我々少数派
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2018年05月05日(土) 19時00分00秒

第八回・外山恒一賞 受賞者発表

テーマ:外山恒一賞

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   外山恒一賞

 主に反体制的な右翼運動、左翼運動、前衛芸術運動などの諸分野から、「いま最も注目すべき活動家(もしくはグループ)」を、外山恒一が独断で選んで一方的に授与する。辞退はできない。

 外山恒一のファシストとしての再臨(2004年5月5日・ファシズムへの獄中転向を経て福岡刑務所を満期出所)を記念して、2011年より毎年5月5日に受賞者の発表をおこなう。

 授賞は、外山恒一が受賞者の活動に「全面的に賛同している」ことを意味するものではなく、あくまで「いま最も注目している」ことを意味するものである。多くの場合、授賞は好意的評価の表明であるが、時にはイヤガラセである場合もありうる。

 外山恒一が創設した革命党「我々団」の公然党員は授与の対象とならない。

 賞状・賞金・賞品はない。「外山恒一と我々団」や「我々少数派」などの外山恒一関連サイトで授賞が発表されるだけで、受賞者への通知もないが、受賞を知った受賞者は「外山賞活動家」であることを周囲に吹聴してまわって存分に自慢することが許される。外山賞受賞は活動家として最高の栄誉であり、いくら自慢しても自慢しすぎるということはない。


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 3年前の授賞発表で絶賛したためか、どうもこの時期が近づくと駆け込み受賞を狙った激しい反警察闘争に決起する人民英雄が登場するようで、つい先日、4月25日には佐賀県で、車で寝ていただけで警察に不当な云いがかり(“職務質問”などと奴らは自称)をつけられそうになった善良な紳士が、正当にもこれを振り切り、信号無視(緊急避難である)を繰り返しながら18キロも疾走した上、ついに行き止まりに追い詰められるも、道を塞いだパトカーに13回も体当たりするという果敢な抵抗を試みた末に逮捕されるという、まさに英雄的な闘争が報じられた。
 【佐賀】職務質問拒み パトカーに体当たり
 パトカーに追い詰められ、クルマで13回の体当たり
 この55歳の人民英雄は、べつに酒を飲んでいたわけでもなく無免許だったわけでもないとのことで、悪の組織・警察への純粋な怒りと、プラス外山賞受賞への熱い下心がその動機であったことは容易に想像できる。取調べに対して「何も話したくない」と応じているのは、後者の下心部分が照れくさいのだろう。
 この1年間の目覚しい反警察闘争としては他に、福井県で昨年9月28日、“ユーチューバー”などと故意にカッコ悪い肩書を自称しているのだろう謙虚な人民英雄が、交番の前で“白い粉が入った袋”をわざと落としていきなり走り出し、人を見れば何か云いがかりをつけようと常に身構えている人民の敵どもが、まんまと覚醒剤の売人だか常用者だかに違いあるめえと短絡し、慌ててゾロゾロと交番から走り出てくるマヌケな様子を隠し撮りして笑い者にしてやろうという、ジャーナリスティックでありながらユーモアあふれる実に心温まる動画作品を製作しようとして、自らの疑り深さを棚に上げる警察に“偽計業務妨害”などと云いがかりをつけられて逮捕されるという事件も起きている。
 白い粉落とし逃走「有名になるため」
 この31歳の人民英雄は、ネット上で「目標はトップユーチューバー」などと超カッコ悪いことを書いていたというが、「目標は外山賞受賞」と正直に書かないところがまた奥ゆかしい。

 それはともかく!
 まずは例によってノミネートされつつ惜しくも授賞を逃された皆さん。

 もちろん、軟弱ヘナチョコ文化人が軟弱ヘナチョコな“積極的棄権”を提唱 したぐらいのことでは、Fラン国家のFラン文化人どもは話題にしても、権威ある外山賞にはノミネートもされない。

 


  ノミネート1 立命館大学淫夢同好会の禁煙スターリニズム粉砕闘争

 おそらくこの1年間の出来事ではなく、2016年11月末の話なのだが、私が知ったのはつい最近のことなので、このような画期的な闘争が存在したことを多少なりとも世に知らしめるためにも、ノミネート扱いで紹介しておく。

 Fラン大つまり日本全国ほとんどすべての大学で禁煙スターリニズムの嵐が吹き荒れる昨今だが、その1つである立命館大で当時、“喫煙者密告アプリ”が導入されようとしたらしい。というか、いったんは導入されたらしい。読んで字のごとく、学内で喫煙者を見つけたら簡単に当局に密告することができるアプリで、かつリアルタイムで学内の今どこで何人が喫煙中であるか表示されるしくみだったようだ。

 淫夢同好会の面々はひたすら密告しまくり、学食などで今まさに数万人が喫煙中であるかのような、まるで立命館大がトリプルAの日本最高学府であるかのような幻を現出してみせた。

 当局は何のアナウンスもなくいつのまにかアプリ導入を撤回したという。

 https://twitter.com/Ritsinm_OIC/status/801961703571275776

 https://twitter.com/Rits_tabaken/status/991224020895842304

 「淫夢同好会」というのがそもそもどういう趣旨のサークルなのかはよく知らない。


  ノミネート2 青林堂の英断

 大手・中堅の出版社が外山恒一の存在を無視し続ける中、規模的には中堅出版社の1つと云ってよかろう青林堂がついに外山の新著『良いテロリストのための教科書』の刊行に踏み切った。たまたまだが、本屋の店頭に並び始めたのが9・11という佳き日であったことも実に縁起がいい。

