お疲れ様です。
ちょっと間が空いてしましいましたオリンピックが始まりまして、観たくてですね…ごめんなさいです。
連日、暑い日が続いておりますが、まわりではコロナも流行る兆しを見せております。
夏風邪は辛く感じる傾向にありますので、皆様、気をつけて過ごされて、夏を満喫してくださいね
さて、今回もコロナの対応について書いていきたいと思います。
今回は鼻水と痰の対応です。
鼻は喉につながっており、鼻水や鼻詰まりをおこすことで、鼻漏により喉の奥に鼻水が下がってきて喉に留まり、それを排出するための咳の作用が働きます。
この場合は、痰や鼻汁を出しやすくし、鼻詰まりを和らげる、ということを中心にやっていきますね。
この症状に処方薬でも使われているのがカルボシステイン(ムコダイン)です。
この成分は昔から去痰薬として用いられているもので、処方薬としては、年齢問わず幅広く使われています。
咳を出しやすくする作用と、鼻水をサラサラにする作用とがあります。
この成分が含まれている市販薬はかなり沢山ありまして、よく目にする成分でもあります。
成分がカルボシステインのみの市販薬ではシオノギヘルスケア ムコダイン去たん錠Pro500があります。
こちらは今年発売されたもので、お店で見かけることも多くなってきてるのではないでしょうか。
単剤としての市販薬でも、副作用は比較的少なく、安心して使えるお薬の一つかと思います。
眠くならない点でもご案内しやすいかと思います。
注意点としましては、市販としましては他の総合風邪感冒薬と一緒には服用できませんし、15歳未満は使用できません。
2週間以上の服用は避けてください。
効き目を感じていても、服用が2週間以上になる場合は受診勧奨案件となります。
また、コロナ感染しておられない妊婦さんが使用される場合ですが、対象の症状のみのときには、使っても構わないかと思いますが、他に熱があるとか、変な色の鼻水が出る等、痰以外の症状があったり、お腹がゆるい等お腹の不調がある場合はやめておいたほうが良いかと思います。
基本は受診されてください。
高齢者の場合も同じですし、プラス持病のある方は基本は受診勧奨です。
では本日はここらへんで。
次回もコロナの対応についてやっていきたいと思います。