朝飯→肉味噌丼、カップ蕎麦
昼飯→肉味噌おにぎり
夜飯→ハンバーグ、ズッキーニとトマトのイタリアン炒め、キノコスープなど
ドリンク→午後の紅茶 おいしい無糖、金麦糖質オフ500ml、焼酎 午後の紅茶 おいしい無糖割り3杯
仕事→某書籍の編集、某書籍の打ち合わせ
ここ最近、レシピ撮影のために、ママ友宅にお泊まりを余儀なくされていた妻子たち。
その際に起こった、ちょっぴり切な可愛いお話をちょろっと紹介してみよう。
その日、ママ友宅には、近所の小学生くらいのお姉ちゃんたちも遊びに来ていた。
「可愛い可愛い、超可愛い!」
我が家の次女のポン太っぷりが、あまりにも愛嬌たっぷりなのと、コロムチっとした外見がツボにハマったのか、お姉ちゃんたちから大絶賛を受ける次女姫様。
普段は、長女たちの遊びについていけず、ハブられたりすることもあるだけに、この日のチヤホヤモードは相当楽しかったに違いない。
しかし、一転して、あまり面白くないのが長女さん。
いや、確かにお泊まりやら、たくさんのお姉ちゃんたちとの遊びは楽しんでいたようなのだが、たびたび悔しい思いもさせられていたようだ。
普段は次女のことを無視して自分のレベルの遊びを展開している長女だが、この日は小学生のお姉ちゃんたちが中心となるレベルの遊びについていけないという現象が起きていたのだ。
ちなみに、ママ友宅の少女も幼稚園児なのだが、なかなかに大人であり、肝っ玉も座ってるタイプなので、小学生のお姉さんたちとほぼ同等の立場で遊び渡り合っている。
長女は、自分だけうまく遊べないことのフラストレーションと、次女には皆優しく何でもやってもらえるのを目の当たりにしているフラストレーションが重なって、楽しく遊びながらも、何度か大泣きする場面があったらしい。
つまり、とてつもなく複雑な感情が彼女の中には渦巻いていて、自分でもよくわからない感じになってしまっていたのだろう。
そう、それが事件のはじまりだった……。
続く。
って、トゥービーコンテニューするほどのネタかよ!!!!!!
というお決まりのツッコミをカマシておくとして、とりあえず後半に続きます。
はい。
昨日の残りの肉味噌をご飯にぶっかけたものと、物足りなくてカップ蕎麦も。
ほい。
妻がお弁当用に作っていた肉味噌おにぎりだが、彼女が持っていくのを忘れたためわたくしが頂いた。
へい。
妻がうっかり作りすぎてしまったという豪華な夕食。
ハンバーグは和風なのにポン酢がないというオトボケ全開の料理だったが、ズッキーニのも美味いし、キノコスープは抜群に美味だった。
白米を摂取したい欲望に駆られたがしっかり我慢。
明日の朝の白米を楽しみにシメずに終了。
以上。
では、引き続き後半戦を。
その夜は、ママ友宅にお泊まりだったため、皆で布団に入ったはいいが、興奮冷めやらぬ子どもたちはなかなかどうして、はしゃいでいたという。
いつもながらに何が楽しいかは知らぬが、ケタケタケタと笑いまくっている次女。
めんどくせースイッチ入ってんなーと妻が感じていると、いつの間にか笑い声がうめき声に変わっていることに気がついた。
?????
怪訝に思った妻が、次女の方に視線を傾けると……。
な、なんと、長女が次女のお腹に、ボディーブローをカマシているではないか!!!!!!
ドスドスドス。
「あ、あんた、なにしてんの!!!!!!」
妻は、まさかの妹虐待のシーンに出くわし、思わず勢いよく怒鳴りつけてしまった。
すると、長女は突然怒られた驚きと悲しみと怖さで、ポロポロと涙を流しながらこう言った。
「だ、だって、◯◯(次女の名前)が美味しそうだったんだもん!」
え、えぇぇぇーー!!!!?
すみません、まったく意味がわからないっす!
同様のことを感じた妻だったが、もしかしたら次女が何かを食べてしまっていて、それを諌めるために愛の鞭を与えていたのかもしれない、と解釈をして、「ポン太はなんも食べてないよ? なのに、何でぶつの?」と、尋ねてみた。
そう切り返された長女が放った一言が、本日の名言。
ちょっと不思議なので、じっくり読んでみてください。
「そ、そうじゃなくて、アンパンマンもお顔が美味しそうでしょ? ◯◯も、お顔が丸くて美味しそうだったから………」
え、えぇぇぇぇぇ絵ーーーーー!?
もう一回、いいですか?
え、えぇぇぇぇぇ江ーーーー!?
はい。
ここまで来ても、やっぱりさっぱり、意味がわかりません。
正直、わたくしはその台詞を何度も自分のなかで反芻してみたが、言葉の意味を咀嚼することすらできなかった。
しかし、妻はさすがに毎日子どもたちと触れ合っているだけに、ひとつの解釈を導き出すことに成功したという。
では、翻訳の前に同じ台詞をもう一度ここで確認しておこう。
原文「そ、そうじゃなくて、アンパンマンもお顔が美味しそうでしょ? ◯◯も、お顔が丸くて美味しそうだったから………」
そして、こちらが妻解釈。
翻訳「そ、そうじゃなくて、皆から好かれるアンパンマンは、お顔が美味しそうでしょ? ポン太も今日は人気者で、それはやっぱりお顔が美味しそうだったからなんじゃないかな? 確かにポン太のお顔はプニプニしてて美味しそうだし……」
う、う~ん……?
かなり無理矢理な解釈で、翻訳としてはちょっと成立していないかもしれない。
ただ、あながち間違ってるとも言えない部分もあり、その日の次女の人気っぷりに対して、羨ましいという感情を抱いたのは事実であろうし、そういう意味での嫉妬的な衝動でのボディーブローだったと、捉えることもできるような気もする。
もしこの解釈が当たっているならば、そういった自分でもよくわからない複雑な感情を、アンパンマンに例えて説明してくるあたりに、子どもたちの想像力の凄まじさを感じさせれる。
「なんであいつだけチヤホヤされて…………む、ムカつくんだよ!」
コレが普通の感情だろう。
それが、ここまで抽象的な表現になってしまったのには、「ポン太は可愛いし、大好きだけど、なんだかどうしていいのかわからない」という想いがあったからなのかもしれない。
ホント、すごいな、3歳児。
ホント、深いな、3歳児。
ということで、彼女の気持ちの解釈すらできなかったパパだけれども、ひとつだけ言わせて頂くならば………。
可愛い可愛い長女姫様。
キミのお顔もね、パパとママから見たら、十分すぎるほど美味しそうだよ☆
まとまったー!!!!!!(笑)
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