我々少数派
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今期も開催!【夏休みで差をつけろ! 第11回・学生向け「教養強化合宿」】

※検索サイト等からいきなりこのブログにアクセスした方へ。ここには「我々団」もしくは「外山恒一」に関する詳しい情報はありません。公式サイトへ移動してください。
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 2014年の夏を第1回として、以来毎年8月と3月にやっている合宿の第11弾である。
 過去10回と同様、参加費無料・食住最低限保障、福岡までの往復交通費のみの負担で、夏休みが明けるやいきなり超優等生、という夢のような合宿だ。
 開催主旨は下記のとおりで現役学生限定(高校生や大学院生なども可)、また内容は過去10回とほぼ同じなので、すでに過去参加した諸君はご遠慮いただきたい。

 8月2日(金)~11日(日)
 9泊10日の全日程参加が原則である。
 2日の夕方(18時)に福岡入りしていただき、交流会。翌3日から毎日“9時5時”で、私が付きっきりで講師役を務める“詰め込み教育”的な座学三昧、11日朝解散、となる。打ち上げ的な交流会を10日夜におこなう。

 そんなわけで、参加希望者はwarewaredan@mail.goo.ne.jpまで、氏名・学校名など記入してメールを。
 あと過去の例でとくに高校生などが参加する場合は、親に「こういう合宿に参加したいんだけど」などと正直に相談すると「ダメ!」となって参加を阻止されたりするので、「ちょっと1人で旅行してみたい」とかテキトーにごまかすなり、仮に鈍行とかで往復するとしてもどうせ2週間かそこらで戻るんだし、いっそのこと「○月○日までには戻ります」とか書き置きして“プチ家出”するとか、各自工夫のこと。
 参考までに、かつて私が書いた「ヒッチハイク・マニュアル」はコチラ。過去には「親が交通費を出してくれなかった」と、家出して、これを参考に実際ヒッチハイクでやってきた高校生もいる。

 座学では、過去10回のほとんどの場合、左翼思想の入門書1冊、左翼運動史の入門書1冊、そしてポストモダン思想の入門書1冊の計3冊をひたすら読み進めた。
 左翼思想を理解しておかなければ左翼運動史は理解できず、左翼運動史を理解しておかなければポストモダン思想のモチベーションが理解できず、ポストモダン思想を理解しておかなければとくに人文系の学生としてはお話にならない。この脈絡を、大ざっぱにでも把握している学生が、現在そんなに多いとは思えない。むしろほぼ皆無に近いはずである。したがって、当然たったの9泊10日では“基礎中の基礎”しか伝授しえないとはいえ、それだけでも現在の学生の平均的水準からは圧倒的に抜きん出ることが可能なのだ。
 もちろん私は“左翼学生”を育成しようというのではない。そもそも私はファシストであり、左翼を敵視している。当然ながら左翼思想・左翼運動史そしてポストモダン思想に関する私のレクチャーは批判的な視点からのものとなる。左翼になってもらうのではなく(なってもらってもかまわないが)、左翼を知ってもらうための合宿である。世の中がどれほど“右傾化”しようとも、インテリ層においては今も昔も左翼が主流である。左翼にならずとも、左翼を知ってはおかなければ、とくに学生はどうにもならない。
 私の究極的な(といっても中期的な)目標は、常々公言しているとおり「(左右混淆の)学生運動の再建」である。合宿参加者の中からその担い手が出てきてくれればもちろん嬉しいが、私もいきなりそんなことまで期待してはいない。たった9泊10日で伝えられることは基本的には表層的な知識のみである。これを踏み台として単に“優秀な学生”になってもらうだけで現段階では充分だ。優秀な学生があちこちに散在しているという「学生運動の再建」の前提条件をととのえていくことが、現在の私の短期的な目標である。

 なお過去の参加者のうち何人かが、“体験記”を公開しており、以下はその例である。

 ・一参加者による20000字メモ
 ・外山恒一さん主催『学生向け「教養強化合宿」』のレポートと個人的感想
 ・外山恒一謁見記
 ・たむろ荘のきっかけ。外山恒一合宿からのシェアハウス同盟篇

 ※注意 当合宿は嫌煙権持込み禁止である。

 多くの学生諸君の合宿参加決意を期待する。

第九回・外山恒一賞 受賞者発表

※検索サイト等からいきなりこのブログにアクセスした方へ。ここには「我々団」もしくは「外山恒一」に関する詳しい情報はありません。公式サイトへ移動してください。
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   外山恒一賞