 内容は、右傾化した若者たちのための左翼思想&左翼運動史の入門書である。評判は上々だ。
 これで青林堂は、一見“革命的”な軟弱ヘナチョコ本を次々と刊行している河出とか筑摩なんぞは足元にも及ばない超一流の偉大な出版社であることを自ら証明した。
 青林堂が普段出しているような本の愛読者たちを非難することに熱心な東京新聞に、栗原裕一郎氏によるこの本の書評がどーんと掲載されたこともまた痛快な出来事だった。
 とはいえ、自分の本を出してくれた出版社を、そのことを理由に表彰するというのも体裁が悪かろうという大人の判断で、泣く泣く授賞は見送る。



  ノミネート3 前田斜め氏「AEOSO(イオソ)」


 「前田斜め」氏は、2014年および2016年に劇団どくんごのツアー公演に参加していた“ちゃあくん”である。もともと鹿児島の人で、北海道の大学を出てすぐ劇団どくんごに参加したが、現在は長野県松本市で活動している。
 その前田氏が、9月1日から21日にかけて毎朝、松本市の路上で展開したパフォーマンスが「イオソ」だ。
 最終日である21日は、松本市に初めて出しゃばってきた巨大ショッピング・モール「イオン」のオープンの日で、前田氏は、それに先立つ3週間、路上でひたすら「イオン」そっくりのロゴを持つ謎の組織「イオソ」のキャンペーン活動を展開した。以下がそのダイジェスト動画である。
 https://www.youtube.com/watch?v=rr5D0kuP5Uw
 たぶん、“批判的”な趣旨なのだろうとは思う。しかし明からさまにそう云っているわけではないところが良い。単なる意味不明な謎のパフォーマンスなのだが、少なくともイオン側が歓迎してくれるとは思えない。おなじみの悪の組織によって前田氏が駅前広場から排除される様子も映っている。



  ノミネート4 山下陽光氏「“裏のおじいちゃん=頭山満”説」


 山下陽光氏は云わずと知れた「素人の乱」創設メンバーで、近年は“ファッションリメイクブランド”「途中でやめる」の人として大活躍中である。「素人の乱」の本拠地である東京・高円寺から2014年に郷里・長崎へと移住し、昨年春からは福岡に住んでいる。
 ノミネートの“裏のおじいちゃん=頭山満”説は、山下氏が昨年5月にツイッターで発表したものだ。
 “裏のおじいちゃん”というのは漫画『サザエさん』の登場人物で、磯野家の“裏”に住んでおり、タラちゃんがよく遊びに行って可愛がられたりしている。
 山下氏は、日本右翼の源流である玄洋社の頭山満の大邸宅が福岡市の副都心・西新にかつてあり(一時は西新岩田屋、最近までプラリバが建っていたところ)、また『サザエさん』の作者・長谷川町子もかつて西新に住んでおり、何よりも“裏のおじいちゃん”と頭山満が“そっくり”であることが気にかかって、この思いつきを検証してみることにしたようだ。
 長谷川町子がかつて住んでいた家の場所を特定し、そこから見てたしかに頭山邸は“裏”と呼ぶにふさわしい位置にあったことを突き止めた。頭山は1944年に89歳で死去し、1920年生まれの長谷川は1933年つまり12、13歳まで西新のその家に住んでいたらしく、年代は合っている。“裏のおじいちゃん”の家にちょくちょく遊びに行って可愛がられているタラちゃん、という図には、つまり幼少時の長谷川の実体験が反映されているのではないか、というのが山下説だ。
 https://twitter.com/ccttaa/status/887121014575947777
 だからどうだというのではないし、仮説が完全に証明されたわけでもないが、超面白い。
 もっとも、すでに押しも押されもせぬ存在である山下氏を今さら表彰してどうする、という大人の判断でやはり授賞は見送る。単にこの超ワクワクする話をさらに広めたかっただけである。

 

 

  ノミネート5 薙野信喜氏の福岡演劇シーン追及

 

 私は現在ではもはや劇団どくんごの手先と化しており、一番好きなマンガは『ガラスの仮面』だったりするが、それぞれ個別に支持してるだけであり、演劇にとくに関心があるわけではない。演劇どころか、コレコレを読めば分かるとおり、私は反サブカルを口先だけで息巻いてる野間易通などとは違って、サブカルもサブカルチャーもメインカルチャーも、さらには反芸術など標榜する芸術の単なる一ジャンルも、徹底的に軽蔑し、いつか革命政権を樹立して根こそぎ弾圧する決意を固めている筋金入りの反芸術主義者なのだ。世間の大多数の人よりは成り行きで芝居を観る機会はいくらか多いが、腹が立たないことなど滅多にない。私が九州で観た芝居はたぶん計何十本かにすぎないが、手放しで賞賛しうるのは第二回外山賞受賞者の亀井純太郎君の芝居ぐらいだった。
 とくに地元福岡でたまに芝居を観るたびにムカついて仕方がないので、福岡の演劇シーンにマトモな奴はおらんのかと以前ざっと検索してみた時に、やはり福岡の演劇シーンのレベルの低さを(私とは違って大量に観た上で)嘆きまくっている薙野信喜氏と「けんちん・F」氏のツイッター・アカウントを見つけた。どちらも基本的スタンスはリベラルで、ラジカル派の私とは個々の芝居の評価は必ずしも合わないことは感じつつ、以来、2人の存在を気に留めている。
 そのしょーもない福岡演劇シーンで昨年末、一大スキャンダルが持ち上がった。例の一連の“MeToo”現象の余波で、もともと福岡の劇団主宰者であり、近年は横浜で行政タイアップ型の演劇イベントを手がけていた演出家の、かなり悪質な所業が暴露されるに至ったのである。

