<RRR>とハシゴしちゃったw
アカデミー賞が
<エブリーシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス>に
だいぶもっていかれて
コレがわりと地味~な印象になってしまった気がするけど
フツーに名作でしたわよ
でも賞レース的には
ちょっとパンチが足りなかったのかしら
スティーブン・スピルバーグカントクの
幼少時から青年期までの自伝的なストーリー
映画(=活動写真)とのはじめての出会いから
カメラを持って
映像のリアリティを求めて
役者に演技指導して…
将来、世界的な巨匠になっていく
一人の少年の中に【監督】としての
いくつもの芽生えがある瞬間も描きつつ
でも、総じてこれはタイトルの通り
フェイブルマン家の人びとの物語
家族のヒストリー っていう印象が強かった
わりと淡々とした描き方だったせいか
観てる最中はグっとこなかったのに
帰りの車の中で、内容を反芻してたら
じわ~っとこみ上げてきて… ポロっと泣けてきた
じんわりキイテくる作品
たぶん2回、3回と見返したら
どんどんよくなってくヤツだ
カントクって、たしかもう70代
一般的におじいちゃんっていってもいいご年齢
そんな一人の男性が、屋根裏部屋で古いアルバム見つけて
ぱらぱらとめくりながら思い出に浸る・的な…
あらすじはそのくらいシンプルなカンジだけど
それをこれだけの作品に仕上げるのは
やっぱり巨匠の手腕です