厳しい残暑、記録的──大阪９月、真夏日26日で最多タイ

厳しい残暑、記録的──大阪９月、真夏日26日で最多タイ

2007/10/01配信

　厳しい残暑が続いた大阪の9月の月平均気温が27.2度となり、観測史上最高だった1999年と並ぶタイ記録となったことが30日分かった。堺（大阪）や明石（兵庫）など近畿地方の９地点で、同月の最高気温の記録を更新。「酷暑」ぶりが数字のうえでも裏付けられた。

　大阪管区気象台によると、9月の大阪市の平均気温は平年を2.8度上回った。特に中旬以降の暑さが目立ち、中旬（11―20日）は平年より3.4度高い27.8度で、下旬（21―30日）は同2.8度高い25.2度だった。

　例年なら中旬以降、最高気温が30度を上回る「真夏日」はほとんどないが、22日には35.1度と観測史上最も遅い「猛暑日」を記録。28日にも31.6度を観測した。同月の真夏日は26日を数え、史上最多だった99年と並んだ。

　大阪以外でも堺（2日に36.4度）や明石（5日に33.3度）、和歌山・白浜（19日に33.9度）などで、これまでの9月の最高気温の記録を塗り替えた。

　一方で降水量は大幅に減少。台風の接近が１度もなくまとまった雨が降らず、総雨量は計58.5ﾐﾘと平年（174.9ﾐﾘ）の約3分の１だった。

　10月の気温は平年よりやや高めの見通し。「10月後半には秋らしく過ごしやすい気候になりそう」（同気象台）という。

以上日経新聞より引用

秋だというのに・・・この気温・・・・