 市原幹也氏のセクハラについて
 私は正直云って一連の“MeToo”現象をかなり斜に構えて眺めているが、それはまた別の機会に書くこともあるだろう。それにこの件の場合は告発された市原自身が事実関係をおおむね認めているようなので、冤罪ということもあるまい。
 上記は薙野氏のブログ記事だが、上記記事から始まって現時点では「市原幹也氏のセクハラについて:和解と支援団体立ち上げ」まで、薙野氏は延々と4ヶ月以上にわたって、この事件に関連して福岡の演劇シーンの“セクハラ(を容認する)体質”を追及し続けている。福岡の演劇人の中には市原の常習的なセクハラの実態を知っていて見逃していた者がかなりいるはずだ、事件が発覚してなお福岡の演劇人の多くがこうした問題について見解を明らかにするでもなく事態が沈静化するのをただ待っているかのようだ、と薙野氏は追及の手を緩めない。
 もちろん私は、こうした薙野氏の姿勢にも完全に賛同するわけではない。仮に福岡の演劇関係者たちが唐突に殊勝な問題意識に目覚めたとして、現在の状況ではそれは“セクハラ防止のガイドライン策定”だの“コンプライアンス”がどうこうというハナモチならん方向にしか収斂していかないだろうことは明らかでもあるからだ。
 それでも、果敢に問題提起をしつこく続けている薙野氏は本当に偉いと感心している。しつこいことは大事である。
 一方で、福岡の演劇シーンの低レベルには改めて呆れる。
 もう1人の「けんちん・F」氏もこの問題で激怒して、薙野氏とはまた別個に福岡の演劇シーン全体の責任を追及していたようなのだが、要するに2人とも単にウザがられているのである。しまいには「けんちん」氏を罵倒するためのツイッター・アカウントまで作られて、福岡の演劇人どもがそれを「いいね!」しまくるような土人集落ぶりが露呈される始末だ。
 市原幹也氏のセクハラについて:けんちん・F氏攻撃専用botのおぞましさ
 さすがに私も(“演劇シーン”がどうなろうが完全に他人事ながら)頭にきて、薙野氏の果敢な闘争をこうして少しでも広く知らしめたいと思った次第である。
 一連の流れは、「市原幹也氏のセクハラについて:告発から4ヶ月が経った」にとりあえずまとめられている。

 

 




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   第八回外山恒一賞

   受賞なし


  理由

 

 もう外山賞発表のたびに数回前から、私はラジカリズム高揚の“10年周期説”に基づいて、そろそろ新たな高揚の萌芽が現れるはずだと繰り返し書いてきた。今年などはもう、高揚の渦中にあるはずの時分である。
 が、どうも何も起きないようだ。
 私はおそらく“10年周期説”を放棄することになるだろう。
 そもそも考えてみれば、“日本の89年革命”の高揚も、90年代後半の“だめ連”ムーブメントも、00年代後半の素人の乱や“生きさせろ”運動も、それらを牽引していたのはすべて60年代後半から70年代前半生まれの、要するに私たちドブネズミ世代だ。さらに若い世代の活動家など、少なくとも層としては登場していないし(私はシールズはまったく評価していない)、個人で見ても我々ドブネズミ世代の主要な面々と張れるレベルの活動家は第一回外山賞受賞者の金友隆幸君ぐらいのものだ。
 私はとくに現時点での若者たちにほぼ絶望している。
 外山賞を授与したくなるほど目覚ましい行動を盛んに繰り返しているのが私しかいないというのは一体どういうことだ?(この1年間だけでも私は、ツイッター凍結解除闘争韓国領事館前ベトナム反戦像設置闘争、80年代運動史の生き証人・鹿島拾市の25年前の20時間インタビューのテープ起こしと、外山賞モノの活動を3つもやっている)

 今回の「受賞なし」はそうした私の絶望の表明であると共に、反省の表明でもある。
 狭義の政治運動でなければ、外山賞を授与するにふさわしい実践は、音楽なり演劇なり現代美術なりのシーンにはおそらくあっただろうとは思うのである。そういった方面を基本的にはハナからバカにしている私は、だからあまり熱心にその動向を追っていなかったりもする。そしてもしかしたら、狭義の政治的な運動のシーンにも、細かく見ていけば素晴らしい実践があったかもしれないと、ほんの少しは思わないでもないのである。「受賞作なし」は私の怠惰の結果である可能性も、たぶんないがまったくないと云い切る自信はない。
 今後はもうちょっと、さまざまの動向を仔細に眺めたい。

 

 

2017年09月29日(金) 15時49分51秒

新著『良いテロリストのための教科書』検閲大会

テーマ:告知

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 9月11日というマッコトうってつけの日に(奥付では9日となっているが、実際に店頭に並び始めたのは11日)新著『良いテロリストのための教科書』が出た。版元は、河出とか筑摩とか足下にも及ばない真に革命的かつ超一流の出版社であることを外山恒一の本を出すという英断に踏み切って今回証明した、青林堂である。
 ツイッターでも読者の感想ツイートをたびたびリツイートしているとおり、評判は上々である。
 で、私は発売以来、この新著の〝検閲〟を広く呼びかけてきた。誤字脱字、文法上の誤りなどを指摘してくれた者には、あの超高額にして超高級な超一流の月刊思想誌『人民の敵』を、なんと無料で1冊、しかもバックナンバーから希望の号を指定する権利つきで贈呈しようという大盤振る舞いである。
 もっとも、これは単なる販促のつもりで、実際には誤字なんかあるわけないとタカをくくっていた。前著『青いムーブメント』(彩流社・08年)の冒頭1ページ目でいきなり、「二〇〇四年」が「二〇〇〇四年」になっていたというトラウマがあって(全体的には誤字脱字の少ない本なのに……)、今回は絶対にそんなことがないよう、ゲラを何度も何度も自分でチェックした私は、相当な自信があったのだ。1200円の『良いテロリストのための教科書』を買って誤字脱字を挙げつらうことで5000円の『人民の敵』をまんまとゲットしようという心得違いを煽るだけ煽り、その実まんまと単に『良いテロリストのための教科書』だけ買わせるハラだったのである。
 ところが……やっぱり見落としはあるもんだねえ。
 以下、これまでに『人民の敵』無料獲得権をゲットした諸君の業績をすべて列挙する。

