5月25日の日経新聞によると、

2014年夏のボーナスの平均支給額は

2013年夏に比べて5.92%増!

金額にして81万8340円と6年ぶりに80万円台に戻したそうで

ちょっと明るいニュースでした。


この記事に関連して、

6月11日の日経新聞に

ボーナスの使い方についての調査結果が出ました。

そこでちょっとですが、コメントさせていただいています。


記事は、日経新聞社が読者モニターに対して

夏のボーナスの使い方について聞いたもの。


投資には意欲的に取り組む一方、

買い物やレジャーは控えめ

という傾向が見られました。

将来のために貯蓄を増やしたいという

意識も強いようです。

って、当たり前といえば当たり前ですね(^_^;)


こちらに記事が出ています。

⇒ボーナスで投資、強気の夏 増やす・ためるに重点
これまで3000以上の家計を拝見してきてつくづく感じるのですが――

「お金の使い方が上手な人は貯めるのも上手」

ですよね。

一見すると矛盾するのですが、

自分を満足させるお金の使い方ができると、

無駄なものにお金を使わなくなったり、

「使う」ために計画的にお金を貯めるように

なるためではないかと仮説をたてて、

検証(観察?)しています。


同年代の方と1ケタ違う貯蓄額のAさんは、

買うのは「ちょっと良い物」で、車も高級車に乗っています。

でも、衝動買いはほとんどせず、安物も買いません。

普段の生活や食事は質素ですが、

地方のおいしい物を取り寄せたりして、

メリハリのある豊かな暮らしを送っています。

「ウィンドゥショッピングが嫌い」だそうで(@_@)

買い物をするときには、

「○○を買うから○○へ行く」という行動のみ。

そして、よい物を長く大事に使う。



反対に、最ももったいないのは、

世帯収入が高くても

何に使ったかわからないまま消費してしまって、

お金も残らず満足度も低い。そんなお金の使い方です。

貯められない家計を拝見していると、決して少なくない方です。



「貯める」ことの前に

「使い方」についても考えてみるといいかもしれません。

「使って満足することも大事」だと思います。

そういえば、この言葉、

子ども向け講座でもよく言っていますねワタシ。



またしても掲載報告をためてしまいました。

少し前のものが続きますが――


週刊ダイヤモンド5/3・10合併号

「年収1000万円の不幸」

に大学の学費の試算表を提供いたしました。


この企画、なかなかエグいですね。

扶養控除の廃止や、児童手当や高校無償化対象外、

2017年からの所得税の増税などで

最も大きな影響を受けるのが

年収1000万円層。

特に、共働きで世帯年収1000万円よりも

片働きで1000万円で妻が専業主婦、

という世帯のダメージは大きく。


記事にはなかったですが、

これで配偶者控除がなくなると、

さらなるパンチを受けますね(>_<)


一方では、

住まいはもちろん、

教育や車にふんだんにお金を使い、

生活費も肥大化していることも多い年収1000万円世帯。

老後破綻の可能性も髙い、と記事で書かれています。

生活レベルを見直して「永続家計」を実現することが大事ですね。