係り受け | 日本語教師の独り言

日本語教師の独り言

日々感じたこと、思ったこと、楽しかったことなどを綴っています。
クラシックのコンサートに、ときどき行くので、そのことも備忘録的に書きたいと思っています。

皆さま、こんにちはニコニコ

 

春ですね~桜

っていうか、すでに暑いはてなマーク

 

そのおかげで、ジャングルと化した実家の庭の草木が一気に芽吹いていますタラー

 

 

 

 

 

夏までに何とかしないと...

そう思い、先日、伐採をしかけたのですが、

 

 

 

カメムシ

 

 

 

の大群が潜んでいて、その駆除に追われ、手つかずのままチーン

 

先が思いやられます泣

 

 

 

さて、

 

 

 

 

 TODAY'S
 
係り受け

 

 

 

というお話ですうさぎ

 

 

 

このことば、聞いたことありますか!

 

 

 

お恥ずかしい話ですが、私は最近まで知りませんでしたてへぺろ

国語教育では一般的に使われている用語のようですアセアセ

 

「しっかり勉強しなくちゃ!」

 

と気持ちを引き締めているところです泣き笑い

 

ちなみに、「係り受け」というのは、文を構成する要素(主語と述語や、修飾語と被修飾語など)の関係性のことです。

 

たとえば、次の文を読んでみてください。

 

 

山田さんは教師になることができ、仕事に専念できた。

 

 

わかるようでわからない文になっていると思います。

それは、「教師になったこと」と「仕事に専念できたこと」とに関連性(意味上のつながり)が見出せないからです。

 

こういう文に対して、「係り受けが正しくできていない」と言うのだと思われます。

 

留学生の作文などを見ていると、よく出くわしますびっくりマーク

 

留学生に限らず、日本語を母語とする人でもやってしまいます。

実際、私も修士論文を書く中で指導教員に指摘を受けましたアセアセ

 

「国語」という観点から、日本語の句構造や文構造を再確認してみると、「日本語」を教えるときとは違った側面から「日本語」を捉えることができ、そのことにおもしろさを感じています。

 

 

 

ことばを教える

 

 

 

って奥の深い仕事だなって、あらためて思っています。

 

さぁ、今日も元気に楽しくいきますか~筋肉

 

皆さまも、すてきな1日をお過ごしくださいラブラブラブラブラブラブ