 その前にまず、〝検閲〟の呼びかけと同時に「これは誤記とかではなくワザとだからな!」と対象から外すとしていた箇所がある。
 P.168の「ややこしすぎること山の如し」という記述である。〝風林火山〟というやつで、本来は「動かざること山の如し」としか云わない。したがって語法の誤りだと思われそうだが、前述のとおりさすがにこれはワザとである。2016年にとっても権威ある外山恒一賞の第6回受賞者となった〝たかゆき〟氏のギャグというか口癖というか、彼が何かにつけては「もったいないこと山の如し」などと連発するのがオカしくて、ツボにはまって私もしょっちゅうマネしてるだけだ。
 さらに、ナルシストなのでついに刷り上がった現物を自分で何度も読み返してウットリしているうちに、誤記というか、年号を1ヶ所間違っていることに気づいてしまった。p.68でローザ・ルクセンブルクの蜂起失敗を「ロシア革命の翌年」としているが、実際には〝翌々年〟の1919年である。『人民の敵』のバックナンバーを私がもらっても仕方がないので、ひとえに自己批判する。

 さて、本題である。
 まずこれはもう分っかりやすい、絵に描いて額に入れて個展を開いてイイ感じに飾ったような典型的な誤字を、発売翌日のトークイベント会場で来場者にいきなり指摘されてしまってたじろいだ。P.178、「マスコミ」が「マミコミ」になっている! ……すいません、素直に『人民の敵』をどうぞ。
 さらにツイッターでマルクスサンカクス氏(@yurimachine)より、p.93にある、世間に広く誤って流通しているインチキ語の使用が指摘された。「至上命題」である。これを〝絶対的指針〟みたいな意味で使うのは〝命題〟という言葉の原義からして大間違いで、そもそも「至上命題」などという言葉は(〝正しい日本語〟としては)ないらしい。〝呉智英だって指摘してるぞ!〟と云われたら呉智英センセイの愛読者としては返す『人民の敵』しかない。
 誤字とか語法の誤りとかではないんだが、やはりツィッターでTAMO2氏(@tamo2_1965)に、事実認識についての明白な誤りを指摘された。p.60で、私はニセ左翼非暴力集団・日本共産党の頭目について、今の志位和夫は前代の不破哲三の直系で不破哲三はさらにその前代の宮本顕治の直系である、と書いてるのだが、TAMO2氏によれば志位は宮本の直系で、不破にはむしろ冷遇されたのだという。改めてちょっと調べてみると、まったくTAMO2氏の指摘のとおりである。例えば「シールズは〝マスコミが作りあげた幻想〟なんかじゃない!」みたいな〝事実誤認〟の指摘ならば「見解の相違ですね」ということにしかならないが、これはかなり恥ずかしい。……『人民の敵』をどうぞ。
 とはいえ「至上命題」も〝宮本顕治〟も気づくには相応の教養が必要な誤りで、不明は恥じるしかないが、教養に欠けていた私が校正段階で気づけなかったのは当然である。見逃したのは200ページあまりのうち「マミコミ」1つだけ、というのは自分で自分をホメてあげてもいいぐらいの勤勉な働きぶりではなかろうか? ……と慢心していたら、p.116で「集結」が「終結」になってますよ、というメールがきた。えーい持ってけ『人民の敵』!

 以上、新著『良いテロリストのための教科書』検閲大会の途中経過報告である。今後も誤字脱字その他に気づいたら、ツイッターなりメールなり直接云うなり、容赦なく指摘して『人民の敵』をまんまと無料ゲットしてほしい。
 ま、もうないと思うけど(ふたたび慢心)。
 

 (「ナルシスト」は「ナルシシスト」の間違いだろうという史的は装丁の犯意内だし、そもそもこの一文は〝検閲大会〟の対象ではありま選)

