たまに筋トレをするのですが、その度に筋肉痛でなく、ガチで体のどこかを痛める「オッサンだもの by みつを」な今日この頃です。

 

 

校内外問わず、「今の中1の学年はもう開講予定ありませんか?」というご質問は春先からちょこちょこ頂いております。

 

確かにHPには来年は中3〜高3の開講と書いてあります。

 

確かに春先はそのつもりでございましたが、ここへ来て来年度の中2講座に関してはどこかのタイミングで開講したいなあ、と考えております。

 

そもそもなんで中学生の講座を閉めていっているのか?って話なんですが、これはシンプルに物理的な問題です。

 

重本は1人しかいません。

 

このブログのヘビーリーダーの方ならご存知のように、

 

社員1人の会社に噂の株式会社EXITから電話がかかってきたときの話をしよう。

 

以来、究永舎はそういうことですから、私も本当は中1くらいからはやりたいのですが、もう人を雇うのは懲り懲りなので運営できる範囲でニーズがある限りぶっ倒れるまでやろうと思っています。

 

#私が死んだ年の受験学年だった人には今から謝っておきます。

 

まず以上がこの教室の大前提となります。

 

 

で、じゃあ、なぜここへ来て先述のように考えが変わってきたのか?という話なのですが、それは遠因としては高校数学サポーターの井上くんの存在が大きいです。

 

井上くんは自身も中2から高3まで究永舎ユーザーで、豊中における神戸大学経営学部受験者10人中最後の生き残りです。爆

 

その井上くんは現在高1〜高3の数学1A2Bを担当してくれているのですが、非常にマッチングしてくれており、安心して任せていられるので、私の中で・・・

 

①私が急いで高校数学を身につけて自身の高校数学の講座を2021年シーズンから開講する

 

②2021年シーズンも高校数学を井上くんに任せて、そのシーズンは中2からの募集を行って学年をつくる

 

の2択で②の選択肢が大きくなっていったという背景があります。

 

 

自分で言うなよなんですが、そもそも高校受験に関して自身が身につけているものを中学生の講座を全部閉めることで全く使用不可にするのは非常にもったいと思っておりますし、何よりもやはり大学受験に関しては高校受験の段階でこれでもかというほど、その潜在意識にもろもろを生徒さんには刷り込んでおいた方が圧倒的にいいんだというのをこの数年で私は身を持って痛感しております。

 

いや、もちろんだいぶ以前から中学生の子には大学受験を見据えた話もしてきておりましたが、やはり2014年高校生講座開講以降、今に至るまで様々な高校の、様々な高校生を(その多くは中学時代から)見てきて失敗や悔しい想いもたくさんし、その上で、今お通いの生徒さんからしたら、HPの合格校に掲載しているような高校や大学に合格した先輩たちの高校3年間を見てきた人間(つまり重本先生)が言うのと、それ以前の私のように「言うて大学受験生、今教えてないんだけどね」っていう人間が同じ話を語るのとでは、やはり伝わり方が全然違うんだというのを私は他人を見てではなく、自分で体験してきました。

 

当然今では中学生の子の授業をしながら、「この子このままいったら大学受験はこういう形になるな。」とか「高校以降はこの時期くらいから受験生になりだして最低でもこのラインまでの大学は行けるな。」とか思いながら授業をしております。

 

やはり塾の先生というのは個人として出してる結果までが説得力の守備範囲なんだなと、これは究永舎開校以降場面場面で本当によくそう思います。私が合格校の提示の仕方(必ず分母ありき、など)にこだわるのにはこういう背景もあります。馬渕教室さんと同じですね。(にっこり)

 

 

 

毎度のことながら話がだいぶ逸れました・・・

 

 

 

で、中2講座です。

 

 

これは私が同業の人と話をするときなどによく言うことですが、とにかく集団指導というのは良い学年を作れるかどうかというのが一番大事です。

 

私は正直、「合格する」とうことを考えた際、授業や教材なんかは基本オーソドックスなもので良いと考えています。

 

その反面、教室全体、そして学年の空気感というものにはめちゃくちゃ気を使います。もちろん集まるメンバーも大事ですが、その集まったメンバーを活かすも殺すも先生次第で、いい学年を受験学年までに完成させれば、乱暴な言い方ですがあとは勝手に時期が来れば全体的に伸びていく感じです。

