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田辺署管内の犯罪数減る 2011年、少年への強化策で効果
紀伊民報 1月30日(月)16時54分配信
 和歌山県田辺署の2011年の刑法犯の認知件数は964件で、前年と比べて290件減った。管内で多発していた自転車盗が大幅に減少したことが影響しており、同署は「自転車盗は少年が加害者になるケースが多い。少年への職務質問を強化し、補導した少年に対して在籍する学校に通報する活動の成果が出ている」とみている。

 刑法犯の種類は、器物損壊が167件(前年比29件減)と最も多く、自転車盗120件(84件減)、万引119件(7件減)、車上狙い65件(2件増)、自販機狙い44件(26件増)と続く。

 最も前年より減ったのは自転車盗で、次いで下着泥棒10件(43件減)、器物損壊など。反対に増えたのは自販機狙い、忍び込み21件(11件増)、詐欺29件(7件増)だった。

 摘発件数は412件(前年比81件減)で、摘発率は42・7%(3・4ポイント増)。摘発者は274人で、うち少年は78人で前年より18人増加した。

 県内の刑法犯認知件数は1万955件。前年より1170件減り、10年連続で減少した。県内の犯罪率(人口に占める犯罪認知件数の割合)は、全国で高い方から15番目だった。

 多かった犯罪は、自転車盗1851件(315件減)、器物損壊1508件(192件減)、侵入盗1199件(157件減)など。摘発件数は4168件で、摘発率は38%(3・7ポイント増)。摘発したのは2638人(83人減)で、少年は約3割を占めた。

 昨年は県内で、医療費の還付を名目に金を振り込ませる「還付金詐欺」が横行した。振り込め詐欺は31件(4件増)で、被害額は約3千万円。約1400万円増加した。
最終更新:1月30日(月)16時54分