おはようございます。
.@/at"(☆$#^〒〆○=%...重本孝です。
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受験本番でしくじらないために②
日頃からいろんな生徒さんと接していて、「全く落ちることが想像できない子」っていうのがたまにおられます。
これは偏差値とか関係ないです。
で、それはどういう子かというと、接していて余裕のある子です。
大人しいとか上品であるとか、またそういうのとも違います。
とにかく日頃からその所作1つ1つに余裕を感じさせる子っていうのはまず受かります。
まあ、精神面で言えば私より全然大人な子です。爆
ですから受験というのはまず学力ありきなのですが、最終的にはそれをいかに本番で発揮するかというところが大切です。
つまり、「学力」とはまた別に、“本番に強い弱い”っていうのは私はその個人差っていうのがかなり有ると現場で見ていて感じています。
例えば大阪府の公立高校の入試の場合って、現場で過去問演習をやってますと、国語や数学というのは、ある年度ではその1科目だけで30〜40点差とかでAくん<Bさん、であったものが、その次の年度の過去問をすると再び30〜40点差ついたものの、今度は結果はAくん>Bさんに・・・みたいなことってめちゃくちゃあるんです。
だから本当に本番は怖いです。
#言うまでもなく特に倍率の高いところ
ですから、少しでも周りの受験生より当日に余裕を持つためには、シンプルにいかにリハーサルを多く行うかが重要であると私は考えています。
そして受験生にとってのリハーサルとは言うまでもなく「過去問」を少しでも本番さながらに演習することです。
入試(に近いもの)を3回事前にするのか、5回するのか、10回するのかであれば10回の方が、同じ人間であれば絶対にいいです。
そうすることによってまず問題の目利きもできるようになります。
前回の入試で京大に受かったM氏は2次試験のその数学において、「1問目で2年連続で簡単な回や。。。」と分かって、解けるか解けないかよりも、(高得点の争いになるだろうから)ミスするかしないかの勝負になることを確信し、やらない問題を1つ決めて残りを相当慎重に取り組んだと言っていたのですが、これなどは目利きが十二分に効いている典型的な例だと思います。
そうした目利きもそうですし、「合格か不合格かの瀬戸際で、初見で入試問題を解くとどういう心理状態が起こり得るのか?」というのも真剣に時間を計って入試問題に取り組めばその回数の数だけいろんな経験をします。
ですから私が嫌いなのは、数学なんかで、ある年度の大問を単品で演習するという行為です。
例えば2012年の前期B問題の大問2などというのはその証明問題にはじまり、相当難しいのですが、実際の本番で大切なのは、現実的な中学生の学力を考えても、これを解く力よりも、これをいったんスルーして、大問3のイージーな問題を確実に処理する力だったりします。
ところが夏や秋とかで、こうしたある年度のある大問だけを単品でやってしまうと、もうその年度の過去問は純粋な初見の問題としては対峙できなくなります。
つまり確実に本番よりも必要以上に余裕を持って取り組めてしまうので、リハーサルとしては相当クオリティの低い演習となってしまいます。
言ってしまえば、キーパーが次の瞬間左右どちらに跳ぶか分かっているPKのキッカーみたいなものです。
特に国語や数学などというのは、本番においてはいかに解答したい衝動を抑えて、いったん冷静に次の問題に進むかというのが大切です。
それは本番において、頭で理解してできるものではなく、深い経験として潜在意識下に刷り込まれていないとなかなか冷静に処理できるものではありません。
そんなわけでこの時期は中3も高3もホントにみんな時間を測って過去問に取り組んでいる時間が長いです。
特に高3の国公立組には去年の共通テストの数学は最低3周はやって感覚的にその「処理感」を体に刻んでおくように言っています。
そうしておくことで、本番で出くわす問題の処理作業レベルは確実に想定を下回るという形で取り組むことができはすです。
昨年のものよりもまださらに長文を読まされ、計算処理させられた場合は今年も「なんでもバスケット」です。笑
また入試が終わったタイミングで今年の入試から得た知見をこちらでシェアしたいと思っています。
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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