2017年08月16日(水) 14時29分32秒

8・15在福岡韓国領事館前“ベトナム反戦像”設置闘争を終えて

テーマ:ファシストの見解

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 昨日8月15日の福岡・韓国領事館前“ベトナム反戦像”設置闘争については、大失敗だったとも大成功だったとも思う。
 まず大失敗の面について云うと、要は「九州ファシスト党〈我々団〉」の力量不足である。この闘争はせめて50人、できれば100人以上が結集しないとインパクトがなく、インパクトがなければ韓国で報道されず、韓国で報道されないんだったらやる意味がない。
 私が直前まで、学生向け「教養強化合宿」とか、あるいは刊行が迫っている新著『良いテロリストのための教科書』(青林堂・9月9日発売)の校正とか、今回の闘争と無関係な諸々でほとんど身動きがとれず、「こういうことをやるぞ」とツイッターで告知したのは本番3日前のことだった。私が音頭をとらなきゃいけない、つまり政治結社なのにこういう政治的な活動の指揮を委ねられるメンバーがいないという意味でも我々団の組織的力量はオハナシにならないし、また仮に例えば1ヶ月ぐらい前から呼びかけを始めていたところで、当日集まったメンバーはせいぜい昨日の倍ぐらい、たかだか20名ほどであろうという、結成から10数年を経ての地元福岡における影響力・動員力の面でもやはりオハナシにならない。
 ベトナム反戦をモチーフとした“像”そのものについて、ネット上ではかなり不評だったが、私としてはそれほど悪い出来ではなかったと思っている。ひとつには、そもそも私は“ショボくてバカバカしい”ものを期待していたということもある。それに写真や動画をとおしてではなく、実物をナマで見るとまた印象が違うんじゃないかという気もする。ショボいことはショボいんだが、過激派学生が今にも火炎瓶を投擲しようとしている勢いは感じられる造形なのである(胸が向いているほうではなく、火炎瓶を持った腕と反対側の方角に向けて投擲しようとしている、というのが写真とかからは伝わりにくいと思う)。
 ただ難点は材質である。持ち運びを考慮して軽いグニャグニャの素材で作られており、自立しない。例えば棒で支えて高々と掲げても形が崩れず、それを今回のようにイーゼルに立てかけるのではなく、1メートルぐらいの台座の上に固定して設置することができれば、あれはかなり出来のいい像だと思うし、これほど“不評”でもなかっただろう。
 大成功だと思ったのは、当日フタを開けてみると、我々団メンバーやその日常的なシンパ以外に、まあもちろん普段から交友関係のある面々であるとはいえ、左右からそれぞれ2、3人ずつが駆けつけてくれていたことである。期待はしていたとはいえ、やっぱりこの運動は左右から乗ることが可能なものであることを確認できた。
 で、昨日ひととおりやり終えた時点では、今後もちょくちょく繰り返そうと思っていたのだが、前記のとおり現時点での我々団の組織的力量を考えると、意味ある展開は無理である。
 本来なら、何十人何百人で登場して像を設置し、その後も数名ずつでシフトを組んで24時間態勢で像を守り続け、撤収しない。一時期の“反原発テント”みたいなものだ。じっさい韓国ではそういうふうに慰安婦像が次々と設置されてるんであって、こっちもやれなきゃいけない。とりあえず1週間ぐらい守り続けられれば韓国でも騒がれ始めるだろう。自民党政府は韓国に「慰安婦像を撤去しろ」と要求しているのだから、「そっちが撤去すればこっちも撤去させる」と騒ぎを利用できるんであって、警察も官邸の最高レベルの意向を“忖度”して、強硬な弾圧はしてこないかもしれない(というか、してきたらアホ国家である)。
 こっちは一貫して“自虐史観の輸出”を掲げるべきである。“反韓・嫌韓”では左からは乗ってこられない。例えばこっちもベトナム人少女の像なんかを設置して、韓国側と同レベルになってはいけない。“被害”を強調する像ではなく、自国政府の加害行為に抗議する運動を象徴する像であることが重要なのだ。中国なども含めて(もちろん日本も含めて)東アジア諸国がそれぞれの歴史を自己批判的に検証し始めてやっと、本来なら欧米列強にどう対抗すべきだったかを共に考える緒につくことができる。我々が目指しているのはそういうことであって、単に韓国の“反日”世論に直対応することではない。そのように目標を高く設定することで、左右共闘の運動も可能となるのである。
 が、繰り返すように九州ファシスト党・我々団には現時点でそのような運動を持続的に担う力量がない。
 もう1度だけ、今度は東京でやろうかと思う。8月末から9月前半にかけて私はまた東京に滞在する予定なので、その期間に韓国大使館前でどうだろうか。まだはっきり日程を決めているわけではないが、“欧米列強への抵抗”というモチーフも考え合わせれば、例えば“9・11”でもいい。
 東京なら、もしかしたら何十人かは集まってくれるかもしれない。いきなりその日から24時間態勢で像を守り始めるのは無理かもしれないが、その日とりあえず集まった面々で今後どうするか作戦を練ればいいと思う。私はすぐまた九州に帰るんだし、あとは任せる。
 参加したい人は warewaredan@mail.goo.ne.jp にメールを。
 具体的な日程、声明文をまた書き直すか今回のものを使い回すか、像も新しく作り直すか今回のものを(できれば自立するよう改造して)使い回すか、その他もろもろ、できればなるべく早い段階で東京の面々が主導する形で謀略を練って、当日に臨みたい。
 

2017年08月15日(火) 10時28分30秒

8·15 재 후쿠오카 한국 영사관 앞"베트남 반전상"설치에 관한 한국을 향한 성명

テーマ:ファシストの見解

  여러분들이 한국 내 일본 대사관·영사관 앞에 이른바"종군 위안부상(従軍慰安婦像)"을 설치하고 있는 것을 염두에, 우리는 2017년 8월 15일, 우리가 사는 지역(후쿠오카시)에 있는 한국 영사관 앞 길에 "베트남 반전상"을 설치하는 것을 시도합니다(일본에는 언론 자유가 없으므로 실제로는 설치할 수 없다고 예상하고 있지만).

  이 시도는 여러분들의 "종군 위안부상(従軍 慰安婦像)"에 대항(対抗)하고나 항의(抗議)할려는 의도는(전혀 없진 않지만)희박(稀薄)하고, 진정한 의도는 다른 곳에 있습니다.

  최근 일본에서 융성하고 있는" 반한(反韓), 혐한(嫌韓)"의 단체·운동 상황에 대해서는 꽤 상세하게 알려지고 있다고 생각하지만, 일본 국내의 이른바"자학 사관(自虐 史観)"에 대해서는 어느 정도 여러분들에게 알려지고 있습니까?

  "자학 사관(自虐 史観)"은 일본의 역사학에서 주류를 이루고 있는 '자국의 역사를 비굴한까지 비판적으로 그리는 성향'에 대해서, "반한(反韓)"과 "반중(反中)"을 내세우는 일본의 자칭(自称)"애국자"들이 붙인 꼬리표입니다. 아마 여러분들에게 전해지고 있는 인상과는 달리, 일본에서는 오히려 이"자학 사관(自虐 史観)"파가 압도적으로 주류이었고, 이에 대항하는 형태로 90년대 후반 이후, "반한(反韓)·반중(反中)"을 내세우는 소수파(少数派) 여러 운동들이 표면적으로 눈에 띄게 되어, 눈에 띄기 때문에 소수파(少数派)인데도 대대적으로 보도되기도 하게 되어 있습니다.

