そもそもいつまでを「子供」と定義するかによって変わるわけだけど。
子供の頃、苦手だったものってたくさんある。
例えばコーヒー。
あの苦みの意味がわからなかった。
こんなものを飲むくらいならコーラを飲んでたほうがマシとさえ思ってた。
一体いつから。

コーヒーが美味いと感じるようになったんだろう?
バスや電車に乗る時。
大人料金になった時にも大人になったと感じるのか。
その辺を大人の基準と考えると、うちは子供の頃いろんなものが苦手だった。
しいたけ、ナス、魚の煮物、納豆、玉ねぎ。
今ではどれも大好物だけど、子供の頃はその美味しさがわからんかった。
ビールもそうかな。
なんでこんなものを高い金払って飲むんだろう?と思ってた。
うちが本格的にお酒を飲むようになったのは、二十歳を過ぎてからだと思う。
タバコは高校生になる頃には吸ってたけど、アルコールはそんなに積極的に飲もうとは思わなかった。
最初の頃は付き合いで嫌々飲んでたと思う。
「説教」というのも、子供の頃はただ鬱陶しいだけ。
一回言えばそれでわかるわっ!と思ってたけど、大人になるとそういうものに感謝したりする。
校長先生のお話と同じだね。
子供には何を言ってるのか意味がわからないから早く終わってほしいと思うんだけど、大人になって思い返してみるとその話によって校長先生の器量がわかったりした。
テストって誰でも嫌だったと思うけど。
今思うとテストがなかったら、ちゃんと勉強しなかったと思う。
いや、実際に全然勉強してなかったけど、テスト前には一応勉強らしきものはした。
その蓄積が学力となって残ってるのは確かなことや。
子供の頃って暑さも寒さもそれほど苦にならなかったと思う。
冬でも半ズボンの子供っていっぱいいたもんな。
朝起きて雪が積もってると嬉しいとさえ感じてた。
夏も昔はクーラーなんて金持ちの家にしかなかったから、暑さも全然苦痛に感じてなかったと思う。
たまに夏の朝礼で倒れちゃう子供がいたけど、そこで朝礼は終わるわけでもなく、その子を保健室に連れて行った後も延々と朝礼は続いたもんな。
子供の頃苦手なものはいっぱいあった。
しかし、それ以上に好奇心や探究心がいっぱいあった。
今思えば、それは幸せだったのかもしれない。
ほなな。







