月曜恒例昼まで睡眠がもはや自分の中で恒例を越え、伝統となりつつある今日この頃です。
#とにかく目が開いてない
#とにかく目が開いてない
#とにかく目が開いてない
#とにかく目が開いてない
「勉強してるのに成績が上がらない」という死亡フラグがスーパーMAXな発想について
先日の高1高2の授業の1コマ
(この絵を描いて・・・)
しげ「まずよく世間で間違った勉強方法ウンヌン言う人いるけど、間違った勉強って例えばどんなん?」
生徒「・・・。」
しげ「少なくともそれなりに毎年大半の生徒が大学生なるような学校の高校生で、ただひたすらボーっと同じ単語、作業で書き続けたり、日本史の勉強や言うて年表ひたすら書き写したり、地理や言うて北海道の地図完璧に書こうと時間かけたりする人いる?」
生徒「・・・。」
しげ「これまで現場で文理学科の上位生で東京阪神行った人や市大の医学部行った子おったけど、その子らの高校3年間見てて、『はうううううううううっっっっっっっっっっっ ・・・そ、そ、そんな勉強方法近大1留野球バカの俺にはとうてい思いつかね・・・ふぇ〜〜〜そりゃあ成績取れるわ・・・』とか『ぬふぉーーーーーなんて効率いいやり方やってんねん!!!!そりゃあ・・人の倍速で覚えられるわ・・・』みたいな勉強やってる人はとりあえず先生は見たことないわ。笑」
生徒「・・・。」
しげ「ところでみんな東大の学校スローガン知ってる?」
生徒「・・・。」
しげ「『志ある卓越』いうねん。もはや東大レベルなったら自分で卓越言うてるねん。」
生徒「・・・。」
しげ「昔、先生の教え子で灘行ってた子がどうしても英語が苦手で、帰国子女でもないのに中学生で英検1級取った子に『お前、どうやったらそんなに単語覚えられるねん!俺、毎日やってるけどスグ抜けて覚えられへんわ。』って聞いたらしいねん。そしたらその友だちの子、先生の教え子の子になんて返したと思う?」
生徒「・・・。」
しげ「その子が言うたのは『お前、毎日言うて1日どれくらい時間かけてん?』と、それでその教え子が“電車の行き帰りと、しょーもない授業のときの内職と寝る前とかや”言うたら『そら、無理や。こんな漫画の単行本1冊強くらいの太さ程度のもんは1ヶ月くらい腹くくって朝から晩まで気狂ったみたいに覚えた方が早いやん。そんな1年も2年もかけるとか俺は耐えられへん。』ということやったらしいわ。な、“卓越”やろ?」
生徒「・・・。(うっすら苦笑)」
しげ「とにかく先生がみんなに分かって欲しいのは、やってるこというか、勉強方法みたいなのはそんな大差ないし、そもそも東大生100人集めたら、やり方から使ってる参考書からピッタリ一致する人同士なんて1人もいない、ていうか全て一致してたら怖いやん。。。だから、やり方とか自習計画とかいい参考書とかっていうのは成績が悪い根本原因ではない、すなわちボーリングでいうところの1番ピンではないいうことやねん。せやのに勉強方法とか自習計画とか参考書ルートとかに固執するのは、それは最初からボーリングのピンの一番端の10番ピンを狙いながらストライク取ろうとするような行為やねん。つまり成績良くなくてそっち流れるヤツの典型的な発想を“死亡フラグ”言うねん。さっきの灘の子の話でも分かると思うけど、例えば単語覚えるのに毎日コツコツやるしかないみたいなのは東大の子でも、『Fランじゃーんww』の子も同じやけど、やっぱり持ってる哲学いうのは、東大の子と、中学高校受験から大学受験、かつさらには緑地の駿台(浪人コース)に到るまで散々受験産業に経済的貢献を果たした挙句、第1志望に落ちて、結局現役のときに受かってた私大行く子とでは、そりゃーーーーーーーーーーーーーもう分かり過ぎるくらい違うねん。まあ、死亡フラグが刺さってるか否かいうことやね。」
生徒「・・・。」
しげ「例えば豪華客船ツアーが舞台かなんかのサスペンスで、1人目か2人目殺されたあたりで、だいたいお互い知らんもん同士のツアー参加者たちが大広間的なとこにみんな集まって、『危ないからみんなでここにいよう!』みたいになるやんな。」
生徒「・・・。」
しげ「すると次の展開分かる?必ず、その中で気の強そうなイキり系の若いカップルみたいなのが『けっ!こん中に殺人鬼がいるかも知れねぇーってのに、そんなヤツと一緒にいれっかよ!俺たちは自分の部屋に戻るぜ!』的なこと言うて、主人公が警告しても、それ無視してそのイキりは自室戻るやんな?・・・で、その後だいたい彼氏の方が〜??」
生徒「・・・死にますw」
しげ「やなw それと同レベルで塾の先生からしたら死亡フラグいうのは明らかやねん。(にも関わらず自ら率先して高校受験生に大学受験生としての死亡フラグ突き刺しまくる先生は多いねんけどな・・・というセリフは我慢する)」
しげ「『勉強してるのに成績上がりません!』とか、下手したら『こっちの単語帳の方が覚えられるかな??』いう子は大方受験産業の養分なって落ちるわ。」
しげ「そんなんさ。成績が望ましくない=解けなかった問題が多かった=その問題を見た際にスグ出てくるべき知識(反射神経)が足りなかった・・・・なわけで、じゃあ、問題解いてるのは自分なんやから、何を知らんかったか、完璧に覚えてなかったか、なんて自分で、ていうか自分しか分からんわけやん。で、結局、その足りない知識を“かめはめ波”で一網打尽なんて無くて、鬼の左ジャブと鬼のローキックによる絶望的なドブ板戦略でしか倒せないわけやん。それ以外の方法あったら先生が一番知りたいよ。ていうかみんな北野の○○ちゃん毎日やってるの見てるから分かるやろ?○○ちゃん勉強してるの見て『やっぱり北野の上位の人ってスゴイやり方してはるわ・・・』ってなる?」
