続いては、悲しいお知らせになります。
レスキュー直後1.6キロで極度の痩せ、食欲不振、多飲多尿の症状があったサビ子が、昨夜息を引き取りました。
穏やかな最期でした。
なかなか体調が上向かず、検査をした時には、重度の貧血、腎不全でした。
そして下顎の組織が自壊してしまうほど酷い歯周病でした。
下顎はきれいに治り、痛みからは解放されたのか、一時食欲が戻っていたのですが、この数日はまた食欲不振になりました。
恐らく腎不全から来るものだと思います。
ご飯の好みも日替わりで手を変え品を変え、でした。
投薬も皮下点滴も毎日頑張ってくれていましたが、無理やり飲ませる薬も、痩せた背中に針を刺すのも、もう可哀想になりました。
サビ子が辛いことはもう止めようと思いました。
最初は怖がりでしたが、撫でても怒らなくなり、点滴時は抱っこもさせてくれるようになっていました。
とても賢い子でした。
この1週間ほどはハチミツと一緒に過ごしていました。
崩壊宅にいた時に顔見知りだったかはわかりませんが、ふたりでくっついていました。
レスキュー猫たちはみんな猫が好きで、誰かが側にいると安心するようでした。
サビ子は自分の身体を以て、崩壊が生む悲劇を教えてくれました。
サビ子もレスキュー猫は卒業、うちの子としてずっと私の中にいてもらうことにします。
そしていつか違う毛皮に着替えたら、また私の目の前に現れてほしいです。
サビ子、安らかに。