 

先生への依存度もほぼありません。

 

これはいい個人塾ならどこもそうだと思います。(もちろん生徒さんがどこを目指す教室かにもよりますが)

 

 

でありますが故に、やはり理想は遅くとも受験生になるまでに学年を作って、その集団(生徒さんからすれば非常に勉強し易い集団)をもってして高校受験、大学受験を突破していくのが理想だな〜、とそう思っております。

 

 

以上を踏まえ、日に日に、少なくとも来年度の(再来年はまだ不明)中2講座開講への気持ちは大きくなってきております。

 

あとは悩ましいのは以下のポイントとなります。

 

・開講時期

→シーズンの頭(3月・春期は体験)からか、2学期からのいずれかかな〜と・・・

 

・レベル設定

→これは高校受験はもちろんのこと、むしろ大学受験を前提とした学年および教室運営ですので、ノー・オブラートではっきり言ってしまうとやはり近年の評価水準が甘くなった通知表で言えば中1終わりの段階で合計36前後にはつけてないと中2からお預かりする(大学目指す)のは怖いかな・・・と思っています。(少なくとも週1回10〜20個の暗記がキッチリできないと周りの空気感に本人がキツくなる事例をこれまで多く見てきましたので・・)

 

#中2からはじめて、そこから宿題をキチンとやってもらうようにする工程をシンドがっているという「お前、塾講師辞めろ!」的な部分があるのも正直に告白しておきます

 

#宿題はちゃんとやらないと学費がもったいない

 

 

確かに過去には中1終わりで20台や30前後のところから豊中まで届いた生徒さんもおられましたが、そういったビリギャル的事例を「逆転合格〜」とか言って、最初から前提として目指すというのは世間的なウケがいい(儲かる)のは分かるのですが、そういう姿勢の教室のHPの合格実績をクリックする度にそこの講師の生き様、潔さみたいなものにはガッカリさせられるので、つまりはそういうのが現実なんだと思います。

 

何回言うねんなんですが大学受験ってホントに甘くなくて、能天気にそこに漬け込むことはようしないし、やはり中学生以降になったら、よほど特殊な環境の子じゃなければ周りの大人は「自分でできるところまでは自分で這い上がってこい」というのが理想だと私は思っています。

 

何より私自身が子どもの頃に好きだった大人っていうのは、肝心なところは自分でやれ!と突っぱねてくるような人が多かったんで、今自分が大人になってその逆の大人をするのは難しいです。

 

優しく寄り添うことを否定はしないまでも、そのことの限界と、何よりそういうポジション取りを行う大人が子どもを突き放したときの関係性の脆さは昨今徐々に世間の知るところとなってきているような気がしています。

 

 

「結局、結論なんねん!?」なまま今この記事は終わりを迎えようとしています。なんの冗談もないままに・・・・

 

 

正確な結論が出ていないのでこれまで書くことをためらっていましたが、とりあえず来年度の中2講座については現状が今考えていることを目一杯表現した形となります。相変わらずコンパクトじゃないのはごめんなさい。

 

毎年冬期明けに次年度の時間割をお伝えするので、正月には正式に決定となる見込みですが、おそらく中2の開講時期に関しては12月以降ブログでも発表すると思います。

 

最後になりましたが、春先にお問い合わせ下さって、私から「来年は中2もないんです。」と伝えられた保護者様がこの記事を読まれたら「はい?」だと思います。

 

大変申し訳ございませんでした。

 

 

 

こんなこと書いていざ開講したら受講者ゼロだったあかつきにはまたこちらにてネタにさせて頂きます。

 

タイトルは

 

焦らして開講した講座の受講生がゼロだった教室の話をしよう。

 

です。

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

【究永舎】

2008年6月に豊中市に重本孝が開校した進学教室です。最初は高校受験の塾としてはじまり、2014年シーズンからは大学受験を対象とした高校生クラスを開講。現在は中2〜高3の講座全てを重本が担当するユル〜い個人塾なのに毎年難関校合格者が生まれる摩訶不思議アドベンチャーな教室です。

 

ご興味のある方はコチラ。

 

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究永舎 大阪 北摂 豊中市にある高校受験・大学受験で連勝を目指す教室