将棋の棋士19 | プクッチ劇場

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ギャンブル魂の真実

 王将戦も棋王戦もタイトルは防衛。



 波乱がなかったといえばそれまでだけど、王将戦には羽生の五冠復帰が懸かっていたし、棋王戦も甘彦の初タイトル奪取が懸かっていた。

 どっちも見てみたいものだったが、結果は挑戦者が悉く負けた。

 
 次は負けた者同士が。



 名人戦で激突。

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 郷田王将は初防衛。



 タイトルは防衛して一人前と言われるから、通算成績では分の悪い羽生に勝ったのは今後の自信になると思う。

 若い頃からその才能は認められていたけど、羽生という巨人がおったから中々タイトルを守ることが出来んかった。

 ウティも羽生からタイトルを守ってから一段と強くなったように、郷田王将もこの先強くなるかもしれん。

 一方の渡辺棋王は若手最強とも言われる甘彦を退けた。

 甘彦はA級でも名人挑戦を決めてるから、最強の挑戦者。

 それでも渡辺は将棋界ナンバー2の意地でタイトルを守った。

 まだまだ世代交代はさせないという強い意志が感じられた。






 その棋王戦最終局。



 両者時間を使い果たして1分将棋に。

 そこで、こういう局面になった。



 渡辺棋王が7七桂と指して詰めろ逃れ。

 甘彦は時間に追われて8五桂と王手。

 結果的にこの手が敗着。


 もし、8五に桂ではなく金を指しておけば甘彦の勝ちだった。



 指してすぐに気が付いたと思うけど、時既に遅し。

 次の一手で渡辺棋王が逆転。

 甘彦は頭を抱えて考えた後、数手指してから投了を告げた。


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 こういう勝ちを逃した将棋というのは棋士にとって非常に悔しいもの。



 感想戦は重苦しい雰囲気になることが多いんやけど、渡辺と甘彦は仲が良い。

 終局後、すぐに感想戦になったんやけど、甘彦が意外にも打ちひしがれていない。

 内心はわからんけど、和気あいあいと話し合う二人には好感を持てた。

 普通、タイトル戦になると朝の挨拶もしない棋士が多いんやけど、渡辺と甘彦は対局中も会話をしてしまうほど。





 普通はありえないんやけどね、昔のタイトル戦ならまだしも。



 ピリピリ感が全然ない。

 渡辺棋王のほうが年上なんやけど、甘彦ってタメ口を利くから、まるで友達のよう。

 もし、これがコンピューターだったら詰みを見逃すことはないから、甘彦のほうが勝ってたはず。

 でも、人間がやるから、こういう逆転劇が起こってしまうんやね。

 ここに人間同士が指す面白さがある。
 
 間違えてしまう人間の思考、そしてそれを悔いる気持ち。

 見てて面白いのは、そういう心の動きなんやね。


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 何故か今回、ニコ生はプレミアム会員ではない人にも感想戦を見せてくれた。

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 一般視聴者に感想戦って普段は見せてくれないのに。

 それが渡辺と甘彦だったから、余計嬉しかった。

 王将戦もな~。

 ニコ生でやればええのにな~。

 将棋プレミアムは高すぎるわ。

 名人戦は4月5日から始まる。

 コンピューター将棋選手権と日程がちょっと被るね。

 名人戦は将棋最高峰のタイトル戦やから楽しみや。

 4-2で羽生名人防衛とみる。

 甘彦の頑張りに期待。

 ほなな。



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