本日(書いてるのは26日26時頃です)からしばらくは、講習の疲労のため真面目でガッツリな受験談義はお休みして、連日の重本の生存報告になるかと思います。
特にあてもなく筆、ならぬ、指をパソコンのキーボードに走らせます。
本人がサクラになってグーグルマップに高評価しまくるのは12月31日の時間あるときにでも頑張ります。笑
昨日は晩に北野の子のone on oneの授業があって、これまた話が逸れに逸れ、その子からの「先生は教えるのが好きなんですか?」という問いから、この仕事(教室運営)のやりがいは何か?みたいなことを喋ってました。
個人的にはそのとき喋ったのは2つで、1つは、やはり自分が喋っていることを集団でこれだけ真剣に集中して連日聞いてもらえる仕事というのはなかなかないんじゃないかということで、それと同時に、自分のトークやアクションでこれだけ連日10代の若者に笑ってもらえる仕事もなかなかないかもしれません。
つまり
真剣に集中して自分の話を聞いてくれる。
自分の話したことで笑ってもらえる。
これにやりがいが無かろうはずがありません。
この21年間「次はもっとおもしろいことを喋りたい」という欲求が消えることがない感じです。
そしてもう1つは、やはり「人間」という、ある意味一番難しいものをその命題とする点だと思っています。
たとえば、朝の7時から晩の22時過ぎまで自習する子と、志望校は掲げるものの、どの角度で見ても落ちるしかない行動を1年間続けちゃう子の違いがどこから始まってるのか?ということや、毎年364日自習室を眺めていると、やはり同じ結果になる子というのは同じ行動が多いですし、同じ行動をとる子は同じ結果を迎えることが圧倒的に多くて、そういうのも面白いです。
多くの仕事はそうなのかもしれませんが、人間観察の帰納(大量の事象から法則性を見出す)と演繹(法則性を適用して今後の展開を読み切る)を繰り返すところがこれまたこの仕事の飽きないところだと思います。
ここでは(種明かしになるので)書けないような法則が自分の中にはいっぱいあって、それを1人で楽しみつつ、法則があてはまらない事象が出てきたらまたそれについて考えつつみたいなことをこれまたこの21年間飽きずにやれています。
まあ、演繹という意味では、昨今このブログで流行りの割窓理論なんかもそうですし。(ほらね、“来た”でしょ?)
世間一般に言う、“子育て”や“受験”というものはサクセスを目指す前に、とかく絶対に踏んではならない地雷を回避することが大事だと私は考えていて、単純な例で言えば「2月の勝者」の島津くんのお父さん(分かんない人ごめんなさい)なんかは受験生の親の“全地雷”をかき集めたような描かれ方をしていて、その「あるある」具合が塾講師や、中学受験経験者の方にウケているのではないでしょうか。
あそこまであからさまでなくとも、細かい地雷は誰にでもたくさんあるので、とかくそれは最低限避けると・・
少なくとも私の中では、その自分が21年間で培ってきた経験(地雷の地図)を保護者様にご購入頂いている感覚、要はやたらいろんな受験生やその保護者様と接したきた経験値の高いヤツを雇って頂くような感覚ですね。
・・そろそろ気絶しそうなので今日はここまでで!
ではまた。
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【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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