三重県鳥羽市の木下憲一副市長（65）から200万円を脅し取ったとして、県警鳥羽署は29日、恐喝容疑で、介護事業所経営の藤原長治容疑者（63）＝同市岩倉町＝を逮捕した。
「副市長が勝手に振り込んできた。脅していない」と否認しているという。
逮捕容疑は2014年6月～15年12月ごろ、廃棄物処理に関するトラブルを口実に市政を混乱させたり、木下氏や家族に危害を加えたりすると繰り返し電話で脅して現金を要求。同月15日に市内の金融機関から同容疑者名義の口座に200万円を振り込ませた疑い。
木下氏によると、藤原容疑者は09年、市が不適切な廃棄物処理を行っていると主張する政治団体との仲介を同氏に提案。その際は応じなかったが、「政治団体が家族を見張っている」などと脅されたため、市企画財政課長だった同年4月に現金を初めて支払った。同5月に副市長になってからも要求は続き、計約4150万円を複数回に分け支払ったという。
今年4月に入り、木下氏が鳥羽署に被害届を提出した。同氏は取材に「市に不正は全くない」と話している。
以上引用
不可解な事件…（－＿－；）