性暴力@性暴力相談1・75倍に 被害者支援センター・ふくおか 24時間対応1年 | 堺 だいすき ブログ(blog)

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性暴力相談1・75倍に 被害者支援センター・ふくおか 24時間対応1年 [福岡県]
西日本新聞
 強姦(ごうかん)や強制わいせつなどの被害を受けた人からの電話相談に応じる「性暴力被害者支援センター・ふくおか」が、24時間対応を始めて12月で1年を迎えた。1年間の相談件数は延べ1237件で、従前と比べて1・75倍に増えた。「魂の殺人」と言われる性暴力は被害者が声を上げづらく、相談時間を未明から早朝にかけても拡大したことで利用が増えたようだ。センターは「被害者の大多数が1人で苦しんでいる。寄り添える存在になりたい」としている。

 センターによると、1年前に新たに対応を始めた午前0~9時の相談件数は延べ236件だった。病院への付き添いや司法への橋渡しなど直接支援を行った被害者36人のうち、4人はこの時間帯に初めて電話をかけてきた人だった。

 1237件を被害別でみると、強姦560件▽強制わいせつ197件▽性的強要78件(いずれも延べ件数)で、強姦は2・47倍に急増。被害から相談までの時期は、急性期と言われる2週間以内の相談者は98人で1・58倍になった。

 夜間に性暴力に遭う被害者は多く、1人になることが多いこの時間帯は、精神的にも不安定になりやすい。性暴力被害の低年齢化も進み、最近は10代の少女が会員制交流サイト(SNS)を通じて知り合った人から被害に遭うケースが増えているという。

 浦尚子センター長は「センターの認知度は上がってきているが、悩みを訴えられない被害者はまだまだ多いはず。勇気を出して相談できるよう関係機関と緊密に連携し、態勢をさらに強化したい」と話している。

 センターは、相談受け付けや付き添い支援を行う相談員を募集している。問い合わせは電話相談を運営する福岡犯罪被害者支援センター=092(735)3141。

=2016/12/23付 西日本新聞朝刊=