この時期、将棋界では渡辺の季節と言われる。
理由は竜王戦で渡辺は無敵の強さを誇るから。
羽生さえも成し遂げていない永世竜王の資格を持っているのも渡辺だけ。
その竜王戦の挑戦者は三浦九段だった。
しかし、ニコ生の番組予定表を見ると、挑戦者が丸山に代わっている。
確か、丸山は挑戦者決定三番勝負で三浦に負けているはず。
何故や?と思ったら。
三浦九段は年内出場停止処分を受けていた。
理由は不自然な離席が多く、スマホ等ネット端末を見てるのではないか?という疑惑があったから。
連盟の事情聴取で疑惑を否定したものの、疑惑をかけられたまま平常心で対局に臨むのは難しいと休場を申し出た。
しかし、期限である12日までに三浦九段から何も連絡がなかったため、連盟は今年12月31日までの出場停止処分に踏み切った。
タイトル戦で挑戦者が代わるなんてことは前代未聞。
あの村山聖でさえ、熱があっても対局場に向かった。
タイトル戦は主催の新聞社はじめ、多くの人が関わっている。
あらぬ疑いをかけられたとはいえ、三浦九段の振る舞いは疑惑を一層深めることになるのではないか?
渡辺竜王も困惑気味。→渡辺ブログ
そもそもスマホの持ち込み禁止は将棋連盟でも公正性を保つため、12月からルール化し施行する予定だった。→最悪除名処分
こうした声が出るのも、中には不正をやってるんじゃないか?という疑惑があったからやと思う。
でも、それは三段リーグとか、そういうレベルでの話であって、タイトルに挑戦するような一流の棋士とは無縁の話だと思っていた。
勿論、三浦九段が不正をしたとは思っていない。
しかし、やっていないのなら、何故、正々堂々と戦いに臨まなかったのか?
そこが疑問や。
三浦九段は別室で体を休めていたと言ってるけど、タイトル戦は長丁場だから、休むこと自体は全然不自然ではない。
でも、そこに疑惑をもたれたから休場するって、いくら平常心が保てないと言ってもやな、タイトルに挑戦するだけでも何百万円ももらえるわけで、更に言えばほぼ全棋士が参加するタイトル戦で勝ち抜いたのに、それを取りやめるって参加した棋士にも失礼だと思う。
当然、渡辺竜王にも。
三浦九段ほどの人なら、そんなことわかってると思うんやけど?
三浦九段の心中を察すれば。
やってもいない不正を、やっている、と思われたことにプロ棋士としてのプライドが傷ついたのかもしれん。
そら、実力で勝ったのに、ソフトを使っていたと思われたら腹も立つやろ。
でも、やってないのなら意地でも竜王戦に出てタイトルを奪取してほしかった。
これじゃあ、まるで、やってます、と認めたようなものや。
三浦九段の行動はちょっと子供っぽいというか、社会人としてどうなの?というか。
疑惑をもたれたから出場しないって、駄々っ子のようや。
タイトル戦を放棄するって、その態度は後々問題になると思うで。
前代未聞の事態やから。
将棋連盟は年内の出場停止処分だけで済ますんかな?
出場停止ということは順位戦や他の棋戦も出れないわけで、十分に重い処分やけど。
なんか納得いかんな。
第一局は今月15日から。
三浦はファンを減らすやろ。
ほなな。
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