 主に反体制的な右翼運動、左翼運動、前衛芸術運動などの諸分野から、「いま最も注目すべき活動家(もしくはグループ)」を、外山恒一が独断で選んで一方的に授与する。辞退はできない。

 外山恒一のファシストとしての再臨(2004年5月5日・ファシズムへの獄中転向を経て福岡刑務所を満期出所)を記念して、2011年より毎年5月5日に受賞者の発表をおこなう。

 授賞は、外山恒一が受賞者の活動に「全面的に賛同している」ことを意味するものではなく、あくまで「いま最も注目している」ことを意味するものである。多くの場合、授賞は好意的評価の表明であるが、時にはイヤガラセである場合もありうる。

 外山恒一が創設した革命党「我々団」の公然党員は授与の対象とならない。

 賞状・賞金・賞品はない。「外山恒一と我々団」や「我々少数派」などの外山恒一関連サイトで授賞が発表されるだけで、受賞者への通知もないが、受賞を知った受賞者は「外山賞活動家」であることを周囲に吹聴してまわって存分に自慢することが許される。外山賞受賞は活動家として最高の栄誉であり、いくら自慢しても自慢しすぎるということはない。


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  昨年上梓した大著『全共闘以後』にも書いたように、私は革命的高揚のサイクルの「10年周期説」をこれまで保持してきたのだが、どうも「2020年前後」は不発に終わりそうである。何かあるとすれば一昨年ぐらいからそれらしいことが起こり始めていなければならないのだが、何も起きていない。世界的にはそれなりにいろいろ起きているが、日本では何も起きていない。端的に云って、若者が死んでいるのだと思う。若者の「不甲斐なさ」を嘆くのはいかにも老人っぽいが、じっさい不甲斐ないのだから仕方がない。今の若者に比べれば我々の世代の若い頃はだいぶマシだったと思うが、その我々の若い頃にしたところで、さらに上の世代の若い頃に比べれば話にならんぐらい不甲斐ない。若者はどんどんダメになっており、まあ国が没落するというのはそういうことなんだろう。
 それに振り返ってみれば、これまた『全共闘以後』に書いたとおり、1990年前後から2010年ごろまで果敢に暴れていたその時々の「若者」というのは結局すべて、「89年革命」で感化された我々「70年前後生まれ」の活動家たちであり、例えば00年代末の高揚も、その中では相対的に年少ということになる74、75年生まれの松本哉や雨宮処凛らが30代前半という「まあギリギリ若者」として担ったものにすぎず、80年前後生まれより下の世代はほぼ「何もやってない」のである。
 もちろん(このまま国が滅びなければ、あるいは滅びたとしても)「革命的な若者たち」はいずれ登場するだろう。だがしばらくは(個人としてはともかくそれなりの規模の層・集団としては)登場しないだろう。良い兆候は何もない。私はもはやすっかり厭世的な気持ちになっている。

 


  ノミネート1 批評集団「大失敗」

 昨年9月ごろ誕生したグループのようである。10月1日に京大・熊野寮でスガ秀実氏との(『全共闘以後』刊行記念の)対談トーク・イベントをやった時に、来場していた中心人物であるらしき青年・左藤青氏に喫煙所で声をかけられ、批評誌の創刊を準備中であると聞いた。かなり長いこと話したような気がするが、活動を通じての耳学問の他はほとんど新書レベルの入門書の類のみで東浩紀なんぞは無知蒙昧の輩と断言しうる地位を確立した私に向かって、「ぼくは新書なんか一切読みませんよ」と云い放つ左藤氏のハナモチならんキャラクターに好感を抱いた。
 現時点で真に知的な若者であれば当然そうなるように、「外山恒一とスガ秀実」にかなりのところ立脚した思考を展開しているようで、エゴサをしていると彼らのツイートがたびたび視野に入るようになり、左藤氏のみならず他の同人の面々もそれぞれハイ・レベルなツイートを連発していることが分かった。
 肝心の批評誌『大失敗』創刊号は実際1月に出たようだが、それ以前の、ブログにさまざまな批評を掲載している段階で、同人の1人である赤井浩太氏が『全共闘以後』の書評を書いてくれた。また左藤氏も、「外山恒一と東浩紀」を現代の“2大思想家”的に比較して詳細に論じる、おそらく批評シーンのFラン的な現状においては野蛮きわまりないであろう挑発的な批評(前編後編)を発表している。
 べつに私に注目しているから注目し返してるわけではないが、多くの論客が私の思想なり存在なりをあれこれ論じていなければおかしいのにそうではない状況なのだから、『大失敗』の若者たちが抜きん出て優秀であることはもうそれだけで疑いない。その証拠と云えるかどうか、まず赤井氏が1月に、まあ外山賞ほどの権威はないとはいえ文芸誌『すばる』の批評新人賞を受賞している。
 私もいろいろ教えられることが多く、例えば最近読んだ中では極めつきに面白かったコレなんかも、彼らがどこかで言及していて知った。
 参考までに、彼らの宣言文「哄笑批評宣言」および創刊号の「内容紹介」

