皆様、こんばんは。
料理家&クリエイターの豊田亜紀子です。
前回のレシピ記事に続いて、本日はお弁当レシピが第1弾・第2弾と続きます。
このブログ記事は第2弾です。
お弁当はついついお肉が多くなりがちですが、1週間のうちに日を決めてお魚料理を入れてあげるようにすると良いですよね。
でも、お魚料理はお弁当箱の蓋を開けた時の臭いが気になる・・・
その点、鰆(さわら)はさほど臭いが気にならない魚です。
前日にサッパリとした塩焼きにしておけば朝はお弁当箱に詰めるだけで済みます。
鰆の切り身の両面に塩をふって常温で30分置いてから魚焼きグリルで焼き上げます。
こんな風に簡単ですから、鰆の塩焼きに関しては何の問題もないでしょう。
お魚がメインのお弁当の場合、それに合う副菜が必要になりますよね。
今回はレンチンで作った『きんぴら』とお弁当箱に詰める時に汁気が出ない『だし巻きたまご』を合わせました。
単純なんだけど意外とコツが要るレシピ2点をご紹介致します。
鰆の塩焼き弁当
☆レンチンきんぴら
☆お弁当用だし巻きたまご
レンチンきんぴら
<材料> お弁当用作り置き分
●ごぼう 1本
●にんじん 上部1/3本(または、下部1/2本)
●ごま油 小さじ1
~煮汁~
●だし 100ml
●しょうゆ 大さじ3/4
●砂糖 大さじ1/2
●みりん 大さじ1/2
●酒 大さじ1/2
<下準備>
①ごぼうはピーラーで皮をむき、せん切りにして薄い酢水に漬けてからよく洗ってザルにあげて水気を切っておきます。
②にんじんは皮をむいてせん切りにします。
<作り方>
1.シリコンスチーマーに下準備①②を投入し、ごま油を全体にからめて500Wで2分加熱します。
2.1をいったん取り出して、だし、しょうゆ、砂糖、みりん、酒を加えて全体をよく混ぜ合わせて、再度500Wで4分ほど加熱します。
3.2をそのまま冷まします。(冷めるまでに味が浸み込みます。)
<ポイント>
(※1)健康のためには薄味の味付けを心がけましょう。
(※2)このブログ記事のレシピで使用している出汁(だし)のレシピは下記リンクでご紹介しております。
【作り置き】電子レンジで作る『一番出汁』♡レンチン5分でミネラルたっぷり旨味だし♪
お弁当用だし巻きたまご
<材料> 厚さ2.5㎝×縦3㎝×横12.5㎝
●卵 2個
●砂糖 小さじ1と1/2
●塩 ひとつまみ
●だし 大さじ1
●サラダ油 小さじ1
<下準備>
①ボールに卵を割り入れてよく溶きほぐしてから砂糖と塩を加えてよく混ぜ、だしを加えてさらに混ぜます。
<作り方>
1.フライパンを中火で熱し、サラダ油を引き、下準備①の卵液1/3を流して焼き、固まり始めてきたら端からヘラを使って丸めていきます。
2.1をフライパンの端に寄せて、さらに下準備①の卵液1/3を流して、1と同じ作業をあと2回繰り返します。
3.最後にしっかりとヘラで押さえて火を止めて粗熱を取り、包丁で適当な厚さにカットします。
<ポイント>
(※1)お弁当の中で汁気が出ないように出汁(だし)の分量を少なくするのがコツです。
ちなみに、手前に詰めてあるお総菜は『もやしと豆苗のレンチンナムル』です。
こちらもおいしくて簡単なのでついでにレシピをご紹介しておきますね。
もやしと豆苗のレンチンナムル
<材料 各1袋分>4~5人分程度
●もやし 1袋
●豆苗 1パック
●牡蠣だし醤油 大さじ2と1/2
●ごま油 大さじ1/2
<作り方>
1.もやしをシリコンスチーマーに入れ、500Wで3分加熱します。
2.豆苗は根元を切り落として3等分にカットし、シリコンスチーマーに入れて500Wで3分加熱します。
3.ボールに牡蠣だし醤油とごま油を投入し、1と2を熱いまま加えてよく混ぜ合わせ、そのまま常温まで冷まします。
<ポイント>
(※1)このレシピで使用している牡蠣だし醤油は、ヒガシマル醤油さんの商品です。
今日のお弁当レシピ第2弾は、ほとんどレシピを記載して終わりそうです。
でも、けっこうお役に立つレシピ記事になると思います。
皆さんもぜひ活かしてみて下さいね。