北アルプス 雲の平周回 3日目 | ケガを早く治すテーピング!流山市東深井•江戸川台•おおたかの森「ひがしふかい整骨院」

ケガを早く治すテーピング!流山市東深井•江戸川台•おおたかの森「ひがしふかい整骨院」

千葉県流山市東深井にあるスポーツ傷害、テーピング、交通事故の専門治療院「ひがしふかい整骨院」です。
院長は昨年度日本一の社会人アメフトチーム「富士通フロンティアーズ」のトレーナーとして活動中。スポーツのケガはお任せ下さい!!

8/13(月曜日)


午前3時


強い雨音で目を覚ましました。


Ultra Lounge

雨風が治まらないので仕方がなくテントを撤収。


濡れた荷物はとても重いです。




Ultra Lounge

雨の山行は気が重いです。


本日の写真は全て防水ケースに入れたIPHONEで撮影しました。



Ultra Lounge

祖父岳へのルートは不鮮明で迷い易いです。


コンパスを見ながら慎重に歩を進めます。


Ultra Lounge

祖父岳(2825m) 登頂。


Ultra Lounge

身体が傾く程の強風...。


予定通り水晶岳と鷲羽岳に登るべきか。


はたまた黒部源流ルートで巻いて三俣山荘へ向かうべきか。


岩苔乗越で暫く考え込んでしまいました。



Ultra Lounge
ワリモ北分岐から降りて来た方に話を伺うと


稜線上は強風の為歩行困難とのこと。


単独行なので転倒し動けなくなった際には疲労凍死もあり得ると判断し源流コースで巻く事にしました。



Ultra Lounge

とはいえ巻いてはみたもののこちらのルートもかなりの強風。


修行僧のように無心で歩き続けます。




Ultra Lounge

目の前で滑落する人を初めて見ました。


大した怪我もなく安心しました。


Ultra Lounge 雪渓から吹き上げる風がとても冷たいです。


チョット解りずらいですがトラックが入れるほどのスノーブリッジがあちこちにありました。



Ultra Lounge

黒部川の源流にたどり着きました。


この水が黒部ダムの放水に繋がるわけですね。


Ultra Lounge

甘く美味しゅうございました。


たらふく飲んで水割り用にと水筒に詰めました。



Ultra Lounge

この木道が滑りやすくヘッドスライディングする形で転倒し足を捻挫してしまいました。


誰にも見られなくて良かったです。



Ultra Lounge

三俣山荘到着。


気象情報を確認。



Ultra Lounge やはり鷲羽~水晶へは行かなくて良かったです。


悪天候の為、各山小屋は大変混雑しているようです。



山小屋では布団1枚で2人以上は当たり前みたいです。


皆重いテントを担いで登るわけですね。



この三俣蓮華岳キャンプ場は大変眺めが良いキャンプ場として有名なのですが


展望が全く望めないのでこの先にある黒部五郎キャンプ場へ向かうことにしました。



Ultra Lounge

三俣蓮華岳(2,841m) 登頂。


ここが富山、長野、岐阜の県境です。


山頂をウロウロしてみたのですが


自分がどちらの県にいるのか皆目見当つきませんでした。



三俣山荘からここまで名古屋から来た27歳のナイス・ガイと御一緒しました。


大変心強かったです。





Ultra Lounge


吹き付ける雨にレインウェアも全く意味をなさずズブ濡れになりました。




Ultra Lounge

風をよける物が無いので体温を奪われ身体が思うように動きません。


アンダーウェアは化繊ではなく濡れても暖かいウールを選ぶべきでした。




Ultra Lounge

黒部五郎小舎に到着。







小舎に入るや否やキャンプ場の受付をする筈の私の口から発せられた言葉に思わず耳を疑いました。


Ultra Lounge


「部屋空いてますか?」




そんな訳で初めて山小屋にお世話になりました。


震える手で受付表を記入しラーメンとビールをすかさずオーダー。


もう暖かいんだか冷たいんだかよくわかりません。


Ultra Lounge

部屋では運良く1人1枚のお布団にありつけました。


山小屋は暖かく清潔でまさに天国。


しかしこの後、桜金蔵と北島三郎のイビキに挟まれ


地獄を見ることになります。



Ultra Lounge

夕食は5時。


御飯、味噌汁おかわり自由。


御飯4杯食べました。



Ultra Lounge

食後は黒部の源流でウィスキー水割りです。



明日の天気予報は午前中が大荒れで午後から曇り。


明後日以降も悪天が続くようです。


小舎到着直後に黒部五郎カール手前の稜線上で女性が疲労で動けず遭難したとの無線連絡が入りました。


そのコースを私が明日7時間歩かなければなりません。

様々な事態を想定して地図と睨めっこしていたら眠くなってきたので20時就寝したのですが


キンゾーとサブちゃんのお陰でよく眠れませんでした。




本日のコースタイム:5時間15分