まずは前回の正解発表からまいりましょう。
第1179問 正解:象(の足)
植物の「こんにゃく」は英語でElephant Footといいます。
それでは本日の問題です、第1180問!
テレビ番組『水曜どうでしょう』に出演し人気を博した俳優
大泉洋、安田顕が所属している5人組の演劇ユニットは何でしょう?
先日図書館で借りてきた本を紹介します。
『結局、どうして面白いのか 水曜どうでしょうのしくみ』
このブログをご覧になっている方には、どうでしょうファンも多いと
聞いています。 私もその一人。 この本の存在は知りませんでしたので、
「どうでしょう」と見かけた瞬間、反射的に手に取っていました。
著者の佐々木玲仁氏は臨床心理士。
本の内容は臨床心理学の観点から、番組の面白さを考察するというもの。
多くの面白さの理由の中で、一番印象に残り納得したのが、
二つの物語が同時に流れている『物語の二重構造』。
一つの物語が、サイコロの旅、釣り対決など番組における「企画」。
もう一つの物語が、本の中ではメタ物語と紹介している
「企画を撮りに行って、そこで四苦八苦している男たちの物語」。
具体的な内容で説明すると、一つの物語は「四国八十八箇所霊場巡り」。
もう一つの物語は「タイヤのパンク、心霊現象、うどんと巡礼
どっちを先にするかと言うどうでもいい口論」。
で、面白さの理由は、この2つの物語が交互に展開されること、
仮に企画が失敗しても男たちの翻弄によるドラマがあること。
確かに。
この二重構造、『アメリカ横断ウルトラクイズ』の面白さにも
通じますね。クイズとチャレンジする挑戦者の人間模様。
本を読んだら、もう一度「どうでしょう」が見たくなりました。
今週の日曜は、昔撮った「対決列島」でも見ようかな!?