 


  ノミネート2 グリーンピースによる原発アタック
 

 昨年7月3日、環境保護団体のグリーンピースがフランスの原発にドローンを激突させたという。
 「仏原発にスーパーマンを模したドローンぶつける、グリーンピース」(AFP・2018年7月4日)
 もちろんそんな程度で原発は壊れないし、グリーンピースも(たぶん)本気で壊すつもりではなかったろう。要するに、「たまたま」悪戯レベルのものだったから大惨事にならなかっただけで、仮に強力な爆発物でも積んでたらどうするつもりだ、そういうことも可能だったんだぞ、という「警告」である。
 私も、まあ世間体があるからちょっと実行に移すのは気が引けるが、「日本の原発はてめえらのオンボロ・ミサイルじゃビクともしねえ。やれるもんならやってみろ」と北朝鮮や中国を徹底的に挑発する運動を盛り上げれば、さすがのアベちゃんもビビって原発を諦めるんじゃないかと前々から提起しているが、現実を変革する(しうる)のは「選挙」とかではなく、そうした「悪意ある頓智」である。



  ノミネート3 園良太氏のRADWINMPS抗議行動


  バンド「RADWINMPS」が昨年6月に発表したシングル「カタルシスト」のカップリング曲「HINOMARU」を左派の一部が問題にした。
 たしかに「ネトウヨ」くさい歌詞ではある。ココとかで読めるが、まあ実際しょーもない歌詞である。私はファシストだし「右翼っぽい歌詞」がイカンとは思わんが、「右翼っぽい歌詞」としても低レベルで、要は聞いたふうな、それっぽいフレーズを連発してるだけの、何も考えてないことがモロバレの歌詞である。私は基本的にはRADWINMPSは好きで(聴いているとスタッフS嬢に「人民か!」とよく叱られる)、とくに初期の「オーダーメイド」とか「おしゃかしゃま」とかにはかなり感動してもいたので、それなりに残念な気持ちにもなったが、「マニフェスト」なんかはすでにつくづくくだらなかったし、そもそもあのブルーハーツの「いかにもミュージシャン」な振る舞い丸出しの醜悪な転向を見せつけられて以来、ミュージシャンなる人種をまったく信用していないので、とくに怒る気にもなれないし、「ミュージシャンなんぞ、その程度の連中」としか思わない。「ミュージシャンは政治に口を出すな(どうせつまらんことしか云えないんだから)」と思っている。
 が、そりゃ「HINOMARU」に怒る人もいるだろう。それはそれでかまわん。
 「若いヘサヨ」の代表的活動家として知られる(『全共闘以後』でも言及している)園良太氏も、まあヘサヨだし、怒ったようだ。園氏の呼びかけで、6月26日に神戸でおこなわれたRADWINMPSのライブ会場前で、数名による抗議行動が展開され、うち1名が逮捕された(翌日釈放)。
 ネット上では案の定、「ざまあwww」的な嘲笑が園氏らに対して向けられた。抗議行動の現場でのRADWINMPSファンたちの反応も、これまた案の定、「アブない人たちは無視、無視!」的なものでしかなかったようだ。
 私はもちろん、園氏の思想や今回の行動をまったく評価しないが、園氏を嘲笑する連中なんぞは二束三文のゴミクズ人民であって、それに比べれば園氏のほうがちょっとはマシである。思想は(ヘサヨだし)間違ってるし抗議行動の手法もまったくナットランが、「とりあえず何かやってみる」のは少しは偉い。どいつもこいつも何もやらずに(「選挙」とか「国会前に集まる」とかは「何か」やってるうちに入らん)他人のやることをあれこれ無責任に論評する奴ばかりの中、権威ある外山賞にノミネートぐらいはする程度には偉いのである。
 事件直後にツイッターにも書いたが、しかし園氏は活動家としてのスキルが低すぎる。今回のような場合は、園氏がやったような、ファンの行列に向かって遠くから拡声器でワーワーやるなんてのは愚の骨頂、何の意味もない。自分たちの主張を、RADWINMPSファンのせめて10人か20人に1人ぐらいには理解してもらえる水準の語彙やレトリックで文章にまとめてビラにして、「とにかく読んでください」とやる以外に、やりようはなかったと思う。そして残念ながら、園氏にはそういうビラを書けるだけのスキルもないんだろうなあとも思う。
 そもそも園氏には、RADWINMPSに対してどの程度の「理解」があったのだろうか? 例えば長渕剛が「HINOMARU」みたいな曲を発表したとして(実際そんなような曲は長渕にはたくさんある)、たぶん園氏はわざわざ抗議行動なんかやらないだろう。おそらく多少は「RADWINMPSだからこそ」で、単にネット上で話題になってたから脊髄反射しただけで、もともとRADWINMPSには何の興味もなかった、なんてことは、いくらなんでもないとは思う。だったらせめて、
 増田聡「『愛国ソング』30年史を振り返る〜長渕剛からRADWIMPSまで」
 増田聡「ゆずと椎名林檎に学ぶべき『愛国ソング』の作法」
 に書かれてある程度のことは前提として認識しておかなければならないし、そうでなければ抗議行動的な「介入」を試みる資格がない。「資格」というのはつまり、RADWINMPSファンのせめて数パーセントが、少しはモノを考えるきっかけになるようなビラが書ける、ということである。


