皆さま、おはようございます
いろいろとうれしい知らせが飛び込んできて、それに励まされています。
また、一昨日の「国語教師デビュー」の記事にもあたたかいコメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
この数日(といっても一昨日の夜から今朝にかけて)、いろんなことに思いを巡らせ、ああでもないこうでもない、ああしようこうしようと、頭の中を整理していました。
スッキリ
とまではいきませんが、方向性は見えてきました
こういうときに、きちんと言語化(形に)しておくことが大事なんでしょうね...
それが苦手なんですよね
前置きは、これぐらいにしておいて、
教員の残業代
増額案について
というお話です。
昨日あたりから、ネットをはじめニュースや新聞などで取り上げられていますが、皆さんは耳に(目に)されましたか
ここで言っている「教員」というのは、公立の学校で働かれている先生方を指しています。そして、ニュースとして取り上げられているのが、その方たちの残業代を増額するという案が中教審から出たというものです。
このニュースについて、県立の高等学校の現場に、非常勤講師としてほんの1日だけ足を踏み入れた人間から、ひとこと申し上げたいと思い、キーボードをたたいています。
ネットニュースのコメント欄などを拝見しますと、現職の教員の方が「業務量が多い」「小学校も教科制にすべきだ」といった意見を書き込まれています。
そのようにおっしゃりたくなるお気持ちは、よくわかります。
ほんの1日ですが、はたで見ていて「大変だな」と思いました。
授業以外に、学生や保護者への対応だけでなく、私のようなかけ出し非常勤講師の世話、校務分掌にまつわる業務などなど、挙げればきりがないほどの仕事をこなされています。
そりゃ、残業しなきゃやってられませんよ
残業代を上げるということは、「残業ありき?」と、私なんかは勘ぐってしまいます。
残業代を議論することも必要でしょうが、同時によく言う「抜本的な」問題(←棚上げするような表現なので、あまり好きではありませんが、問題の所在についてすべてを説明できないのであえて使います)を見直していく必要があるのではないかと、私は思っています。
そのためには、教師自身も「教師とは何か」「教育とは何か」といった本質的なことを問い直し、「教育者」としてのあるべき姿を取り戻そうとしていかなければならないと思います。
流行りのことばで言えば、「マインドセット」を見直すというのでしょうか...
もしかすると、教師や教育に携わる人だけでなく、国民一人ひとりが考え、
学校教育制度
そのもの、またそれに付随する仕組みやシステム全体を作り替えていく必要があるのかもしれません。
ちょっと大きく出過ぎたし、簡単な話でも現実的でもないのでしょうが...
日本における学校制度は、おそらく明治初期(1800年代の後半)から脈々と築き上げられてきたものだと思われます。
200年も前の制度に、いろいろとつぎはぎしながら、今までなんとかやってこられたのでしょうが、「先行きが不透明なVUCAの時代」などと言われる今後も同じようにやっていけるのでしょうか。いささか疑問を抱きます。
そんなことを言っていてもしかたがないのかもしれません。
でも、間近で先生がたの働く姿を見ながら、「これは何とかしたほうがいいのでは...」と思ったので、このようなことを綴ってみました。
話がとっ散らかってしまい、申し訳ありません。
では、今日も頑張りますか
昨日、夕陽がとてもきれいだったのでパシャリと撮った写真をアップして、お茶を濁すことにします
皆さまも、よき週末を