として言ってんのか?露骨なポジショントークじゃね?」の方へ情報が入ると、それは“ゴミ箱”行き(記憶力はいいので復元可能)となり、脳内のどのフォルダーにも収納されません。

 

 

その反面、この手のタイプは基本「自分がやりたいと思ったことは人の制止をふりきってでもやる」という習性があるが故に、例えば、数学などにおいて、“ふつうの賢こ(カシコ)”なら、塾などから半ばアホみたいな量を強制的に課されて、ストレスを溜めながらやって、結果そんなに脳に残らないようなところを、剛腕は“やりたいからやる”ので、消化吸収がよく、やったらやっただけ常人よりも早く身についていくというこれまた腹立たしい習性を発揮することが多いです。

 

 

確かに公立中学で成績がイイ子というのは、どっちかと言えば「キッチリやりたいタイプ」・・というか、「キッチリやらないと気が済まないタイプ」が多いのですが、たまに絶対的な学力の割には・・・・・という世にも奇妙なズンドコベロンチョ的通知表を戴冠するエンペラーが世の中にはいるのも事実です。

 

 

言うまでもなくこれまた非常に残念なことに、こういう属性の子というのは「勉強法」とか「勉強計画」とかを提示されるのが死ぬほど性に合わない(俯瞰的に見えているので他者(凡人)からのそういうのが要らん!)、いわば「学力をつけよう!」とさえなるのであれば、めちゃくちゃ大学受験向きであるとは言えます。

 

こういう子が宿題の多い塾や、テスト対策ゴリ押し塾で、常人と同じ扱いを受けて、その変態的な能力レーダーチャートを構成するはずの成長機会にブレーキをかけられるのは受験3大悲劇の1つです。

 

#あとの2つは不明

#今思いついた表現

 

 

ただ、これがかつての(前回の記事で書くのを忘れていたのですが)大阪の入試制度では

 

“実技教科の内申の比重がデカイ!”

 

という一部の民には痛い設定があり、そのせいもあって、昔は“剛腕”なのは間違いないものの大人に合わせるコントロールが無の子は内申の段階で、学力は十分にあっても今の文理学科相当のところにはとてもじゃないが受からない、みたいな事象は世間一般によくありました。

 

今ではそうした実技教科に内申の比重が重く置かれるような設定もなくなったので、そうした意味でも、特に現代は“剛腕”にとっては生きやすい受験界になってはいると思います。

 

 

#おめでとう

#剛腕に乾杯

#良い子のみんなは提出物は出してね

 

 

 

 

 

ご質問下さった読者様、

誠にありがとうございました!

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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