2021年シーズンもよろしくお願い致します!!

 

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2021年シーズン中2講座について

 

2021年度時間割&学費要項

 

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本日から子どもたちの学校がはじまり、19時までは定年退職気分を味わう今日この頃です。

 

#いつまで塾講師やるんだ?

 

 

ついでに今日から平常授業開始です。

 

中2〜高3でそろそろ塾通おうかな〜・・・、でも大手はな〜・・・って人はよろしければ一度体験授業をのぞいてみて下さい。

 

このブログの10倍は高濃度で暑苦しく、ナウなヤングにバカウケするのは当たり前だのクラッ歌な受験漫談を聞かされることとなります。

 

#しげみょん

 

 

さて、今日はそんな受験漫談ネタの回です。

 

現在高校生諸氏には“例の”受験資料ゲットしたらただちに重本にパスしてちょうだいとお願いしておるところなのですが、詳しい資料に先立って北野高校と豊中高校が令和3年の受験結果を分母分子不明のパーセンテージ・・・ではなく、ちゃんと実数で公開して下さってますので早速チェックしてみました。

 

高校業界の慣例で、例年、現役生と浪人生の合算の数字が提示されますが、個人的には浪人生の数字を提示するのは馬渕が東進の授業受けて合格した子の実績を馬渕の実績的に表現してるくらい意味が分からなくて、現役生だけでいいのでは・・・と毎年思っています。

 

#誤解を招く表記とは

 

 

ですのでこのブログでは毎回そうなってるのですが、今回も現役生のみに焦点をあてていきます。

 

なお、HPでは各大学それぞれの受験者は塾業界と同様示されておりませんので、そちらはまた学校で配布される資料待ちとなります。(北野高校はその手の資料は配布されません)

 

まず北野高校ですが、こちらは進学者数が現浪ごっちゃなので、現役の合格者に視点をあてます。

 

HPによりますと、国立に現役合格した生徒さんが154人、公立大に合格した生徒さんが31人とのことで、この学年は320人学年でしたから、合計で57.8%の生徒さんが現役で国公立大合格をゲットされたこととなります。

 

ちなみにネットでは京都大学附属北野高校附属馬渕教室と言われるくらい北野高校といえば京都大学のイメージが強いのですが、今年の現役合格は60名で、その合格率は60/320=18.8%となっております。ここに東大現役合格者数6名も合わせますと20.6%、そこへ各地方国公立大医学部に進学された方もおられると予想されますので、それを踏まえますと、2018年に北野高校合格をつかまれた方の約5人に1人強は3年後に東大京大水準以上に達されたということになります。

 

またさらにそこへ阪大(34名)・神大(20名)の現役合格者も合わせますと東京阪神合計で120名となり、2018年に合格をつかまれた方のうち、37.5%の方が3年後に2021年に東京阪神に合格されたということになります。

 

続きまして豊中高校を見てみたいと思います。

 

豊中高校はHPの段階で現役進学者数を公表されてますので、進学者数を見ていきます。

 

豊中高校は現役の国立大学進学者が80名、公立大学の進学者が41名となっており、2018年に豊高合格をつかみとった360名のうち、121/360 = 33.6%の方がその3年後の2021年に国公立大学現役進学を果たされたこととなります。

 

今年の豊高の京阪神現役進学については京大4名、阪大22名、神大26名となっており、合計52/360 = 14.4%の方が高校入試合格の3年後に京阪神大現役進学を手にしておられます。

 

そしてさらにそこへ京都工芸繊維(4)・奈良女子(5)・大阪市立(16)・府立(7)・京都府立(3)など5教科がっつり系(一部の学科のぞく)の共通テスト75%前後帯の、北摂界隈の方がお家から通える国公立大学現役進学者も合わせますと、合計87/360 = 24.2%の方が高校入試合格から3年後にはお家から国公立大学に通うことになった(もちろん学校近くに住む方もおられるでしょうが)ということになります。

 

ちなみに関関同立への現役進学者数は同志社(20)・立命館(29)・関西(21)・関西学院(28)となっており、合計98/360 = 27.2%の方が高校入試の3年後に関関同立に進学されています。

 

豊中についてまとめますと、上記の国公立大+関関同立の合計が185/360 = 51.4%で、そこへ、5教科フルでがっつりしなくてもいいが共通テストで75%は欲しいよ系の国公立を含めて考えても、高校入試の3年後にお家から関関同立水準以上の大学に通える人は約半分くらいと見ておくのがよいかと思います。

 

またこれは塾講師としての立場上付け足しておきたいのですが、豊高の関関同立についてはその多くが国公立大に落ちて、浪人はしたくないということで行く人が圧倒的に多いので最初から関関同立専願で受験に挑んでそれが叶う人というのはここで挙げた数字よりももっと少数派となることにはご留意頂きたいです。

 

 

参考書に書いてること(自分で参考書読めばお金もかからず家で1、2分で手に入る情報)を何万もはたいて居眠り半分に聞きかじって家に帰るだけの塾通いをする前に、まずはこういったそもそも一般的な水準とは何か?といったことをキチンと把握するということが私は非常に重要だと思っております。(ま〜〜〜〜・・・ムズいんだ、これが・・・)

 

ガチな余談ですが、最近、高校受験の他塾の先生から中学時代に「豊高だったら仮に国公立無理でも最悪関関同立には9割方の子はイケる!」って言われたという生徒さんと話したのですが、まあ、豊高生の能力的にはそうなんでその先生の言ってること間違いか?って言われたらそうじゃないんですが、、、、まあ・・・ね。

 

#その先生が「豊中の塾講師のブログ」読んでないのは確か

#この記事またどこかの掲示板に貼り付けられそうw

 

 

ただ、仮にこの記事をお家の方がお子さんに「ほら!!アンタこのモヒカン講師の記事見てみ!大学受験のことちゃんと分かっとかなアカンねんで!!!!」と仰っても、普通の高校生は鼻ホジホジで、インスタで他の学校の“あの子”のストーリーをチェックし、それを終える頃にはモヒカン記事はgo somewhereです。

 

#モヒカン記事とは

 

中学生と違って、高校生の場合、どんなナウでヤングでトレンディーな進学校の生徒さんが来られても、その数年後(数ヶ月後)に希望の進路を叶えてもらうことは多くの場合結構ハードゲイであることが分かっているので(ふぉーーーーーーう)、全員に受かってもらわねば困る受験結果非ゴマカシ系の個人塾としては「わーい!売り上げ増えたぞーー!」と手放しでは全然喜べないんですね。ふぉーーーーーーーーーう。

 

甲子園目指すのも大変なんですけど、難関大突破も大変なんで、生まれ変わったら野に咲くマリーゴールドにでもなりたいと思う今日この頃です。

 

 

#塾探し中のみんなは重本の受験漫談聞きに来てね

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

ご興味のある方はコチラ。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある高校受験・大学受験で連勝を目指す教室