  "자학 사관(自虐 史観)"에서는 당연히 근대에서 일본이 한국을 비롯한 인근 국가(近隣 国家)에 대해서 이룬 일련의 침략적인 정책에 대해서도 따끔하게 비판적으로 묘사됩니다만, 사실 일본에서 현재 행해지고 있는 역사 교육에서도 이런"자학 사관(自虐 史観)"적인 것이 주류(主流)이고, 학교 교육에서 사용되고 있는 역사 교과서에 관해서도 마찬가지입니다."반한(反韓)·반중(反中)"을 내세우는 자칭(自称)"애국자" 들이 90년대 후반 이후 "비(非) 자학 사관(自虐 史観)"의 "애국적"인 역사 교과서를 만들어 보급하려고 하고있습니다. 그 일은 여러분들에게도 잘 전해지고있습니다만, 그들의 교과서의 학교 현장 채용율(採用率)은 현재도 몇%정도입니다.

  "자학 사관(自虐 史観)"는 일본 특유한 것이 아니고, 선진국에 공통적으로 보이는 경향입니다. 예를 들면 미국에서도 60년대 말 이후, 그동안 미국이 원주민과 흑인에 얼마나 심한 행동을 거듭했는가를 반성적으로 검증하는 역사관이 주류가 되어 왔고, 그것은 근대사에서 비(非) 유럽 지역을 침략·수탈하고 온 과거를 가진 유럽 선진국에서도 마찬가지입니다. 그리고 이들 선진국의 "자학 사관(自虐 史観)"은 바로 60년대 후반의 "베트남 반전(反戦)"운동을 계기로 등장하고, 확산되며, 이윽고 정착(定着)한 것입니다. 일본에서도 "베트남 반전(反戦)" 예전의 일본인 반전(反戦) 운동은 지배자의 제멋대로인 사정으로 비참한 전쟁에 다시 휘말리는 것은 싫다는 "피해자 시점"에서의 것이 대부분이었지만, 베트남 전쟁에서 "미국의 부정의(不正義)한 전쟁에 협력하는 일본은 베트남에 대해서는 가해자(加害者)가 아니냐"는 문제 의식이 급속도로 확산되며, 반전(反戦) 운동은 "가해자의 자기 비판(自己 批判)"의 측면을 강하게 갖게 되었고, 그 연장선상(延長線上)에 곧 원래 제2차 대전에서 일본은 조선과 중국을 비롯한 인근 국가(近隣 国家)에 대해서는 가해자였지 않은가, 특히 조선에 대해서는 메이지 유신(明治 維新) 이후 계속 가해자로서 존재하지 않았는가, 더 뒤돌아보니 도요토미 히데요시(豊臣秀吉)의 조선 출병(朝鮮出兵)도 고대의 백강 전투(白江戰鬪)도 침략이고, 조선에 대해서뿐 아니라 류큐(琉球)와 아이누(アイヌ)라는 일본 열도 내의 이민족에 대해서도……이러한 본격적(本格的)이고 종합적(総合的)인 "자학 사관(自虐 史観)"가 빠르게 형성되면서 적어도 아카데미즘(academism) 세계에서는 주류가 되어, 당연히 아카데미샨(academician)들이 주도하는 학교 교육에도 전해지게 된 것입니다.

  어쨌든 이제"자학 사관(自虐 史観)"은 선진국 공통의 일종의 "기호"가 되고 있습니다.

  나부끼고 한국에서는 어떨까요? 적어도 일본에 전해지는 범위에서는 여러분에게는 아직"자학 사관(自虐 史観)"의 "소양"이 결여되어 있다고 생각합니다. 여러분은 항상"피해자"이고, 나쁜 것은 일본이다, 중국이다, 러시아다,,라고 하는 자국 중심주의 사관(自国中心主義史観), 즉 "자존 사관(自尊史観)"은 발전 도상(発展途上)의 후진국(後進国)에 어울린 것입니다. 그것으로부터 탈피(脱却)하지 않은 데는 여러분의 나라는 언제까지나 진정한 선진국(先進国)이 될 수 없습니다. 일본 같은 2류 선진국에서도 적어도 문화적으로는 따라잡을 수 없죠.

  이번에, 한국 영사관(韓国領事館) 앞에 "베트남 반전상(反戦像)"의 설치를 시도하는 우리 그룹은 " 반한(反韓)·혐한(嫌韓)"을 내세우는 사람들과도 약간의 친분(親交)은 가지면서, 다양한 부분에서 거리를 두고 활동하는 일파(一派)입니다. 우리는 여러분이 한국 내 일본 대사관(日本大使館)·영사관(領事館) 앞 등에 "종군 위안부 동상(従軍慰安婦像)"을 설치하고 있는 것에 대해서 불쾌감(不快感)을 가지고 있는데(외교적으로 무례한 것이라고 생각합니다), 오히려 여러분이 여전히"피해자 사관(被害者 史観)"를 벗어나지 못한 후진 국민(後進国民)인 현실을 과시되고, 연민(憐憫)의 감정을 참을 수 없습니다. 그리고 동시에, 그 일의 책임은, 조선의 근대화를 저해하고 온(일본의 자칭"애국자"들이 말하는 것처럼 일본의 독특(独特)한 식민지 정책은 오히려 조선 반도의 근대화를 도운 측면이 있는데, 그것은 즉 여러분 자신의 노력에 의한 자주적(自主的), 자립적(自立的)인 근대화의 기회를 빼앗았다는 것입니다)우리 일본인에게도 있는 것은 아닌지,,이렇게 선진 국민(先進国民)이기 때문에 자학적(自虐的)으로 스스로를 몹시 괴롭히고 있습니다.

