「阪堺電車」の車内で起こる心温まるストーリーが人気 オムニバスドラマを公開 | 堺 だいすき ブログ(blog)

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「阪堺電車」の車内で起こる心温まるストーリーが人気 オムニバスドラマを公開


「阪堺電車」をテーマにしたオムニバスドラマの第4話「幼なじみ」のシーン(堺市提供) 「阪堺電車」をテーマにしたオムニバスドラマの第4話「幼なじみ」のシーン(堺市提供)

 大阪市と堺市を結ぶ阪堺電気軌道の車内で起きた日常の出来事をテーマにしたオムニバスドラマ「阪堺電車」が人気を集めている。堺市の高校生たちが つくったシナリオを同市出身の脚本家、今井雅子さんが監修し、堺市西区の羽衣国際大の学生たちが映像制作を手がけた「オール堺の地域ムービー」。市のホー ムページ(HP)などで公開したところ、心温まるストーリーにアクセスが伸びている。

 このドラマは、車内で起きたちょっとした出来事をつ づった5分あまりの全6話で構成。シナリオは、平成25年に開催された市主催のワークショップに参加した高校生たちが手がけた。NHK連続テレビ小説 「てっぱん」などで知られ、堺親善大使も務める今井さんが一本にまとめた。

 撮影は昨年8~12月、羽衣国際大放送・メディア映像学科の学生が担当。車内でロケを行った。今年2月に羽衣学園講堂(高石市)で行われた完成披露の上映会では、約820人が集まり好評を博した。各話は、車内で降車ボタンをとりあう男子高校生と幼稚園児らを描いた第1話「ボタン争奪戦」▽主人公が知らなかった堺の魅力に気付く第2話「まさか のロケ電」▽通勤途中に激しい便意に襲われる第3話「便意」▽7年ぶりに再会した男女の幼なじみを描く第4話「幼なじみ」▽車内に千利休が突然現れる第5 話「利休の相談室」▽恋人にプロポーズする様子を描く第6話「鉄は熱いうちに打て」-。

 市広報部の担当者は「市内の図書館にも置いて、貸し出せるようにし、多くの人に見てもらいたい」と話している。作品は市HPのトップ画面の「シティプロモーション」のバナーから見られる。