大寒の昨日は、表具屋さんの行事?として
「糊炊き」(のりだき)というものがあります。
表具に使用する「古糊」を作るためです。
古糊は、掛け軸の裏に和紙などを貼って補強する「裏打ち」の工程で接着剤として使われる特殊な糊。
掛け軸が柔軟に仕上がり、次の修復の時にはがしやすいという利点がある。
糊炊きは古くから、水に含まれる雑菌が少なく、腐りにくいとされる大寒の頃に行われている。
とネット上に載っていました(^^♪
弊社では糊炊きはしていませんが、10年以上前に、
店をやめる表具屋さんから大量の古糊をいただきました。
実際にどのようなやり方で何年くらい保存すれば使用できるようになるのか
正直なところ不安の状態で続けています。
ですので、まだお客様の作品で使用したことはありません。
昨日も落岩専務といろいろ話しながらやりましたが、
試さないことには始まらないなという結論!(^^)!
日々の業務に追われるばかりですが、
将来のためにも、こういうことはしっかりとしていかないといけないですね。