昨日はお休みでミミズにかまけていたわけですが(笑)、カミさんと買い物に出かけたりもしてました。
ビオあつみさんに行った時にパンを売るお蕎麦屋さんがいらしてて、色々とお話を聴けて楽しかったです(*^^*)
最近は小麦粉を極力減らす生活をしているので、面白いなぁーっと思って興味津々でした♬
今日は我が家がグルテンフリーを心がけてみて色々と感じたことや気付いたこと、僕ら目線で注意したいことなどを簡単にまとめておきます！
豊橋市・豊川市・田原市から多くの方が来院♪
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笑顔で帰れる腰痛専門整体院えんぎ堂院長の近藤です(*^^*)
パンってすっかり日常的な食べ物としてありますよね。
僕もけっこうパンが好きな人で、昔はご飯よりもパンの方がいいというくらい食べていました。
最近はちょっと小麦粉に気を付けるようになって以前ほどは食べなくなったんですが、それでも美味しいパンは食べたいもの。
小麦粉に含まれるタンパク質のグルテンが腸粘膜を傷つけて「リーキーガット(腸漏れ)」を引き起こすと云われています。
腸にはバリア機能があって、なんでもかんでも吸収して血液内に入って行かないようにバリア機構が備わっています。
グルテンはこのバリア機構を破壊する代表格と云われているんですね。
このリーキーガットという言葉は崎谷先生が10年以上前に『原始人食で病気は治る』で紹介したのが最初とのこと。
今ではすっかり一般的になって市民権を得た言葉となったと云えるでしょう😁
専門的には「小腸の透過性亢進」や「腸管漏出症候群」と云われるようです。
ググると良く出るのは「リーキーガット症候群」なんて記載が多い印象ですね。
さて、このリーキーガット、何が問題かというと一番はエンドトキシン(内毒素)という腸内のグラム陰性菌から放出される毒素でしょうね。
これが血管内に入り全身に回ることであちこちで様々な「病気」と云われる病態をつくる原因となっているんです。
また、未消化なタンパク質などもそのまま吸収されてしまうと身体にとっては異物として認識されてしまいます。
グルテンもタンパク質の一種ですが、エネルギー代謝が落ちている人はお肉などのタンパク質の摂取にも気を付けたいところですね。
健康を考える上では「腸内環境」というのは大きな要因のひとつであることは間違いないと考えています。
が、「腸内フローラ」のように腸内細菌叢のバランスが大事だとは考えていません。
プレバイオティクスやプロバイオティクスといったものも、極力避けた方が望ましいと考えています。
菌活などと云われて流行ってもいますが、これもその人の状態によっては負担ともなり得るので万人に勧められるかと云えばその人の状態によって、と応えます。
この辺のことはこれはまた別の機会に。
とにもかくにも、腸内環境を整える一環としても小麦粉のグルテンは気にしないわけにはいかないもので極力小麦粉を避ける生活をしております。
余談ですが、古代小麦のスペルト小麦は大丈夫、と思いがちですがグルテンの含有量としては現代小麦と大差ないようです。
そうしてみると、おもしろい程に食べる物が制限されます(笑)
こんなにも普段から小麦粉を摂っていたのかと、これはやってみてすごく実感した発見でビックリしました。
僕らは「食べない」という選択を自らしているので、別に少しくらい食べたって問題はありません。
ですが、小麦粉アレルギーの人などはこれは相当な、かなりの相当な問題になるなぁ～というのがすっごく肌身に沁みて感じたのです。
小麦粉アレルギーを持って生れてきた子ども達もやっぱりいるわけで、そういう子たちが食べたくても食べれなかったり、楽しく食事やおやつを食べられない現状がみえましたねぇ
いや、ほんと大変だと思いました。
そんな中で小麦粉を使わない、グルテンフリーのものは本当に助かるしありがたいものになるなとも思います。
昨日ビオあつみさんで出会った蕎麦屋さんが、なんとパンを売っていたんですよ。
それが蕎麦粉を使ったパンで、色々とお話を伺ってとても面白かったのです。
