2021年シーズンもよろしくお願い致します!!
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※25日で高3生の最後の1人の進路が決まるまでHPの合格校確定版が掲載できないので、恐れ入りますが究永舎の2021年度の大学および高校受験結果が気になる方は1つずつ前の記事をバックしつつ(物理的に後ろ歩きをするという意味ではございません)ご覧頂けると有難き幸せでございます。
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1人またお1人と受験を終えられた高校受験生が顔を出してくれている今日この頃です。
#頂き物を根こそぎ食べていってるのでまたさらに太った
多くの方がそのまま春期および4月からもご利用頂くわけですが、やはり受験という土俵においては結局は大学受験なのであり、誤解を恐れずに言えばあくまで中学・高校受験というのはその前哨戦に過ぎません。
日々現場で高校受験・大学受験と向き合っている立場から言わせて頂きますと、やはり各受験の一番の違いは・・・
才能と努力の比率が変わる
ということに尽きます。
神DVDである紳竜の研究の最初で
才能5段階 ✖︎ 努力5段階なんだと話しておられます。(もっとも、一番大事なのはその後のミスタータイガース掛布さんとの掛け合いのくだりなのですが)
私の感覚値ではあるのですが、このお話を中学(大手塾退社以来担当してませんが)・高校・大学の各受験に応用してあてはめると、
中学受験
才能5段階 ✖︎ 努力3段階
高校受験
才能5段階 ✖︎ 努力5段階
大学受験
才能15段階 ✖︎ 努力30段階
才能にはもちろん生まれ落ちた環境も含まれると見て差し支えないと思います。
あとはこれに当日の運の要素(特にどの科目が簡単になったり難しくなったりするか)が1.00〜1.20段階くらい絡むイメージです。
つまり、例えば今春の高校受験で北野、翠嵐、日比谷といったような学校に受かる受験生も今の段階のパッと見では、努力5✖︎才能5に見えても、実際その中には大学受験的観点で眺めた際には才能13✖︎努力25=325の子から、才能15✖︎努力30=450の子までいるわけで、ましてや実際は高校受験レベルでは才能5✖︎努力3=15で難関校に入れる子もいれば、逆に才能3✖︎努力5=15で難関校に入る子もいると。
しかしこれがいざ大学受験レベルで見たときに
才能5✖︎努力3=15
→才能13✖︎努力13=169
才能3✖︎努力5=15
→才能9✖︎努力30=270
というとんでもない差になって顕在化するのは個人塾で大学受験をされている先生であれば張り子の虎になってうなずかれるところであろうと思います。
しかも世の中には努力40みたいな子も、ごく稀にいますしね・・・・(お〜、怖っ)
これは特に究永舎生には言いにくいのですが、日々、自習される生徒さんを見ていて、人によっては「そ・・、そ・・、そこまでしなくても希望の高校には受かるねんけどな・・」というのはよくあるのですが(笑)、やはり受かる受からないとは別の次元で努力する姿勢そのものというのは大事だと思います。
の中で、イチローさんに至っては「やり抜くということがそもそも才能なので」と仰っているのですが、大学受験ではもろにそれがモノを言うイメージです。
#ちなみにイチローさんはドラフトでは4位指名なので当時はイチローさんよりも高評価の選手はもっとたくさんいたということです・・・
現場でやっていると生徒さんが不合格になってしまったときというのは、講師としてはその生徒さんによって2つの反省に分けることができます。
1つはシンプルに、120%の力で頑張ってくれる生徒さんの得点能力を最大化させる、講師としてのスキルが自分にもっとあればこの生徒さんに涙を流させずに済んだのに・・・というもの。
そしてもう1つは、生徒さんを適切な哲学を持った受験生に変えてあげられず、落としてしまったというもの。
もちろん後者の生徒さんには、志望校を落とした方がよくない??と言うこともありますが、そもそも自分の可能性と努力を過大評価するのが不合格哲学の生徒さんなのでその哲学のままでは当然行き着く先はなかなか変えられず重本も役立たずと化します。
たまに「生徒の不合格は自分の責任だと言う講師はキモイ〜」みたいなことを言っている講師の人を見かけますが、個人的にはやっぱり講師の一番の役割、かつ仕事の醍醐味は自分との出会いで生徒さんに良い化学反応を起こしてもらうことだと私は考えているので、生徒さんの才能、努力量関係なく不合格には痛烈に責任を感じます。
ていうか前にも書きましたが、教室をご利用される方にはやっぱり最後に喜んで頂きたいです。
そのためにもまずは適切な哲学を携えてもらうことがはじめの1歩となります。(もちろんはじめからその状態の人もおられますが)
これは業界関係者以外の方でも持っておくとおもしろい視点なのですが、塾、特に大学受験の塾などでは流行りのコンサルやら、勉強計画やら、ありとあらゆるサポート体制をうたうマーケティングに力を入れる塾にかぎって、この季節は合格校の提示にはダンマリ、および成功結果の宣伝フル活用が鬼です。もちろん教室の受験者分母は隠して。
ここは塾業界の難しいところで、ただ単に売り上げを伸ばすことだけを考えれば、困っている人が喜びそうなワードをバンバンに提示して夢を見させればよいのですが、小〜中規模の塾がこれをやると、自然と「どんなサポートをしてくれますか?系」の不合格哲学を携えた生徒(親)たちがガンガンに集まるので、当然受験シーズンには全体としては結果は出ず、合格校、および分母は隠さざるを得ず、春の募集をやり切ってから、結果は後出しジャンケンの提示の展開が待ち受けます。
また余計な話をしちゃいましたが、とりあえず高校生の指導の難しさはいかに努力30の人に近づいてもらえるかというところにあって、そういった意味ではやはり中学時代からのアプローチの重要性を年々増していく形で痛感しておる次第です。
昨夜自習の帰り際に、北野の新3年の女の子と話していたのですが、「先輩9人中(ほぼ京大受験)この春大学生なれた先輩3人で現実をつきつけられました・・」と言っていて、、、、、、
ええ、、、
まあホント受かるのも無事に受かってもらうのも大学受験は大変ですよ・・・、お金もかかりますし・・・。
なにごとも成功例に踊らされたらよくなくて、ビリギャルを目指さないかん状況になった時点で大学受験においては99%は“負け確”です。
もちろん受験産業の大好物は“ビリギャルを目指す人”なのですが・・・(白目
うう...、大学受験のこと書いたらマジで気が重なりますw
ではまた。
【究永舎】
2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。
ご興味のある方はコチラ。
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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある高校受験・大学受験で連勝を目指す教室