お疲れ様です。


オリンピックが始まりまして、連日寝不足の方もおられるのではないでしょうか?


体操男子団体戦を観まして、感動しましたね〜橋本選手の着地が決まった瞬間の歓声が物凄くて、リアルタイムでみておりましたが、臨場感と感動とで、オリンピックってやっぱりいいな〜爆笑と思いました。


さて、今回もコロナの対応を書いていきたいと思います。


亀進行で、まだやる???と思っている方もおられることでしょうが、もうしばらくお付き合いください驚き


今回は、鼻水・鼻詰まり・くしゃみの対応についてです。


この時点で一つの症状でなくなっていて、くしゃみに鼻水、きっと鼻漏もあり、咳も出てくることが予想されます。


その後、咳により喉の痛みも出てくるかもしれませんし、風邪症状の広がりを見せそうです。


この場合は、一つの成分では対応しきれないと考えますので、鼻症に特化した総合風邪感冒薬をお勧めると良いかと思います。


市販の鼻風邪のお薬は、ほとんどが鼻炎=アレルギー鼻炎用の薬、ということが多いです。


と言いますのも、急性鼻炎の多くが風邪の一種とされています。


しかし、症状が同じでも、風邪はウイルスなどの感染による感染症で、アレルギー性鼻炎は花粉などのアレルゲンが鼻の粘膜から体内に侵入して、免疫反応が起こることによって生じるアレルギー性疾患なので、病気の原因も治療法もまったく異なります。


そのため、市販の鼻炎薬では、風邪が経過していくにしたがってあらわれる発熱や咳や倦怠感などの様々な症状には効果が期待できないんですね。


ですので、鼻症状のあるコロナの市販薬の対応としては、鼻炎薬ではなく総合風邪感冒薬をおすすめするべきと考えます。


選ぶ基準としては、パッケージに鼻水・鼻づまりと大々的に書いてあるものが選びやすいかと思います。


サトウ製薬 ストナジェルサイナスEX


第一三共ヘルスケア ルルアタックNX




もし、鼻炎症状以外の成分はいらない、とお客さんが指定された場合は、効きめ対象に"急性鼻炎"というのが書かれているものにしてください。

上の方にも書いておりますが、風邪の鼻症状にアレルギー性鼻炎の薬が全く効かないわけではありませんので、使っても構わないのですが、使用は2・3日に留め、風邪症状の薬に切り替えるつなぎとしてお使いいただいたほうが良いです。

漫然と、アレルギー性鼻炎薬を使い続けるよりも、適切なお薬を使った方が、早く楽になると思いますよ、とお客さんにはお話してみると良いかと思います。

3つの製品の共通の特徴としては、眠気が出ること、授乳中・妊婦さんの使用は避けたほうが良いこと、使えない病気症状が沢山ありますので、持病の確認が必要ですし、15歳以下は使えません。

服用量、服用回数はどれも同じですが、ストナはカプセルタイプになっておりますので、効き目が早く出やすいかと思います。

また、ルルはややアレルギー性鼻炎よりなのと、炎症や痛み、熱等に効き目を出すためイブプロフェンを使用しております。

パブロンもイブプロフェンが成分として入っておりますので、インフルエンザの時期には遠慮しておきましょう。

ストナは、アセトアミノフェンです。

ルルとストナは、鼻づまり等による頭痛にも効果が期待できますので、その症状のある方にはおすすめしても良いかと思いますし、体力が落ちてしまっている、と感じておられるなら、ビタミン配合ですので、その点でもおすすめできるかと思います。

ルルとストナは気管を広げる作用がありますので、詰まってるな…と感じておられる方には効果を感じるかと思います。

余分な成分が少ないのはパブロンですので、イブプロフェンの量も少ないですし、この中ではお勧めしたいものなんですが、新しいお薬ですので、気になるところでもあります。

このように、それぞれでおすすめポイントが違いますので、お客さんの話を聞いて判断してみてください。

長くなりましたが、今回はここらへんで。

次回も、ごめんなさい、コロナの対応をやっていきたいと思います物申す