勉強が苦手な中学生専門のプロ教師。

 

「不登校」「親子関係」の改善サポートで家族を整え、

苦手に寄り添う「学習指導」でお子さんを未来へ導く、

 

「ごきげん子育て」の専門家

【とよだ先生】と申します。

 

「誰もが周囲の目を気にせず、自分らしく生きる社会をつくる」

をミッションに、

 

親子ともに充実した人生を送ることのできる、

笑顔あふれるご家庭づくりのお手伝いをしています。

 

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令和6年6月18日(火)

vol.0078【塾の裏側の話(家庭教師編)ー夏期講習のコマ数増に注意して!!】

 

ここ2回にわたって、既存の塾について色々とお話ししました。

本日は家庭教師編です。

 

◆集団指導編はこちら

 

 

 

◆個別指導編はこちら

 

 

 

家庭教師は大手の会社がありますが、

まぁまぁテキトーです。

 

極端に聞こえるかもしれませんが、

 

クレームが来たら対応。

クレームが来なかったらそれでOK。

 

くらいのノリです。

 

例えば、先生を選ぶ時、

「お子さんに合う先生を選びますね」と言いながら、

基本的には近くの先生から順番に声をかけていきます。。

 

そうやって派遣されてくる先生の

研修なんかもほとんどありません。

 

今はコンプライアンスがうるさいので、

 

生徒と直で連絡とるな。

女子生徒に触れるな。

 

みたいなことは厳しく言われますが、

指導方法の研修などは全くありません。

 

まぁ、それっぽい研修をやったところで、

指導は奥が深いので、そう簡単にできるわけではありません。

 

 

また、

 

家庭教師で来る学生さんは、

進路指導に関しても知識がないので、

そこも注意が必要です。

 

彼らは進路指導のプロではありません。

 

受験は地域によってがんばるポイントが全く違います。

その地域のことを詳しく知っているかどうかはわかりませんし、

 

先生が中学受験を経ている人なら、

高校受験の知識は全く持ち合わせていません。

 

そもそも、先生をやっている時点で、

昔からある程度勉強ができてきた人が多いので、

 

自分のレベル以外の進学先や学校の情報には疎いです。

 

 

先生ではない家庭教師会社の担当者は

「営業」でしかないので、

 

数字につながらないフォローはやりたがりません。

 

先の指導ができないということは、

 

今の成績のままではどうなるのか?

どこまでがんばったら、どこまで目指せるのか?

 

なんていう情報も得られません。

 

とある業界大手の営業は、事務所内に

「数字は人格だ」

「数字取れない人間はここにいる資格はない」

 

みたいな標語が書いてあって(ドン引き)、

 

全く勉強ができない子に

週1回90分の契約で仕事をとってくる。

 

みたいな動きを平気でしてきます。

この中で英語と数学をやるなんて絶対に無理です。

 

 

また、

広告宣伝費もすさまじく、

利益が出た分のかなりを次の集客のための広告費へ回しています。

 

最も声を大にして言いたいのは、

 

「先生は一生懸命やってくれている。」

「勉強しないうちの子が悪い。」

 

みたいな流れになってしまうことです。

 

適切な授業がなされているのか?

本当に適切な宿題が出ているのか?

 

は、

 

ブラックボックスでわかりにくいです。

 

プロなんだからきちんとやってくれている。

と思いたいのですが、

 

上記でお伝えした通り、

そうではない場合も少なくありません。

 

毎月の報告書みたいなものも上がってくると思いますが、

表面上のサラッとした報告書を見ても、何もわかりません。

 

勉強が苦手なお子さんに、

「先生に出された宿題以外にも、自分で工夫してやりなさい!!」

というのは、絶対に無理です。

 

それができるお子さんであれば、

すでに上位の成績を取っています。

 

中学校勉強でつまずいている時点で、

 

良くも悪くもコーチングと並行して、

ティーチングが必要なのです。

 

 

昨日、個別指導でお話ししたように、

夏期講習のコマ数増の提案があるかもしれません。

 

授業のコマ数を増やしたところで、

根本が解決していなければ成果は上がりません。

 

しっかりした指導がされているのか?

このまま行ったら明るい未来が見えているのか?

 

というところをもう一度見直してみていただく

いいタイミングなのではないかと思います。