みなさんこんちくは、LOVE & PEACE FOREVERです。

 

 

昨日の内容で補足しておかなきゃ・・・と思ったことがあったので補足致します。

 

大手塾時代の“悶々としていたこと”について書いたのですが、当時は私自身も各種特訓などで日頃見たことのない生徒さんをローカル的に担当させて頂くことがあり、当然中にはまだまだ社内で下っ端中の下っ端であった私に「重本に担当させたくない」向きも先輩方の中にお有りだったであろうと思います。

 

その視点が昨日の記事には欠けており、その点は遅まきながら補足させて頂きます。

 

 

高1は今から春までの間に瞬発力だけの子から落ちていきます。

 

 

なにやらおどろおどろしいタイトルです。

でも経験上言えることです。

 

私はかねてより、つまり生徒さんが中3くらいの頃から、とりあえず高校受かるところ入って、問題はその1年後に最低でも学年上位3分の1(公立ならできれば100番以内)にはつけておくことが大事だよ〜ん!みたいな話をしまくっています。

 

究永舎遠くて通えないよ〜、という方(お引越しして来て下さい)も、それについては中3の頃から「すっちーさんと吉田裕さんが舞台に出て来たあとの展開くらい常識やから。」という感じで脅すでも仰々しくでもなくホントにさらっとカレーふりかけをご飯にふりかけながらくらいのタイミングでお子さんに唱えるのがいいと思います。

 

ちなみになんで20番でも50番でもなく、上位半分でもなく、100番以内やねん?なのですが、これには一応自分なりの経験からくる理由はあります。

 

まず、毎年毎年各公立高校生の3年間を眺めていて、学年50番以内くらいに入る子というのは放っておいてもその学校でスペック的、努力姿勢的に上位にくる子です。

 

つまり真面目にちゃんとやりたい子、言い換えればダラダラする習慣があんまりない子ですね。1つ1つの行動と行動間にあまりバッファ(無駄な間合い)がないタイプの子です。

 

で、今度は逆に半分から半分未満がよろしくない理由なんですけれども、これは単純に、灘(過去に文系クラスドベから1年後に文1受かったツワモノあり...)などの段チでレベチな学校をのぞいては、やはり上半分にはいないと、生徒さんや保護者様が入学当初にボンヤリと思われている「できれば・・・」の大学には全く及ばない展開になる確率が高くなるからですね。

 

ただ、、、いつぞやも書いたかもしれませんが、この辺の公立で言えば、やはり北野や茨木なんかは「高1高2結構ガチ目に勉強やってませんの人」でも、1年あれば阪大や神大に届く人がいるのは事実ではあります。(ただ、受からないところを受けると結局落ちちゃいます。)

 

 

あとは単純に、その学校に入れた能力がある子であればどんな子でも100番以内ならスペック的にも目指せるし(数学を他の科目でカバーできるし)、15、6歳の子どもの心理的にもそこまで荷が重くないラインじゃないかって思ってます。(だからこそ逆に高1高2になって下の方が定位置になってから“初めて言う”のでは遅いのです。。。)

 

 

そんな「目指せ最低100番以内」と同時に、これも私が生徒さんが中学生の頃〜高1の上半期にかけて唱え続けることがあります。

 

それは

 

「後半から瞬発力(才能)だけの子から消えてくから。」

 

です。

 

 

中学時代、たいして自習なんかしなくても進学校入れるタイプの子です。

 

 

高校に入ると各教科非日常な単語や用語や公式や背景知識やらが二郎系ラーメン並みにてんこ盛りなので、パッと覚えられたとしてもその後、中学時代なんかのものとでは比べ物にならないくらい記憶に残りにくいんですね。

 

#切実

 

 

ところが瞬発力系の子っていうのはパッと覚えられる分、それに気付きにくいし、何よりも心のどこかで「いよいよヤバなったらできる」みたいな風味が中学時代の栄光とともに気持ちのどこかにやっぱり人間なんでちょっとあるんです。

 

#その気持ちも大事やけども

 

 

高1のこの時期以降っていうのはちょうどそういうタイプの子たちと、中学時代「こんだけやってるのに・・・」な子たちとが互いに気付かぬまま1人また1人と交差していく時期です。

 

そうして瞬発力系の子が積もらせた“借金”は気づけば“返済不可能”な領域にまで簡単にいきます。(するとそこへ受験産業の広告が・・・)

 

寝過ぎたウサギと歩き続け過ぎた亀の交差ストーリーはもはや大学受験界においては水戸黄門・火曜サスペンス・コナンくんバリのお決まり展開と言えます。

 

「みんな成人式行ったら先生言ってた通りやなって分かるわ」ってよく教室でも言ってます。

 

ちなみにそこからまたさらに25年経ったら定年制についての意見が今度は模試の偏差値関係なくキレーーーーーに真っ二つに別れるんだけどね・・・っていうのは固く口をつぐんでます。爆

 

 

今現在多くの高校がテスト1、2週間前です。

 

高1はこの半年間気長に頑張れるかどうかで“どっちの集団に属すか?”が形作られてきて、さらにそこからの1年で互いの姿は実質見えなくなります。

 

これもよく生徒さんに使う例えですが、マラソンは先頭集団が一番速いんですね。

 

 

勉強法とか参考書とかやる気とかに逃げずに朝から自習室へカモーンです。

 

 

ではまた。

 

 

-----------------------------------

 

現中1の方はこちらをご覧下さい。

 

-----------------------------------

春から開講の中2講座

 

現在2名の生徒さんに

ご利用頂いております。

 

豊中7中 女子1名

豊中13中 女子1名

 

の生徒さんです。

 

高校受験を通じて、大学受験生として必要な資質を磨き上げる講座です。

 

私、重本孝が責任を持って担当させて頂きます。

 

好きなだけできる体験授業ご希望の方は以下のHPの「お問い合わせ」よりご連絡頂きたく思います。

 

ご検討のほどよろしくお願い致します。

 

-----------------------------------

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

ご興味のある方はコチラ。

 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

究永舎 大阪 北摂 豊中市にある高校受験・大学受験で連勝を目指す教室