  ノミネート4 京都大学の一連の闘争

 

 京大のタテカン問題や吉田寮問題は一応、気にはしている。
 タテカン問題というのは、それまで京大にはたくさんあった(90年代ぐらいまではマトモな大学なら全国どこでもあった)、道路に面して構外に向けて設置された学生たちの(政治的であったりなかったりする)立て看板を、京大当局が昨年5月から、市の景観条例を口実に問答無用で撤去し始めた問題である。吉田寮問題というのは、築100年以上になる木造の京大学生寮を、むろん「老朽化」を口実に、要は長らく「学生運動の拠点」として名を轟かせている(近年はそこまで云うほどの内実はなかったようだが)同寮の存在が当局としては疎ましくて仕方がないというだけの話で、これまでもたびたび廃寮は目論まれてきたのだが、いよいよ本気で廃寮にしてしまおうと、昨年9月いっぱいで当局側が一方的に「在寮期限」を切ってきて、しかし現在も引き続き一部の寮生たちが抵抗して住み続けている、というものである。
 「タテカン文化」にせよ吉田寮的な「自治寮」文化にせよ、消えてしまえば京大も晴れて東大レベルのFラン大に堕ちてしまうわけで、それらを残すべく果敢に闘っている少数学生たちにはそれなりにシンパシーがないわけではむろんないが、もともと私は(ここらへんはたぶん誤解されていると思うが)「学生運動」に対して強い反感を持ち(そもそも私は「大学」になんぞ通ったことがない)、全共闘の問題意識を正しく受け継ぐ「大学解体」「学校解体」派でもあるので、吉田寮なんかも含めて京大は(もちろん他の大学もすべて)廃止したほうがいいと考えていて、まあ立場的には非常に微妙である。
 もちろん今回の問題はいずれも敗北必至である。
 京大でこういった闘争がそれなりに成立するのは、党派・ノンセクトの別を問わず伝統的な新左翼の勢力が、全国的にも珍しく京都にはいくぶん持続しているからなのだが、だからこそ敗北が必至でもあるのが悩ましいところである。この際まあ党派はどうでもいい。伝統的な新左翼ノンセクトが京大周辺にはまだ一定いるからこそ闘争がどうにか成立し、かつ、伝統的な新左翼ノンセクトがそうした闘争に一定の影響力を持っているからこそ絶対に勝てない、という状況なのである。
 このジレンマに気づいた部分が闘争の主導権を握るようになれば、わずかなりとも「勝つ」可能性は出てくるはずなんだが……まあ要は「ファシズム学生運動」以外に学生運動が今後再生する可能性はないことはもはや分かりきっているし、「アンチファ」みたいな寝ぼけたことを云ってる連中とは縁を切らなきゃ何も始まらないという話なんだけれども(笑)。
 なお、京大ばかり目立っている感はあるが、タテカン問題は早大でも闘争化している

 

 




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   第九回外山恒一賞

   秘密


  理由

 

