凄いっ!
何が凄いって、肉と肉のぶつかり合いが凄い。
序の口とかだと全然迫力がないけど、幕内ともなればぶちかましから凄い。
何、この迫力?
凄すぎるやろ?
大相撲に滅茶苦茶はまってる。
まわし一丁だけで肉をぶつけ合う巨漢たち。
その裸体は神々しささえ感じる。
筋トレやダイエットにおいて大敵である脂肪がこれほどまでに賞賛される世界があるのか?
は~、どすこいっ!
腕の筋肉の盛り上がりを見てみ?
凄くない?
うちも懸賞を出したいくらい。
どうすればええの?
この気持ちを?
は~、どすこいっ!
胸の肉、腹の肉。
肉という肉が全て駆動している。
太ももを見てみればわかるけど、巨体を支えるには強靭な下半身がいるんやろね。
半端な鍛え方やない。
無駄な脂肪と筋肉の融合。
うちはどうしようもないほど肉に憑りつかれてしまった。
肉の突撃。
時に横綱でさえ、その突撃に負けてしまう。
白鵬破れる!
は~、どすこい、どすこい。
こうまで肉が肯定されるスポーツってあるの?
お肉万歳や。
どうやっても肯定されてしまう肉。
中には200kgを超す力士もいる。
荒ぶる肉をコントロールする力士たち。
しかし、案外、転がされてしまうことも多い。
は~、どすこいっ!
減量ダイエットって5kg痩せれば凄いやろ?
しかし、力士の場合、「ちょっと絞って来ましたね」と解説の親方が言えば、それはほぼ20~30kgの減量を指す。
普通の人が20~30kg落とすって相当だけど、力士にとってそれは「ちょっと」。
この「ちょっと」感が下々の者にはわからない。
うちは僅か2~3kgの減量ダイエットさえ苦しんでる。
しかし、力士の姿を見れば自分はなんと小さい目標で苦しんでいるのか?と自分の小ささを感じてしまう。
どうすればええんやろう?このお肉讃歌の世界を。
この重層感ある世界において、プクザップのなんと虚しいことよ。
何でうちは痩せようと思ってたんやろ?
思い切って体重増やしたほうがええんやないか?とさえ思ってしまった。
以前は100kg近くあったからね、増やそうと思えば100kgくらいはいける。
今後は減量ダイエットではなく増量ダイエットをやろうか?
うちは今、肉の虜。
ほなな。