娘が不登校になった頃
娘の一挙一動にハラハラした
あれ起きない
朝ごはんだよって声かけない方がいいかな
先生からの伝言いつ伝えよう
塾休んでるけどやめた方がいいのかな
めちゃくちゃ機嫌悪そうだけど
なんかやっちゃったかな
恐る恐る話しかけたら
案の定ドア閉められた
めちゃくちゃ疲れる。
今だから言うけど
私ね
子供を遠方の学校に毎日車で送迎してた頃、
その帰りに渋滞の中仕事に向かう時
前のトラックにおかま掘ったことある
20年くらい毎日のように運転してて
それ以外無事故だから
よほどその頃の私
疲れてたんだろう
頭真っ白になって車から出て、
震えながら呆然としていたら
最初怒って出てきた運転手さんも私の様子見て
びっくりしてしまったみたいで
「こっちは大丈夫だから。
怪我ない？大丈夫？」って
心配してくれて
ありがたくて心細くて不安で泣いた
幸い誰も怪我もなく
相手のトラックも無傷で
警察に処理してもらって
終わりましたが
あの頃の私は極限状態だったと今思う。
気もそぞろ
不登校に気を遣い過ぎて
こっちの心のコップの水が減ってた（笑）
お子さんが不登校や引きこもり気味になったり
そこまでいかなくても反抗期だったりすると
気をつかいすぎて疲れるいうのは
あるあるだよね
でも
子供って
思いやって欲しいけど
顔色は伺われたくないもんらしい
この差は何なのか
顔色伺い時代の私には
わかりませんでした
でもあれから
ややこしい愛すべき我が娘と向き合って
やらかしたり諦めたり
右往左往して
今はハッキリとその違いがわかる
顔色を伺っている時は
良い結果を切望している時だった。
私の行動や対応で
娘の機嫌が悪くならないで欲しい、
落ちないで欲しい、
学校に行く気になって欲しい、
前向きになって欲しい、
そういう思いが強く前に出て
そうならなかったらどうしようと、
不安で娘の顔色を伺っていた
子供のこと心配じゃない親なんていない。
それはそう。
でもこれは
思いやりとは違って
自分が不安だから
子供に学校行って欲しい、
自分が安心するから
子供に前向きになって欲しいとか
そういう
まず自分の気持ち優先に
無意識にしてしまっていて
結果を求めているから、
顔色を伺う
ウジウジした態度に
なってしまうのでした
振り返って思うこと。
あなたの今日の一挙一動で
本当に取り返しのつかなくなることなんて
そうそう無い。
例え親の一言で
子供の気持ちが急に萎えたとして
そこからリカバリーできない時は
まだそういう時期じゃないだけ。
子供を信じて思いやりを持つということは
親の気持ちを安心させるために
子供をコントロールしようとしたり
本心を隠してコソコソすることとは
全然違うことなんだと思う。
あーしたらこうなるかも
こーしたらこうしてるくれるかもなんて
予測したり期待しながら
子供に内心不誠実にいるっていうのは
思いやりとは違う場所にある行為だよね。
そりゃ子供にも家族にも
優しくした方がいいよね
けど優しくする時に
見返りを求めてると
すぐ子供ってそれがわかるのよ
優しく接して
どう受け止めるかは
相手の自由
ただ優しく接したり
気持ちや時期を配慮して行動して
そこでちゃんと終わりにする。
それに対して期待に反する反応があっても
相手を責めたり落ち込んだりしない。
そうなって初めて
それは思いやりだと
受け止めてもらえるのだ思う
誰かが誰かの顔色伺ってる家庭って
めっちゃ居心地悪いよね
子供がリビングに来ないとかって
大体そういう雰囲気があるお家
その場合なんですけど
顔色伺ってる方が
変えていくしかないんじゃないかなって
私個人としては思うんです。
人に気を遣わせる方が悪いって
考える人が多いかもしれない。
けれど
ただ波風立てたくないからって
コソコソされたり
思った反応が無いと逆ギレされたら
普通は余計に不快だと思う。
思いやりは忘れない
でも
顔色は伺わない
相手に対する信頼を持つことから
始めないといけないのかもしれない。
まずは自分から
