2017年3月19日 BRMあおばスーパー200鶴鶴鶴 | toyo3の自転車(とランとトライアスロンの)ブログ

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還暦なんて何のその、精神年齢自称20代?? ブルベ、ヒルクライムレース、トライアスロン、マラソン、ジテツー、楽しければ何でもOK!

3月19日、今年の初ブルべとして、VCR横浜あおばさん主催のスーパー200km鶴鶴鶴に参加してきました。
町田の鶴川をスタートし、道志みちから厳道峠を越えて秋山に抜け、雛鶴峠を抜けて都留(つる)へ下り、旧甲州街道から鶴峠を越えて奥多摩経由で鶴川に戻る205kmのコースです。スーパーと言うだけあって200kmで獲得標高3500mは覚悟していたのですが、厳道峠の平均斜度16%が2km続く激坂で脚をやられ、旧甲州街道の急坂で脚を攣り、鶴峠の登りでトドメを刺されるという、山岳ブルべ愛好家には堪らないルートでした。コース名の鶴鶴鶴は地名の鶴(つる)だけでなく、実は攣る攣る攣るだったという、オチのついた大会でした。(笑)
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RWGPS実走ログ  (ルートラボ終了のため2020年6月6日RWGPSにリンク修正)

 

スタートは鶴川の沢谷戸公園公園6時スタートです。家からは23km位なので当初自走で行くつもりだったのですが、鶴川駅周辺に1日定額のコインパーキングがたくさんありそうなので、少しでも睡眠時間を稼ぐために車で向かうことに前夜予定変更。結果的にこれが裏目に出ました。車でも信号が多くて意外に時間がかかり、おまけにコインパーキングからスタート地点までの道に迷って5:30からのブリーフィングに遅刻。会場に5:45過ぎに着いたときは既に車検が始まり、皆さんスタートするところでした。

 

 

慌てて受付を済ませます。
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ブリーフィングでの注意事項は紙に書いて貼リ出されていました。ありがたや。
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すぐに身支度を整え、7時ちょっと前にスタート。

 

 

やはり遅れて来た人や、ゆっくり支度をしていたひとなど、数人の集団になってみんなを追いかけます。
スーパー200だけあって、皆さんいいペースです。

 

 

淵野辺から南橋本を抜け、城山方面へ
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新小倉橋を渡ります。
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この後、アップダウンが多くなり、小集団は分裂していきます。

 

 

鳥屋経由で道志みちへ。
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山梨県に入り数キロ走ったところで、厳道峠へ向かう道に入ります。
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toyo3、厳道峠は初めてですが、事前にチェックしたルートラボでは平均斜度16%の激坂が2km続きます。何かの間違いであって欲しいという淡い期待はすぐに崩れ去り、ダンシング登坂が始まります。

 

 

少し進むといい感じのお地蔵さんが並んでおり、迷わず写真休憩。(笑)
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この辺は斜度がまだ緩かったので難なく再スタート。

 

 

さらに少し登ると、通過チェックポイント。
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ここで撮った写真が通過の証拠となります。

 

 

ここから峠まで1.6kmほど。勢いを付けてスタートしますが、一度足を付くと再スタートするのも難しそうなので、必死に登り続けます。シッティングできるところはあまりなく、ダンシングの連続です。
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この写真は、短いシッティング区間で落車覚悟でやっと撮りました。(笑)
道が細い上に小石や砂利、木の枝などもあり、それらを除けながら、かつ、急勾配区間では蛇行しないと登れないのでルート取りも必死です。前を走っていた人が急に止まったときには、右側開けて~と大声をあげてしまいました。^^;
そんな大変な思いをしながら、通過チェックポイントから何とか足付きなしで峠へ。
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しかし、ここで無理をしたことが、後で後悔することになります。

 

 

峠を越えたあとは、急坂を慎重に下って行きます。
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峠までの登りは必死でしたが、なかなかいい雰囲気の山道が続きます。

 

 

道の両側が開けてきたところで、沢沿いに下る道から別れ、再び稜線に登る道に入っていきます。
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ひと登りして金波美トンネルへ
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トンネルを抜けると秋山方面(たぶん)の眺望が開けてきます。
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秋山方面へ下って行きます。
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そしていつもの秋山から雛鶴峠へ抜けるK35へ

 

 

峠の手前ではいつもの王の入りまんじゅうじゅうで休憩。
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この日は味噌餡を頂きましたが、大きいので1つでお腹いっぱいになります。

 

 

