単に労働力の問題だけでなく、将来社会をになう人材として、どれだけ社会や地域を意識化させられていくのか、どれだけ体験させられていくのかということが、今後の社会の構造や、社会に対する意識という意味では時有用な意味を持つ。
以下ヤフーニュースより引用
県赤十字協議会:8高校の生徒、公園を清掃 /徳島
12月27日18時0分配信 毎日新聞
県高校青少年赤十字協議会は26日、青少年赤十字に所属する高校生の参加のもと、徳島市徳島町城内の徳島中央公園で清掃活動を行った。
同協議会では、月1回の「校外の清掃」活動に取り組んでいる。この日は、2学期の集大成として「徳島の顔」を掃除する合同清掃。参加した県内の高校8校の生徒54人が、「鷲の門」をぞうきんで丁寧にふいたり、公園内のゴミを、ちりとりなどで集めていった。 吉野川市山川町の川島高1年、岡田彩代(さよ)さん(15)はぞうきんを広げながら、「すぐ真っ黒になりました。汚れが落ちていくのを見るのは楽しいです」と話していた。【深尾昭寛】 12月27日朝刊 |
最終更新:12月27日18時0分
清掃奉仕:大垣市内の高校生が参加 お年寄り宅などで /岐阜
12月27日12時1分配信 毎日新聞
大垣市内の高校生による毎年恒例の「歳末清掃奉仕」が26日、スタートした。市社会福祉協議会の呼びかけに応じ、27日までの2日間に39人が参加する見込み。
初日は大垣北高や東高、桜高の計8人が参加。2組に分かれて独居老人宅や福祉施設で活動。同市東長町の独居女性(82)宅には大垣桜高校2年の清水真奈 美さん(16)ら5人が訪問した。網戸をふいたり本棚や茶ダンスの整理をしたあと、お年寄りの話し相手になり、戦争当時の話などを聞いた。お年寄りは「あ りがたい。これでよい正月が迎えられる」と喜んでいた。清水さんたちは「喜んでもらえてうれしい。これからも機会があったら続けていきたい」と話してい た。【子林光和】 12月27日朝刊 |
最終更新:12月27日12時1分
僕らが育てた農産物どうぞ 草津・湖南農業高で即売会
12月22日19時9分配信 京都新聞
実習でつくった農産物を知ってもらおうと、滋賀県草津市草津町の湖南農業高の生徒たちが22日、年末恒例の農産物即売会を開いた。大勢の市民が詰めかけて、市価より割安なハクサイやダイコンなど新鮮な野菜や、迎春用の葉ボタンを買い求めた。
2、3年生約50人と教職員がニンジンやホウレンソウといった野菜類、シクラメンやパンジーなどの花に加えて味噌やジャムなど校内産の農産物を並べた。 会場には市内から訪れた主婦らが販売開始前から100人近くの行列を作った。生徒が「有機野菜が新鮮で安いですよ」と大声を出す中、先を争うようにして野菜や花を買い求め、3時間ほどでほとんどが売り切れた。 |
最終更新:12月22日19時29分
高校生がお年寄りを誘導 地域住民と避難訓練(和歌山)
12月8日17時3分配信 紀伊民報
田辺市あけぼの、田辺工業高校は8日、地元のあけぼの町内会と合同で、防災避難訓練を実施した。生徒たちは地域の高齢者を車いすに乗せたり、背負ったりして避難場所の同校に誘導するなど、災害時に高校生が頼りになることをアピールした。
地域住民との合同訓練は毎年12月上旬に実施しており、年々地域からの参加者が増えている。自衛隊和歌山駐屯地や同市消防本部、南和歌山医療センター、田辺署、赤十字飛行隊も協力した。 訓練は午前8時45分に地震が発生し、生徒ホールから出火したと想定。緊急の校内放送が流れ、生徒たちはグラウンドに避難した。 各学年のクラス代表と生徒会役員、寮生ら約30人は、あけぼの町内会館前などに集まった地域の高齢者ら10人ほどを担架や車いすで運んだり、背負ったり、優しく声を掛けながら手を引いたりし、同校電子科棟のホールまで誘導した。 赤十字飛行隊のヘリコプターがグラウンドに医薬品を投下し、それを運ぶ緊急物資輸送訓練があったほか、生徒と地元住民はテント設営や消火、応急手当などの訓練に取り組んだ。 お年寄りを背負って避難誘導した電子科1年生の前川大輔君は「緊張したけど、思っていたよりも軽かった。実際に災害が起こった際も、地域の高齢者の手助けをしたい」と話した。 ■関連ニュース 津波から足早に 住民200人が避難訓練 ('07/10/21) 園児誘導し避難訓練 地震に備え衣笠中と三栖幼 ('07/09/09) |
最終更新:12月8日17時3分
災害時の“掟”確認 田辺工生が住民らと訓練
12月9日7時50分配信 産経新聞
地域とともに防災活動に取り組もうと、和歌山県田辺市の田辺工業高校は8日、あけぼの地区の住民と合同で防災避難訓練を行った。生徒たちは炊き出しや一時避難テントの設営、消火訓練などに参加し、住民と一緒に応急手当てや食料の確保など被災直後に必要な活動を学んだ。
毎年この時期に実施。生徒567人のほか、地域住民や田辺署員と田辺市消防本部職員、陸上自衛隊和歌山駐屯地(御坊市)の自衛官ら計約100人が参加した。 生徒は3班に分かれ、炊き出し、テント設営とロープワーク▽消火体験・救助袋による脱出訓練▽応急手当て訓練-の3つの訓練コースを順番に体験。炊き出し訓練では、自衛隊の炊事車から熱湯の提供を受けて大量のアルファ米で短時間に食事を作る方法などを学んだ。 また、高齢者や負傷者の避難誘導訓練なども行われ、生徒たちは地域のお年寄りの手を引いたり車いすを押したりと安全な道を確認しながら避難誘導を行った。 同校では前日にも中高生防災フォーラムを開催するなど東南海地震をはじめとした防災対策に力を入れており、今後もこうした取り組みを続けていくという。 |