生徒「・・・。(かすかに首を横にふる)」
しげ「個人的に、行動取るのは脳の指令、もっと言えば潜在意識からの命令や思てるから、受験でも人生でも能力以上に、持ってる哲学間違ってたら脳(潜在意識)からは間違った指令しか出なくて、死亡フラグがっつりの行動とって、下手したら一生自分以外のものに文句言うて、拗(す)ねて、ストレス貯める展開なるわ。」
しげ「先生は野球と受験以外はなんも分からんけど、受験は詳しい方や思うから、みんなに見えない死亡フラグが立たんようこれまでも、これからもこういう話はするんで、みんなは後は行きたい大学見つかったら
いう感じで真っ直ぐ頑張ってや。」
生徒「・・・。(時計の方をチラ見して念力で時計の針をすすめようとする)」
#俺の話は長い
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結局、私がやってることっていうのは生徒さんに死亡フラグを立てさせない、および、立ってる子からはジワジワ抜いていくという作業で、究永舎卒業生、および校内生はおなじみですが、究永舎に通うと授業中に延々と上記みたいな話を聞かされるハメになります。
その割には、宿題小テストで0点でも、定期テストが悪くても、怒られることもなければ、次回に向けて呼び出されることもありません。テスト前も特に先生から何かしてもらうということはありません。せいぜい「『うわ〜・・、十分覚えてへんな〜・・』みたいなんでテスト受けにいったら点数ヘボなるの分かるよな〜(にっこり)」と教室全体に声をかけられるくらいです。
自習もいつ来ていつ帰ってもいいです。
なんなら中3は夏期講習からは宿題すらありません。
で、そのツケとして生徒さんは・・・
今年の高校受験生11名中(1人はすでにスポーツ推薦で進路確定)、元々豊中以上水準だった子以外7名は春からこの秋にかけての実力テストにおいて・・・
①桜塚〜箕面レベルから豊中レベルに
②池田レベルから豊中レベルに(特に英語は桜塚レベルから茨木レベルに)
③池田レベルから豊中レベルに
④刀根山レベルから池田レベルに(英語が刀根山レベルから池田・豊中レベルに)
⑤桜塚レベルから池田レベルに
⑥刀根山レベルから池田レベルに(英理社の伸びが理想的)
⑦刀根山レベルから池田レベルに
とにもかくにも持つべき哲学を間違えない(死亡フラグな発想で受験に臨まない)ことが重要で、そこを大きく外さなければ、学校でもやらなきゃいけないくらいの宿題量を塾が出さなくてもいいし、強制的に呼び出しする必要もないと私は思っていて、前述したように宿題なんかはこの数年は中3の夏期講習からは最後まで出してません。
「自習が練習で、授業の過去問が練習試合やから、みんなは“練習”の成果を“試合”で発揮してな❤️」
と、およそ、私がリトルリーグ時代から高校野球時代までにかけて、常に監督やコーチから言われていたことをやってるだけです。
#野球部系塾
ただ、自分の場合はこれまでの経験上、こういったことは何も奇をてらってのものではなくて、最終的に大学受験まで考えた際のベストアクションを選択してるつもりなだけという感じですが、それは当然保護者様は分かりようがありません。
誰だって、宿題をガッツリやらせてくれて、呼び出してくれる塾の先生がいい先生だし、成績上げてくれるんじゃないか!って思うのが普通だと思います。
つまりオセロで言えば、四隅以前に目の前の相手の黒1つ、2つ、3つをまずはひっくり返して・・・というのが普通です。
そういった意味で、昔も今も、私にお子さんを最後まで預け切る保護者様は一体どうして・・・・というのは自分でもありますし、そういう風に思うからこそ、今みたいな働き方(働いている感覚はないのですが便宜上)になるし、やはりご期待に添えなかったとなれば死ぬほど悔しく、同じ気持ちを味わわないようにするために反省もし、で、その積み重なりの結果今みたいな形になっていると。。。
前述の、とりあえずいったん高校および、大学受験で勝負できる態勢にはなった子たちも、結局最後の最後(この場合は高校・大学受験両方を指します)で残念な結果になると私としては悲しいので、なんとか結果でお応えできるよう、とりあえず“フグ”までは休まず頑張ります。
#今後も月曜は爆睡デイだす
引き続き
Vlogの方もよろしくお願い致します。
ではまた。
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現中1の方はこちらをご覧下さい。
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春から開講の現中2講座
現在3名の生徒さんに
ご利用頂いております。
豊中7中 女子1名
豊中13中 女子1名
瑞光中 女子1名
の生徒さんです。
高校受験を通じて、大学受験生として必要な資質を磨き上げる講座です。
私、重本孝が責任を持って担当させて頂きます。
好きなだけできる体験授業ご希望の方は以下のHPの「お問い合わせ」よりご連絡頂きたく思います。
ご検討のほどよろしくお願い致します。
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【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
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