おはようございます。

 

京大阪大の物理に対するネット上の阿鼻叫喚を尻目に英語を眺めてみた結論として、やはり大学受験こそ「天才をあきらめた人はまずは英語で稼ぐ」が王道中の王道であろうと身に染みた重本孝です。

 

#今年の京大英語の拾い画です↓



 

 

the 京大英語です。

 



 

中学生の子も京大の英作見てごらんw

 

 

#「コロっと忘れている」はrolling forgettingではない

 

 

 

 

 

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過去問の添削をしていて改めて痛感する英検2級を高校入試に採用する愚かさ。

 

 

この数ヶ月、高校受験生の公立入試の過去問の英語の採点をしていて心の底から思うこと、それは表題に記した通り、公立高校入試に英検2級を採用することの愚かさなのでありまんもす。

 

#ぱおーん


 

 

正直に思うこととして、教育委員会も英検2級を推している大人たちも、英検2級を中3になる以前や、中3の早い段階で取得して、その後明らかに英語に対して力が抜けた中学生の公立入試直前のこの時期の英語の学力、特に英作能力などをもっと知ろうぜ!って感じです。

 

 

高校の先生方の採点の手間というド近視眼的な視野で見れば確かに文章記述量の少ない今のスィ〜問題の方が作業効率は良いのかもしれませんが、個人的には先の京大入試よろしく原点回帰で、以前の、つまり2011年〜2015年までの前期入試的な読解あり、和訳あり、和文英訳あり、自由英作ありの英語の筆記問題の方が、圧倒的にイイと思います。

 

今の制度なら、まだある意味、教育委員会の人から「いやいや・・・それがッスね、、、英検協会から袖の下もらってるんで入試にふさわしくないのは分かるんですけど今さら元に戻せないんですよ・・・チョリーーーーーーーーーっっす!」と説明された方が納得がいきます。

 

#大阪万歳


 

 

というかそうではなく、むしろ真剣に考えた上での今の制度だと言うのであれば、私の心の久米宏と黒柳徹子は、スシロー醤油差しペロペロ少年とともに教育委員会を今週の同点オッパッピー第1位にランクインさせざるを得ません。(学生さんは「久米宏〜」のくだりは無視してね)

 

 

 

そもそもなぜに今この話題かということなのですが、実は今年の究永舎中3メンバーというのは夏頃からガッと他のいくつかの大手塾さんから移ってこられたメンバーが例年より多く、そういった生徒さんのほとんどの方が英検2級をお持ちです。


 

ブログを長年ご愛顧下さっている読者様はご存知の方も多いかと思いますが、私は英検については昔から「取っても取らなくてもどっちでも好きにしたらイイんじゃね?」派です。

 

正直、特に大学受験という観点から見た際の英検2級というのは、せいぜい関関同立のレベルに達しているかどうか微妙い子にとっては“近大に効く”という程度の認識しかなく、ホントにあってもなくてもどっちでもいいと思ってます。

 

ぶっちゃけ思ってるホンネを述べさせて頂きますと、この北摂界隈の公立高校受験で言うなれば、池田以下の学校を志望されている生徒さんにはまず英検2級は要りません。


ちなみに北野も別の意味で要りません。

カレーにハヤシライスかけるようなもんです。



もちろんあって困るものではありませんが、特に成績でぶっち切ったモノのある子でなければ、私立の併願確保や合格に向けてということであれば、その効率は正直イクストローディナリリィー悪く、やらされる他塾の生徒さんによってはザマーm..かわいそうだなって個人的には思います。

 

#知らんけど

 

 

 

 

話がやや逸れましたが、本題の自教室の話に戻しますと、そんなわけもあって、今年は今までで初めてというくらい自分の生徒さんで英検2級ホルダーの子が多いのですが、とにかく何が問題って、ホントにその学力って英検2級を持ってる子同士でもめちゃめちゃ差があるってことなんです。

 

ホントは英検2級ホルダーの子たちそれぞれの英作を写真に撮ってエビデンスをアップしたいのですが、さすがにね・・・苦笑

 