雛鶴神社通過。(祭られている雛鶴姫についてはこちら
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雛鶴トンネル通過
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トンネルを抜けるとリニア新幹線の実験線
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都留まで下る途中、大旅川沿いの田園風景。あと何ヶ月かすると田植えが始まり緑になっていきます。
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この後、都留井倉のPC1セブンイレブンで小休止し、後半戦へ。

 

 

R139から大月でR20に入り、鳥沢から旧甲州街道へ。
いきなり急坂が始まり、ダンシングからシッティングに戻って右脚に力を入れた瞬間でした。
右脚の太腿の内側の筋肉に電気が走ったような激痛が走りました。とりあえず、力を入れなければ伸縮はできるので、そのまま左脚中心でペダルを漕ぎ続けます。スピードは出ませんが、何とか走れそうです。ダンシングをすると、使う筋肉が違うのか、シッティングよりも痛くありません。シッティングでも痛めた筋肉に負荷がかからないように、足裏の母子球ではなく外側に力をかけてみたりいろいろ試しながら走ります。

 

 

R20からだいぶ登り、眺望も開けてきます。梅も見頃で癒されます。
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旧甲州街道犬目宿の石碑
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光って見えるのは桂川(相模川上流)?
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談合坂SA(たぶん上り線用)が見えます。
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この後、通過チェックの談合坂SA(下り線用)で休憩。
SAの外側に駐車場があり、外からも来場できるように整備されていました。知らなかった。。。
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手に持っている「田舎の豚まん」は美味しかったですよ。

 

 

SAで休憩した後、再び旧甲州街道へ。

 

 

野田尻宿の案内板と石碑
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この後、旧甲州街道と分かれ棡原方面へ向かいます。
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斜面の集落
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徐々に斜度がきつくなっていきます。

 

 

崖の上にも家
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何度か斜度のきつい坂を登り、小菅村に入ります。
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この後、鶴峠の手前でまた斜度がきつくなります。
右脚はやられ、左脚も疲れてもう力は入りませんが、鶴峠を越えれば、あとはゴールまで下りと思い、無理をしないスピードで少しずつ標高を稼いでいきます。

 

 

鶴峠に何とか到着。
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上野原側から登ったのは初めてでしたが、けっこう斜度がきついんですね~

 

 

これであとはゴールまで下り。奥多摩湖までダウンヒルを楽しみます。
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しか~し、奥多摩湖までの下りで脚を少し休めたものの、奥多摩湖沿いに下りではなく平坦な道がしばらく続き脚の疲れも回復しません。

 

 

というわけで、湖畔の大麦代駐車場で小休止。
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ここから先は再び下り基調。さらに古里のPC2セブンイレブンで再び休み、脚も徐々に回復。
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この後は、吉野街道~滝山街道から地元の秋川~八王子~日野の裏道を抜け、渋滞峠と戦いながら無事鶴川へ帰還。認定時間11:50でフィニッシュしました。\(^o^)/
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自転車:ロード TREK Madone 4.5(2009年), 前50X34T, 後12-27T 10S, ホイールWH-RS81-C35, タイヤ700X23C(Continetal Grandprix 4000sII)

 

 

 

 

ウェア:半袖アンダー、半袖ジャージ、アームカバー、ウィンドブレーカー、レーシングパンツ、パッドなしロングタイツ、薄手長指グローブ

 

 

 

 

走行距離 205.4km
所要時間 11:50 / 走行時間 9:38
速度 Ave 21.4km/h / Max 57.2km/h
ケイデンス Ave 73rpm / Max 108rpm
獲得標高 2917m / 最高標高870m(鶴峠)

 

 

 

 

P.S. このブルべが開催される4日前の15日、日本のブルべ運営を統括しているAudax Japanの稲垣会長がニュージーランドでNZ1200に参加中(正確にはDNF後)トラックにはねられて亡くなられました。私自身、稲垣氏と特に懇意にさせて頂いていたわけではありませんが、写真のお顔には見覚えがあり、きっと何度か同じブルべをご一緒させて頂いていたように思います。SNS等でブルべ関係者の氏への追悼の言葉を読むと、氏が日本でのブルべの普及に大きく貢献されたことも分かり、長年ブルべに参加させて頂いている者として無念でなりません。改めて氏のご冥福をお祈りするとともに、この週のブルべは全て中止という意見もあったとお聞きする中で、最終的に実施と判断され、このように素晴らしいブルべに参加させて頂けた各主催団体関係者の皆様にも感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 

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