 「排除アート」と呼ばれるものがある。
 駅構内(要は「屋根のあるところ」)にホームレスがダンボール・ハウスなど建てたりし始めないように「オブジェ」と称して「余計な」スペースを埋めたり、これもまあホームレス対策ではあるが、公園のベンチに寝そべることができないように手すりを設けて仕切ったりする類のことである。
 こんなものは民主的手続きでやめさせることはできないのであって(どうせ多数派に支持された差別政策なのだ)、やるとすれば「実力行使」以外にない。「排除アート」に手を貸した「アーチスト」どもが次々と凄惨なテロに遭うようにでもなれば申し分ないのだが、残念ながら現下の情勢はそこまで革命的ではないから、そのだいぶ手前のところで攻防戦を開始するのがせいぜいである。
 先日(というかこの1年間のある時に)、私も知らないわけではない何人かの若者たちが、某所で、私とは別の席で雑談に興じていた。私もずっと聞き耳を立てていたわけではないので、詳細は不明だが、どうもその中の1人が、その種の「実力行使」に時々及んでいるらしい。公園のベンチの「寝そべり防止」の手すりを、たまに故意にぶっ壊して回っているらしいのだ。
 とっても偉い!
 選挙なんぞで何も変えることはできないが、その若者は、正しい実力行使によって、わずかながらであれ確実に社会を正しい方向に変革しているのだ。しかも直ちに。
 さすがに名前を出して顕彰することは控えるが、今後もますます精進してもらいたい。多くの若者たちにも、ぜひ見習っていただきたい。

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 2014年の夏を第1回として、以来毎年8月と3月にやっている合宿の、なんとついに第10弾である。
 過去9回と同様、参加費無料・食住最低限保障、福岡までの往復交通費のみの負担で、春休みが明けるやいきなり超優等生、という夢のような合宿だ。
 開催主旨は下記のとおりで現役学生限定(高校生や大学院生なども可)、また内容は過去9回とほぼ同じなので、すでに過去参加した諸君はご遠慮いただきたい。

 3月21日(木・祝)~30日(土)
 9泊10日の全日程参加が原則である。
 21日の夕方(18時)に福岡入りしていただき、交流会。翌22日から毎日“9時5時”で、私が付きっきりで講師役を務める“詰め込み教育”的な座学三昧、30日朝解散、となる。打ち上げ的な交流会を29日夜におこなう。

 そんなわけで、参加希望者はwarewaredan@mail.goo.ne.jpまで、氏名・学校名など記入してメールを。
 あと過去の例でとくに高校生などが参加する場合は、親に「こういう合宿に参加したいんだけど」などと正直に相談すると「ダメ!」となって参加を阻止されたりするので、「ちょっと1人で旅行してみたい」とかテキトーにごまかすなり、仮に鈍行とかで往復するとしてもどうせ2週間かそこらで戻るんだし、いっそのこと「○月○日までには戻ります」とか書き置きして“プチ家出”するとか、各自工夫のこと。
 参考までに、かつて私が書いた「ヒッチハイク・マニュアル」はコチラ。過去には「親が交通費を出してくれなかった」と、家出して、これを参考に実際ヒッチハイクでやってきた高校生もいる。

 座学では、過去9回のほとんどの場合、左翼思想の入門書1冊、左翼運動史の入門書1冊、そしてポストモダン思想の入門書1冊の計3冊をひたすら読み進めた。
 左翼思想を理解しておかなければ左翼運動史は理解できず、左翼運動史を理解しておかなければポストモダン思想のモチベーションが理解できず、ポストモダン思想を理解しておかなければとくに人文系の学生としてはお話にならない。この脈絡を、大ざっぱにでも把握している学生が、現在そんなに多いとは思えない。むしろほぼ皆無に近いはずである。したがって、当然たったの9泊10日では“基礎中の基礎”しか伝授しえないとはいえ、それだけでも現在の学生の平均的水準からは圧倒的に抜きん出ることが可能なのだ。
 もちろん私は“左翼学生”を育成しようというのではない。そもそも私はファシストであり、左翼を敵視している。当然ながら左翼思想・左翼運動史そしてポストモダン思想に関する私のレクチャーは批判的な視点からのものとなる。左翼になってもらうのではなく(なってもらってもかまわないが)、左翼を知ってもらうための合宿である。世の中がどれほど“右傾化”しようとも、インテリ層においては今も昔も左翼が主流である。左翼にならずとも、左翼を知ってはおかなければ、とくに学生はどうにもならない。
 私の究極的な(といっても中期的な)目標は、常々公言しているとおり「(左右混淆の)学生運動の再建」である。合宿参加者の中からその担い手が出てきてくれればもちろん嬉しいが、私もいきなりそんなことまで期待してはいない。たった9泊10日で伝えられることは基本的には表層的な知識のみである。これを踏み台として単に“優秀な学生”になってもらうだけで現段階では充分だ。優秀な学生があちこちに散在しているという「学生運動の再建」の前提条件をととのえていくことが、現在の私の短期的な目標である。