色々と工夫をされたり試作しながら蕎麦粉を使った商品を作っておられるようで、とても素敵な方でした(*^^*)
商品名にも入っているのが「啜るだけじゃものたりない！そば処林屋 そば粉100%パン」です✨
色んな蕎麦粉の魅力や、パンだけでなく色んな食べ方とかも教えてくださったりしてとても楽しい時間でついつい長居をしてしまいました(笑)
蕎麦はグルテンを含まないのでグルテンフリーには持って来いですね(^^♪
ただ、蕎麦はリンの含有量がけっこう高めなので日常的に毎日摂るのはどうかと思いますが、たまにおやつや嗜好品として楽しむのは全然いいなぁって思います♬
そば処林屋さんは隔週の木曜日に、ビオあつみ、あつみ山田店、あつみ宿店、を回っているそうなので、どこかの木曜日にいくと出会えるかもしれません🎶
見かけたら是非そば粉パンとお話を楽しんでください✨
さて、リーキーガットを引き起こす要因はグルテンだけではありません。
グルテンフリーを心がけると小麦粉だけに気を取られがちなんですが、グルテンを避けるからこそ見落としがちなものや、他の要因がけっこう問題となりがちでもあるのです。
今回は２つ、書き留めておきます。
まず一つは「油」です。
糖のエネルギー代謝を邪魔する代表格が酸化する油の『PUFA(プーファ：多価不飽和脂肪酸)』ですが、これがグルテンフリーのものには入りがちなのです。
パンが食べたいけど小麦粉を使わないとなると、必ずといっていいほど上がる選択肢が「米粉」です。
米粉パンもよく見聞きしますよね。
我が家でもおやつに簡単な米粉パンを自分で作ろうとカミさんも色々と調べたりしてくれていて、話しているとどうしても「油」を入れるレシピばかりなんですね。
実際に売っているものをみてもやっぱり入っているものが多いのです。
先のそば処林屋さんのそば粉パンも、買ってきたタイプには油は入っていないものでしたがパウンド型のものはオリーブオイルが使われていました。
この辺りも色々とお話をお聴きして面白かったんですが、この油分を飽和脂肪酸で出来るのかどうなのかなどは今後まだ調べたり試してみないとなぁと思っています。
それで、小麦のグルテンを避けるのにPUFAを摂っていてはあまり意味がないとも言えます。
何故ならリーキーガットはPUFAでも起こるからです。
そして代謝そのものにも影響を与えるので、せっかくグルテンを避けてるのに余計にダメージを与えてしまう結果となりかねないんですね。
もちろん、健康な状態の人が多少食べてもそれは何の問題もなく代謝されていくので構わないのですが、きっちりやりたい(それもそれでストレスとなるので気を付けたいところですがｗ)時には要注意です。
他にもリーキーガットを引き起こす要因はあって、アルコール、加工食品や添加物、医薬品なども気を付けておきたいものです。
加工食品や添加物では特に「乳化剤」には要注意ですよ。
水と油を乳化させるもの、つまり界面活性成分だということなので･･･
加工食品にはよく入っているのでパッケージの裏面など見てみると良いでしょう。
色々書いてますが、何の問題もなく健康な人がちょこっと食べる分には小麦粉もさほど問題ないのだろうとも僕は考えています。
平気な人もいっぱいいますからね。
それとグルテンそのものよりも小麦の精製過程で混入される色んなものの方が問題となっているような気もしているんですが･･･。
腸内環境の状態も糖のエネルギー代謝に依存しているので、ベースのエネルギーをいかに上げていくかが重要です。
その一環として腸への負担を減らすには上記のものたちにも少し気を付けた生活をするといいなと感じた次第です。
今回は我が家がグルテンフリーを心がけてみて気付いたことを個人の主観で書いておりますが、またそのうちエビデンスベースでもまとめたいと思います。
なんでも一つのことにとらわれ過ぎずに、多角的に多面的にみて考えて愉しんでやっていくことを大切にしていきます(*^^*)
本日も最後までお読みいただきありがとうございました😃
それではまたっ！！
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