自分の生活を第一に | 日本語教師の独り言

日本語教師の独り言

日々感じたこと、思ったこと、楽しかったことなどを綴っています。
クラシックのコンサートに、ときどき行くので、そのことも備忘録的に書きたいと思っています。

皆さま、おはようございますニコニコ

 

今日、入学式、入社式の皆さま、おめでとうございます桜

 

ちょうど29年前、1995年4月1日が大学の入学式でした。

1995年と言えば、阪神淡路大震災が発生した年で、震災直後はJR、阪神、阪急ともに動いていませんでした。

その後、徐々に運転再開の区間が延び、4月1日に、JRで大阪まで行くことができるようになりました。

そのおかげで、私は無事に大学の入学式に出席することができました。

この日を迎えると、第一にそのことを思い出します。

 

さて、

 

 

 

 

 TODAY'S
 
自分の生活を第一に

 

 

 

 

というお話ですびっくりマーク

 

昨日、この話をアップしようと何度か試みたのですが、うまく話しをまとめられず、断念しました。

再チャレンジしています。

 

母が、

 

 

 

認知症

 

 

 

であることは、何度かお伝えしてまいりました。

 

 

 

(母が手掛けたフラワーアレンジメント)

 

 

 

認知症と診断されて、3年余りの月日が流れました。

診断された当初は、「これからどうしよう」「どう接していけばいいのだろう」と、ただただ不安な気持ちに包まれていました。

 

その不安な気持ちを取り除こうと、策を講じるのですが、うまくいくことは稀で、何度も心が折れそうになりました。

 

それでも、母のことが心配で、母と向き合うために時間を確保しようと、仕事をセーブし、働き方を変えました。

 

同居するという選択肢もありましたが、そのためには改築するか新たに家を購入するかしなければならず、ひとまず独居のままサポートしていくことにしました。

 

それゆえ、この3年は、朝に夕にと母宅を訪ねる日々を送ってきました。

 

 デイサービスのある日は、朝の送り出し、帰りのお出迎え

 デイサービスのない日は、朝夕の食事の準備など家事全般

 

 

 

過保護

 

 

 

な対応だとも言えます。

これによって、安心を得ようとしていたのかもしれません。

 

でも最近、このままじゃいけないかも...とそんな気持ちが浮かんできました。

 

というのも、

 

 

 

自分のやりたいこと

 

 

 

が何もできないからです。

 

「やりたいこと」というのは、遊びや旅行ではありません。

それなら我慢できます。

そうではなく、私のやりたいことというのは、

 

 

 

仕事

 

 

 

です。

 

大学院を修了し、そこで得たことを社会に還元していく必要があると思っています。

 

以前、ブログにも書きましたが、私は今、

 

 右差し 日本語教育と国語教育の橋渡しをしたい...

 右差し 外国にルーツを持つ生徒の役に立ちたい...

 

という思いを強く抱いています。

 

 

 

この思いを実現すべく動きたい

 

 

 

そのためには、時間を作る必要があります。

これまでは、

 

 

 

母中心

 

 

 

で考えていたのですが、

 

 

 

自分の生活を第一に

 

 

 

考えていくことも大事なのではないかと、そう思うようになりました。

 

以前、ケアマネさんや介護経験のある知人に、

 

 

 

自分の生活を
大事にしなさい

 

 

と言われたことがありました。

 

そのときは、必死だったこともあり、「わかるけど...」というふうな受け止めでした。

最近になり、このことばの意味がわかってきました。

そして、自分の生活を大事にするために、

 

 

 

介護のプロに頼り、
任せる

 

 

 

ことが一番だということに、今さら気づきましたアセアセ

 

介護者が問題を抱え込んでしまうことが、介護を考える際の問題点として挙げられます。

頭ではわかっていても、自分のことになると見失ってしまうのですね...

そのことを痛感しています。

 

大学院での直接の学びではありませんが、大学院を修了したことで得た学びです。

 

少しずつではありますが、「自分の生活を第一に」、これからの歩みを進めていこうと決意を新たにしております。

 

皆さまにとっても、よきスタートの日となりますようにラブラブ