 なお過去の参加者のうち何人かが、“体験記”を公開しており、以下はその例である。
 ・外山恒一さん主催『学生向け「教養強化合宿」』のレポートと個人的感想
 ・外山恒一謁見記
 ・たむろ荘のきっかけ。外山恒一合宿からのシェアハウス同盟篇

 ※注意 当合宿は嫌煙権持込み禁止である。

 多くの学生諸君の合宿参加決意を期待する。

『全共闘以後』書評など

 読書メーター(初版)

 

 読書メーター(改訂版)

 

 Amazonレビュー(初版)

 

 Booklog(改訂版)

 

 togetter「外山恒一『全共闘以後』発売前後

 

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 昼間たかし氏

 「オッサンが読んで感動してちゃダメだ。いま人生を燃やしたい人だけが読むべき本

 (日刊サイゾー/2018.9.19)

 

 明瀬祐介氏

 「獄中に持っていくなら、迷わずこの一冊だ

 (ブログ「明瀬祐介のしろうとかんがえ」/2018.9.24)

 

 自作自演インタビュー

 「全共闘以後、50年間の社会運動史が初めてまとめられた

 (日刊SPA!/2018.9.28)

 

 赤井耕平氏

 「【書評】外山恒一『全共闘以後』

 (ブログ「批評集団『大失敗』」/2018.10.6)

 

 西山保長氏

 「外山恒一『全共闘以後』感想

 (Facebook/2018.10.7)

 

 「社会・学生運動の歴史を知る

 (ニュースサイト「ビーカイブ」/2018.10.9)

 

 「広島 蔦屋書店が選ぶ本 VOL.42 『全共闘以降』

 (2018.10.15)

 

 絓秀実・外山恒一・佐藤零郎 鼎談 

 「“八九世代”はいかに闘ってきたか 〜『全共闘以後』(イースト・プレス)をめぐって

 (「週刊読書人ウェブ」/2018.11.16)

 

 小木田順子氏 

 「[書評]『改訂版 全共闘以後』

 (「WEB RONZA」/2019.1.28)

 

 書評

 「今週の本棚・新刊『改訂版 全共闘以後』

 (「毎日新聞」2019.2.3)

新著『全共闘以後』販促ツアー日程

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 9月23日(日) 東京 ただし “販促”関連イベントに非ず

 外山恒一イチオシ・ミュージシャン、水永康貴ライブ

 まったく無名だが、こんな天才を発見することもできない日本のFラン音楽業界をスルーして、そのうちグラミー賞なり習近平勲章なりをいきなり受賞するに違いない水永君のトンデモなさについては、当ブログの過去記事を参照。

 19時開場・19時半開演 1000円+ワンドリンク注文

 パンディット(杉並区高円寺北3-8-12 フデノビル2階)

 予約推奨 http://pundit.jp/events/3781/

 

 9月28日(金) 東京

 外山恒一×菅野完(『日本会議の研究』著者・『全共闘以後』巻末解説担当)トークイベント

 18時半開場・19時開演 参加費1500円

 Readin’ Writin’ BOOK STORE(台東区寿2-4-7)

 事前予約が必要なようです。会場サイトで詳細確認を。

 

 9月29日(土) 静岡

 外山恒一トークライブin静岡

 時間・料金未定 まあたぶん19時か19時半か20時からスタートでしょう。

 スナック「バロン」(静岡市呉服町2-5-22 ソシアルカドデビル4F

 

 9月30日(日) 名古屋

 外山恒一トークライブin名古屋

 17時半開場・18時開演 参加費1000円

 特殊書店「BiblioMania」(名古屋市中区栄4-14-16 ミワビル2F)

 

 10月1日(月) 京都

 外山恒一×すが秀実

 詳細未定 19時スタート たぶん無料 まあ京大付近

 

 

 

 10月2日以降も大阪とかで何かやるかもしれないが、未定。

 

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