第1275問!【4月1日は何故早生まれ?】 | まいにちのせいかつがクイズになる

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毎日の生活で知り得たことや、食べたもの、体験したものをクイズにして紹介する日記です。

まずは前回の正解発表からまいりましょう。
 

第1274問 正解:梅
 
梅は「中華民国(台湾)」の花になっています。
 

それでは本日の問題です、第1275問!
 
日付を漢字で表した難読苗字で、「わたぬき」は「四月一日」と
 
書きますが、「なかあき」は何月何日と書くでしょう?
 
 
新年度最初の4月1日。
 
今年は「新たな気持ちで!」と言うには、ちょっと重い状況ですね。
 

さて、年が明けてから今日までに生まれた方は俗に「早生まれ」
 
と呼ばれて、昨年4月2日以降に生まれた方と同学年になりますよね。

3月31日ではなく何故4月1日なのでしょうか?
 

これは1902年に公布され、現行法である「年齢計算ニ関スル法律」で、
 
加齢する時刻は「誕生日前日が満了する時刻」つまり誕生日前日の24時と
 
されていることが理由の一つです。うるう年の2月29日生まれの方が
 
毎年年齢を重ねられる(?)のも、この法律の定めによるものです。
 

もう一つの理由はややこしいのですが、学校教育法第17条第1項で
 
「保護者は、子の満6歳に達した日の翌日以降における最初の学年初め
 
から小学部に就学させる義務を負う」と定められていて、先述の通り
 
4月1日生まれの人は3月31日のうちに加齢する(6歳に達する)。
 
そして、小学校の学年初めは4月1日ですから、4月1日生まれの人は
 
ギリギリ最初の日に間に合う。ということなのです。
 
文部科学省のホームページのQ&Aにも紹介されています → 
 
ちなみに、私は4月3日生まれなので、明日24時で46歳を迎えます。