  우리는 선진국(先進国) 선배(先輩)로서의 책임감부터(혹은 여러분 자신의 노력으로 이루는 '정직한 근대화'를 막은 것에 대한 죄악감(罪悪感)에서)여러분들에게 빨리 선진국민(先進国民) 다운"자학 사관(自虐史観)"의 소양을 가질 수 있도록, 그 일조(一助)로서 "베트남 반전상(反戦像)"을 선물하는 것입니다. 한국은 베트남 전쟁에서 무엇을 했습니까? 한국은 근대에서 항상 "피해자(被害者)" 이었어요? 한국은 베트남에서 "종군 위안부(従軍慰安婦)"에 비슷한 종류의 어리석은 짓을 행하고 있지 않았습니까?

  물론 우리는 과거 일본이 조선과 중국을 비롯한 인근 국가(近隣国家)에 대해서 행한 일련의 침략 행위(侵略行為)를 정당화(正当化)하지는 않습니다. 그러나 다소의 "말하고 싶은것", 혹은"여러분에도 생각하기를 바라는 것"은 있습니다. 원래의 원흉(元凶)은, 우리의 동(東) 아시아를 포함한 비(非)유럽 지역을 잇달아 식민지화(植民地化)한 구미 열강(欧米 列強)에 있을 것입니다. 예를 들면 일본이나 중국이나 조선도 이에 맞서야 했던 것은 자명(自明)하죠. 원래 우리는 한마음으로 구미 열강(欧米 列強)의 침략에 대항해야 할 떼에, 당시의 각각의 국정에서, 대항에 치고 나가려는 타이밍이 비뚤어지고, 원래 중국 문화권의 최후진국(最後進国)이었던 일본이 왠지 선두에 서게 되고, 낯선 것으로 많은 잘못을 저지르고, 여러분에도 필설(筆舌)로 다하기 어려운 아픔을 겪게 만들었습니다. 그 일은 부정(否定)하지 않았구요, 저희는 저희들 모여 잘(자주) 반성합니다. 그러나 여러분은 여러분으로, "그럼 왜 자신들이 솔선(率先)해서 구미 열강(欧米 列強)의 침략에 맞서기를 시작하지 못할까" "일본이 나쁘다로 마쳐서 좋은 것인가", 또 말하면, 만약 만일 여러분이 중국이나 일본에 앞서서 근대화(近代化)에 성공했다면, 여러분이 중국이나 일본에 대해서 '일본이 중국과 조선에 대해서 행한 것과 같은 것', 혹은 '더 지독한 일을 벌인 가능성은 없는지', 요컨대 그럼 '본래 중국·조선·일본은 그때 어떻게 했어야 했을까'……등등에 대해서 깊이 생각하기를 바라는 마음으로, 이번에 "베트남 반전상(反戦像)"이 그 계기의 하나가 되길 바라고 있는 바입니다.

  

2017년 8월 15일 

큐슈 파시스트(fascist) 당〈와레와레 당〉(九州ファシスト党〈我々団〉)

총통: 토야마 코이치 (総統・外山恒一)

2017年08月15日(火) 10時09分03秒

2017.8.15声明

テーマ:ファシストの見解

한국의 여러분들이 한국안의 일본대사관, 영사관등의 앞에 이른바 ‘위안부 소녀상’을 설치한것을 염두해, 우리들은 2017년8월15일, 우리들이 사는 후쿠오카시에 있는 한국 영사관앞의 도로에 ‘베트남 반전 동상’을 설치를 시험해 보려 합니다. (일본에는 언론의 자유가 없으므로, 실제 설치는 힘들겠지만)

물론 이는 한국 여러분들의 '위안부 소녀상' 에게 대항하려는 의도가 (전혀 없지는 않지만) 거의 없고, 진정한 의도는 따로 있습니다.

최근 일본에서 문제가 되고 있는 '반한 / 혐한' 각 단체들의 활동에 관한 상황은 한국에서도 자세히 알려져 있겠지만 일본 국내의 소위 '자학사관' 에 대해서는 어느 정도 알려져 있을까요.

'자학사관' 이란 일본의 역학 주류를 점하는 자국에 대해 비굴하리 만큼 비판적인 서술경향에 대해 '반한국 / 반중국' 을 내세우는 자칭 '애국자' 들이 가져다 붙인 딱지입니다.

여러분들의 인상과 달리 일본에서 '자학사관' 이 압도적인 주류이며, 이에 대항하는 형태로 90년대 중반이후 '반한 / 반중' 을 내세우는 소수파의 각운동 조직이 표면적으로 눈에 띄기에 소수임에도 불구하고 대대적으로 보도되었습니다. 


'자학사관' 은 물론 근대 일본이 한국을 포함한 근린제국에게 행한 일련의 침략 정책에 대해 비판적으로 서술하고 있으며, 현재 일본의 학교에서 가르치는 역사교육도 이러한 '자학사관'에 가까운 내용이 주류이며 이는 역사교과서에서도 마찬가지입니다.


'반한 / 반중' 을 내세우는 자칭 '애국자' 들이 90년대 중반이후 '자학사관' 과 거리를 두는 애국적 역사교과서를 만들어서 퍼트리려고 했던 사실은 한국에서도 잘 알려져 있겠지만, 그들이 만든 교과서가 교육현장에서 채택되는 비율은 지금도 몇퍼센트 수준에 불과합니다. 

애초에 ‘자학사관’은 일본 특유의 것이 아닌, 선진국 공통의 경향으로, 예를 들어 미국에서도 60년대말 이후, 그때까지 아메리카 선주민이나 흑인에게 얼마나 심한 짓을 반복해왔는가를 반성적으로 검증하는 역사관이 주류가 되어있고, 그것은 근대사에 아마도 비유럽지역의 침략, 수탈해온 가진 유럽의 선진국의 경우에도 마찬가지입니다.  그런 선진국의 ‘자학사관’은,  60년대후반의 ‘베트남 반전 운동’을 계기로 등장한 후 확산되어 현재의 모습으로 정착했습니다. 

