只今授業後23時。

 

これを書いたら麺哲さんに行きます!

 

#餓死寸前

 

 

国語という科目について知っておくべきことはコレ

 

 

今日は受験に対して国語軽視塾講師日本代表の重本が国語に関して思っていることの一端を綴ってみたいと思います。

 

 

 

結構昔から読んで下さっている方であれば私が合格体験記オタクであることはご存知かと思います。

 

ちなみに究永舎開校以降、究永舎生に合格体験記を書いてもらったことはありません。どうせイイことしか書いてくれないのでそれを読んだ自分が間に受けて調子に乗るのが目に見えているからです。爆

 

あくまで他塾の知らない子のものを読むのが好きなんです。(気楽に読める)

 

で、中でも、東進(東大)と研伸館(東京阪神と医学部)のものは受験生の子たちの実際の得点を詳細に書いてくれているので特に好きです。

 

 

 

先日、みんなが帰った後、自習室を掃除しようというタイミングで、自習室の参考図書として本棚に置いてある、研伸館の合格体験記のとある年度をふと取って何気にパラパラめくったんですね。

 

 

すると、ある子がこんなことを書いているのに目が止まりました。

 

※字が小さいですかどうか頑張って下さい..

 

ふむ。

 

なるほふど、と・・・

 

 

で、その子の次の子のものを見ると今度はこんなことが書いてありました。

 

※すいません!再び頑張って下さい....

 

 

 

 

 

片方の子は「ほとんど時間割いてない」と言い、もう片方の子は「高3の間は毎週やった」と言っています。

 

 

この2人はどちらも灘→東大理三(医学部)の生徒さんです。

 

そんな受験生の頂点に君臨する2人が全く二律背反な意見を述べています。

 

さて、ではその結果は???

 

 

前者の子(時間割いてない派)

 

同日(高2で受けたセンター試験):161 / 200

本番:187 / 200

東大:47 / 80

 

 

後者の子(毎週時間割いた派)

 

同日(高2で受けたセンター試験):?

本番:175 / 200

東大:43/ 80

 

 

この段階では「いやいや・・、前者の子はそもそも元からできてて、後者の子はヤバイところからスタートしてやっと最後の最後でその得点に辿りついたのでは??」という向きもあろうかと予想されます。

 

 

しかし、前者の子は、体験記の本文中に「夏の模試のあまりの悲惨さに京大への志望校変更も考えた。」と書いている一方、後者の子は「高2の頃から駿台も河合も(東大理三)A判定でした。」と本文中に書いており、実際その後の高3の模試も1年間通してA判定しか出していません。

 

やはり最終の合計得点も後者の子の方が30点弱上です。

 

実際、毎年大量に合格体験記を読んでいると、このような取り組みと結果が一番比例していないのが国語であるのは間違いありません。

 

よく理系志望者なんかで阪大から京大に上げると国語があるし・・・という声が世間一般その界隈にあったりするのですが、基本、国公立の国語は「(解答用紙)埋めりゃ5〜6割」です。

 

私はいつも理系の子も文系の子も国語は気にしなくていいと言ってます。


いや、でもそれじゃ本番で国語8〜9割得点する人と差がついてしまう・・という人もいるかもしれませんが、それも心配ご無用です。

 

東大受験生なんかでも、毎年のツイッターでの開示祭り(合格者不合格者が自身の受験[得点]結果のハガキを写真で晒す)を見る限り、オサムハヤシを受けてようが受けてまいが、合格者だろうが、不合格者だろうが、結局みんな5割弱〜6割くらいに集中していて、国語が合否にさして影響がないことは明らかです。

 

 

 

以上より、導かれる結論として、幼少期よりその世代の中で圧倒的な勉強を行ってきた、かつ才能も最高レベルの人物たちをもってしても「勉強した派」と「勉強してない派」の結果は努力に全然比例していないので、ましてや一般的な学生が努力で国語を“盛り上げよう”というのは自身の現場での経験上も含めて、コスパが非常に悪いと感じています。

 

先述の体験記の後者の子のように、国語以外がとっくの昔に仕上がってるという場合は話は別ですが、多くの受験生はそうではないので、とかく国語は気にせずに、高校受験生なら英理社、大学受験生なら理社(大学受験生は高3の頭で英語はすでに“見えて”いなければならない)に時間を割いた方が圧倒的にコスパはいいです。

 

 

国語はスキルの部分では語彙がその重要度の99%を占めます。(国語苦手な子はみんな漢字の正答率が低い)

 

で、本番の得点に関しては、その子的なホームラン、ツーベース、ヒット、空振り三振、空振り三振した瞬間ギックリ腰、、、のいずれかというのは当日のメンタル次第です。

 

#運ゲーと言われる所以

 

 

特に大阪府の公立高校受験は朝1の国語に対するメンタルアプローチが合否の鍵を握ってると思います。(2016年回や2019年回みたいにムズい回なら国弱勢は超ラッキーです)



苦手な子は一番大きな“記述”を最初から捨てて(無視して)もいいです。本当に国語苦手な子は意外や意外それでも得点変わらないんです。(むしろ余裕が出てそっちの方が得点伸びる 苦笑)

 

#他塾の生徒さんは真似しないでね

#あと作文の対策も要らん

 

 

(あ!・・あと、北野と他の学校で当日の得点に一番差がないのも国語です。)

 

 

 

 

 

まとめ

 

東大を高2でA判定出す受験生以外は、とにかく国語以外を極めよう!


ちなみになんやかんやで、大学受験の参考書これまでいっぱい買って読みまくった結果、1週回って古文は「体系古典文法」、漢文は「漢文必携」など、学校で配られるものが最強説に辿り着いてます。


#コスパ鬼アイテム






 

ただし、、、、、



公立高校や国公立の2次の記述については過去の合格者の先輩たちの同時期の同じ問題の答案具合を知っている他者に見てもらって、先輩たちとの比較フィードバックもらえるならそうした方がいいと思います。

 

 

 

以上でーす。

 

 

 

 

 

 

引き続き(復活しました〜)

 

Vlogの方もよろしくお願い致します。

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

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