 

いや、もうホントにその差ってゴイゴイスーもエエとこです。

 

草野仁さんと小沢仁志さんくらい違います。

いや、ホントに。。。

 

 

これは主観というよりもキチンとした答案、つまり記載書類上における表記ミス・文法ミス、構文ミス、ティラミス、つまり誰が見ても同じ評価になる次元でのミスや知識運用レベルの話なんです。

 

ですから客観的な評価の話で、言わば、英語の先生の誰が見ても似たような評価になるんじゃね??と私は思うのですが、他塾は英検激推しロマンティックなので、やっぱり私と観点は全然違うんだと思ってます。


#受かればなんでもいいけど

 

 


・・まだ話を続けるのですが、例えば、その年度の問題難易度レベル次第では、英作能力の全然違う、AくんとBさんの答案が同じ評価(72点)になるなんていうのは、故エリザベス女王が十三で焼きそばを「これバリ美味いやん!」と言って立ち喰いしてるくらい有り得ない!次元の話として十分に起こり得る、ていうかさすがに起こらざるを得ないよな〜・・というのが今思うことです。

 

 

というか実際に毎年現場で英語の答案を採点しておられる、特に北野や天王寺以外の文理学科の先生方はこのことを痛感しておられるんだろうな〜・・と想像します。

 

たぶんガチでとんでもない英語の学力で入学させざるを得ない子は結構増えてるんじゃないでしょうか。。。

 

 

 

まあ、私は教育委員会に関われる立場でもないですし、大阪の英語教育ガーとか、自分の生徒さん以外がどうなろうと知ったこっちゃないので、制度が変わろうが変わるまいがそこに合わせて自分が一番良いと思えるサービス提供に勤しむしかないのですけれど。


#残り2週間弱ガッツリ添削しまくりです

 

 

 

とりあえずここまでは英検に対してマイナスな視点でしか書いてきませんでしたので、最後に「ああ、これは明らかに英検ムーブによる恩恵だな・・・」って思うことを書きます。

 

 

それは、元々英語が得意な真面目タイプの生徒さんの場合、英検の勉強を通じて、明らかに英作の表現が豊かになっているということです。

 

これも今年英検2級ホルダーの子たちの答案を採点していてめっちゃ思うことです。

 

 

ただ、それで

 

 

に対応できるほど大学受験は甘くないですし、逆に、元がそこまで英語が得意でない子、つまり文法運用能力が“一般的な中学生の子”が英検に時間をかけ過ぎると、かえって“生兵法は怪我のもと”を体現した英作ライターになるので、読者様におかれましては、そうした面もあるかもね、、、かもねかもねそうかもね的なシブがき風味がこの英検2級狂想曲には裏のパートとして流れていることも頭の片隅に置いといて頂ければと思います。

 

#“生兵法はけがのもと”も昔京大英作で出ました

 

 

ちなみにウチに通う文理学科生で英語の成績が学年トップ10に入るような子たち(だいたいレベル的には阪大神大の英語をどっちかと言えば簡単に感じられるレベル)は全員中学時代に英検2級は受験してなかったり、落ちてたりと、結論・・・「持ってない」ので、今英検2級を持っていない中3生の子たちもそのこと自体は全く気にとめる必要はありません。

 

英検2級なんて高校受験のちょっとした大人たちの小道具にしか過ぎません。

 

 

 

みなさん、よかったら春から究永舎の自習室を使って、そういう大学受験生として通用している先輩たちの自習する姿を見て1、2回泡を吹き、中学時代の学習スタンスは完全にゲロってしまって、大学受験仕様の水準をぜひインストールして下さい。最後は宣伝も忘れないアグレッシブなブログです。

 

 

 

ていうかできれば文理学科の採点現場で毎年“トンデモ英作文”を実際に採点して、“張りぼてぃっくな72点”を泣く泣く与えておられる先生の生の声を聞いてみたいですね。ぐへへ。

 

 

 

#お便りお待ちしておりますw

 

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

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