일본에서는 ‘베트남 반전 운동’ 이전의 반전 운동은 사회 지배층의 잘못된 판단으로 두번다시 전쟁에 휘말리고 싶지 않다는 ‘피해자의 관점’이 대부분이었습니다. 그러나 “베트남 전쟁에서 미국의 정의롭지 못한 전쟁에 협력하는 일본은 가해자가 아닌가” 라는 문제의식이 급속하게 퍼지면서 반전운동내에 ‘가해자의 자기비판’ 이라는 측면이 강조되어, 이후 연장선상에 있는 제2차세계 대전 중 조선과 중국을 포함한 근린국가에 대한 가해자로서의 일본의 위치에 대해 생각하게 되었습니다. 특히 조선에 대해서는 메이지유신 이후 계속 가해자의 입장에 있었던것은 아닐까. 더 거슬러 올라가면 도요토미 히데요시의 조선출병도, 고대 백촌강의 전투도 침략이었으며, 류큐(오키나와), 아이누 등 일본 열도내의 이민족에게도….. 라는 식의 본격적이고 종합적인 ‘자학사관’이 급속히 형성되어 적어도 학계에서는 주류가 되었으며, 물론 학자들이 주도하는 학교 교육에도 침투하게 된 것입니다. 

 어찌됐든 이제 ‘자학사관’은 선진국 공통의 일종의 “기초 교양"이 되었습니다.
 한편 한국은 어떻습니까? 일본에 전해지는 범위내에서 보자면 여러분들은 ”기초 교양”이 결여되어 있는듯이 보입니다. 한국인은 항상 “피해자” 이며, 일본 탓, 중국 탓, 러시아 탓을 하는 자국 중심주의적 사관을 가지고 있습니다. 이러한 ‘자존사관’ 은 발전도상중인 후진국에나 어울리는 것입니다. 그곳에서 빠져나오지 못한다면 한국은 진정한 선진국이 될 수 없습니다. 일본과 같은 이류 선진국 조차 문화적으로 따라잡지 못하게 됩니다. 

 이번에, 한국영사관앞에 [‘베트남 반전 동상’을 설치하려는 우리 그룹은, "반한,혐한"에 속하는 사람들과도 다소 친교를 가지면서도, 여러가지 부분에서 거리를 두며 활동하고 있는 일파입니다. 우리 모두는 한국의 일본대사관, 영사관등에 ‘위안부 소녀상’을 설치하고있는것에 대해서 외교적으로 실례라고 생각하기에 불쾌감을 가지고 있지만 오히려 한국인 여러분이 아직까지도 ‘피해자 사관’ 에 사로잡혀 빠져나오지 못하는 후진국민이라는 현실을 목격하면서 동정의 마음을 감출 수가 없습니다. 

또한 동시에 그에 대한 책임은 조선의 근대화를 방해 한 우리들 일본인들에게도 있습니다. 일본의 자칭"애국자"들이 말하듯, 일본의 독특의 식민지 정책은, 조선반도의 근대화를 도왔던 측면이 있었지만, 그것은 결국 여러분 자신의 노력에 의한 자주적, 자립적인 근대화의 기회를 빼았았기 때문입니다. 이런 생각으로 선진국민인 우리들은 자학적으로 스스로를 탓하고 있습니다. 

 우리들은 선진국 선배로서의 책임감으로부터 (혹은 여러분의 자신의 노력에 의한 올바른 근대화를 방해해온 죄악감으로부터), 여러분들도 하루빨리 선진국민다운 "자학사관"을 가지게 되도록,  ‘베트남 반전 동상’을 선물하고자 합니다. 한국은 베트남전쟁때 무엇을 했습니까? 한국은 근대에 있어서 언제나 “피해자" 였습니까? 한국은 베트남에서 ‘종군위안부’ 와 같은 어리석은 짓을 하지 않았습니까?


 물론 우리들은, 과거 일본이 조선이나 중국 등의 주변 나라들에게 행한 일련의 침략행위를 정당화하는것은 아닙니다. 하지만 우리 나름대로 반론이나 “여러분들도 생각해보기를 바라는” 부분은 있습니다. 

애초에 원흉은, 우리들의 동아시아를 포함한 비유럽 지역을 차례로 식민화 해온 서양열강입니다. 예를들어 일본도 중국도 조선도 그것에 대항하지 않으면 안되는것은 자명합니다. 본래대로라면 우리들은 한데뭉쳐서 서양열강의 침략에 대항해야할것을, 당시 각각의 국가사정으로, 대책을 낼 타이밍이 어긋나비록, 중화문화권의 최후진국이었던 일본이 어째서인지 선두에 서게 되었습니다. 서투룬 탓에 잘못을 저지르고, 모두에게도 말할수 없는 고통을 안겨 주었습니다.  그것을 부정할 생각은 없으며, 우리들 역시 반성합니다. 하지만 한국의 여러분 역시, 그럼 왜 자신들이 솔선하여 서양열강의 침략에 대항하지 않았는가,  
결국은 모든것을 “일본 탓이다” 로 정리해버려도 좋은가, 더 나아가서 가령 한국이 중국이나 일본보다 먼저 근대화에 성공했다면, 일본이 중국이나 조선에 대해서 했던것과 같은것, 혹은 더 심한 행동을 하진 않았을까…..즉 중국, 조선, 일본은 당시에 어떻게 해야 했던것인가 등에 대해서 깊게 생각하는 기회를 위해, 이번 ‘베트남 반전동상’이 그 계기가 되기를 바랍니다.

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