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学テ得点アップへ指定校、大学教授助言… 滋賀県教委

京都新聞 4月19日(火)22時30分配信



 「記述問題は大変ですが少しでも書くように」「部分点があるのであきらめずに」。19日に実施した文部科学省の「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)で、大津市の坂本小で6年の担任教諭は2時間目の国語Bの問題用紙を配った後、児童に呼びかけた。
 同小は昨年度、滋賀県教委が22小中学校を対象とした「学ぶ力パワーアップ事業」の指定校。いまの6年生のクラスには1年間加配教員が1人つき、国語は複数教員による指導、算数はクラスを二分割した少人数教育を展開した。県教委指導主事や大学教授に授業を見てもらい、助言を受けた。
 その結果、授業で自分の思いを伝えたり、分からない点があれば「教えて」と申し出たりする子どもが増えたという。「書く」ことを嫌がっていた児童が授業の感想を多く記すようになり、教員がそれをくみ取って授業改善に生かすサイクルが芽生えてきたという。
 同小が今回の全国学力テストで注視するのは応用力を問うB問題で、特に無答の数が減るかどうかだ。もう一つは学習意欲を測るアンケート。5年時からある項目を定期的に調べており、その変化を見るという。澤田英弥校長は「テストの点数が高いに越したことはないが、一人一人の子どもたちが1年間取り組んできた成果を丁寧に見てあげたい」と話す。