最終更新:12月9日7時50分
駅の図書館ピカピカに 橋本高校の生徒らが感謝の清掃
12月20日7時51分配信 産経新聞
駅の図書館として通勤通学客らに利用されている和歌山県橋本市のJR・南海橋本駅の「ゆかいな図書館」で19日、県立橋本高校の生徒や地域の高齢者が掃除をし、1年間の汚れを落とした。
同図書館は平成10年9月、駅の待合室を改修して開館した。常時3000冊の本が並べられ、乗降客らが自由に閲覧、貸し出しできるシステムで、これまでに13万2000冊が市民をはじめ全国各地から寄贈されている。 掃除に協力したのは同高校生徒会3人と地元の古佐田人権サークルのメンバー約10人。壁のペンキを塗り替えたり、モップで床をきれいにしたりしたほか、 ガラスや照明器具なども約3時間がかりで清掃した。生徒会長の森口大貴君(16)は「うちの生徒の利用が一番多い。感謝の気持ちを込めてお手伝いさせても らった」と話していた。 |
最終更新:12月20日7時51分
防災の取り組み発表 田辺で中高生がフォーラム(和歌山)
12月8日17時1分配信 紀伊民報
近い将来発生が予想されている東南海・南海地震に備え、田辺市の田辺工業高校生徒会(中松由衣会長)は7日、次世代を担う若者として、交流を深めながら
防災意識を高めようと「田辺地方中高生防災フォーラム」を、田辺市新屋敷町の紀南文化会館で開いた。市内の中高生が学校での取り組みを発表し合った。
同校生徒会が市内の中高生に呼び掛けた。市内の中高生や地域住民約70人が参加した。 公開討論会では、田辺工業高のほか、新庄中、明洋中、神島高の生徒代表が、学校での防災への取り組みなどを紹介した。 新庄中は、防災で気を付けることや準備することなどを盛り込んだ、かるたやすごろく、替え歌などを作って近隣の小学生や園児と一緒に遊んだり、防災劇を披露したりしたことを発表。また、全教科の中で防災を関連づけて、学んでいることも紹介した。 田辺工業は犯罪や災害が起こった際に助け合えるよう、地域清掃奉仕や地域住民との夜間パトロール、防災訓練などをし、普段から地域ときずなを強めていることを発表。中松生徒会長(2年)は「普段から人との付き合いを大事にしておく必要がある」と強調した。 明洋中や神島高、市防災対策室職員もそれぞれ取り組みを紹介した。 また討論会の前には「調査報告」として田辺工業が、同市新庄町に大きな被害を与えた1946年の昭和南海地震の津波について調べたことを報告した。経験 者からの聞き取りを基に当時の津波被害の生々しい写真を見せながら発表。「歴史から自分が住む地域を知ることが大事」と結論づけた。 田辺工業の平松芳民校長は「次世代を担う若者が、学校を越えて交流し、一緒に減災を考えるよい機会。来年以降も実施したい」と話した。 同校生徒会は8日には、地元町内会との合同防災避難訓練を実施した。 ■関連ニュース 防災で協働事業協定締結 みなべ町とJAみなべいなみ ('07/12/05) 津波避難タワー 建設工事始まる 田辺市文里 ('07/11/30) 県防災センター運用開始 市町村や消防と情報伝達 ('07/09/13) |
最終更新:12月8日17時1分
以上引用
とりわけ、今回は、防災ということでの記事が多かった。防災教育というのが、今後、ますます、重要になってくるといわれ、防災教育の指針?かなにかが、出ていたように思う。それは、学校が災害にあったときの対応と共に、正しい災害の知識と対処方法などであるが、静岡県が進んでいるらしい。
和歌山県では、東南海地震では、もっとも被害を受ける地域になり、地理的な要因、更には、高齢化、更に直後の対応ということで、とりわけ、高校や中学の役割が重視されているのであろうと・・。
とりわけ、昼間における体制として・・。
さらに、それらの取り組みを通じることによって、地域とのかかわりや、社会とのかかわりというものが当然生まれ必要になり、それが将来、大人になったときにおける、社会や地域の絆に発展していくことは容易に推察されることである。
高校生の非行や社会性の欠如がいろいろと叫ばれてはいるが、そんな中でも、このような取り組みが一方では存在することに注目したする必要がある。
更には、今後、懲りような取り組みの中で、いろんな形での地域での有用な資産、人材活用を独自の課題に応じて行うことが求められてくるのであろう。
単純に勉学のためだけでなく、それらと共に、どのような形で、社会として青少年を育成していくのか、更に社会的な意識を植えつけていくか、今後の教育での課題であろうと思われる。
余談であるが、災害に関して、地域と自治体、学校が三者協定を結ぶことは有益であろうと思う次第である。
つまり、災害発生直後の保護と帰宅安全確認まででの間、地域で預かりつつ、地域に貢献していただくという考え方である。