第734問! 【得意札】 | まいにちのせいかつがクイズになる

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毎日の生活で知り得たことや、食べたもの、体験したものをクイズにして紹介する日記です。

まずは前回の正解発表からまいりましょう。



第733問 正解:電源開発株式会社


かつては「でんぱつ」の愛称で知られましたが、現在は「J-POWER」という愛称になっています。



それでは本日の問題です、第734問!


小倉百人一首に選ばれている和歌に出てくる地名で、菅家の和歌に出てくる「手向山」と、


在原業平の和歌に出てくる「竜田川」は、ともにどこの都道府県にあるでしょう?



先日、競技クイズを題材にしたマンガ「ナナマルサンバツ」の単行本の最新刊を購入しました。


734

今回は早押しクイズの確定ポイント(問題文で解答が一つに絞られるポイント)と、


小倉百人一首における決まり字の関連について紹介されていました。


競技クイズも競技カルタも、瞬発力と判断力が必要とされる、まさに「知のスポーツ」です。



私が百人一首にハマったのは小学校のとき。 校内で大会があったので、百首を覚えるために


クラス全体で競い合い実力を高めていました。 百首はちょっと怪しいですが、現在も九十首以上は


言える自信があります。 そんな中、この首の札は他人に取らせないという「得意札」を皆で決めて、


死守していました。 この「得意札」ですが、歳とともに変化していまして、古い時代から書くと・・・



高砂の 尾上の桜 咲にけり 外山の霞 たたずもあらなむ


小学校のときから地理が好きで、取り札に「とやま」という自分の知っている単語があったもの


ですから、初代得意札になりました。 また百人一首で初めて取った札でもあります。



このたびは 幣も取りあへず 手向山 紅葉のにしき 神のまにまに


中学校でも百人一首の大会があり、私がこの札を取ったことでチームの勝利が確定した


いわゆる「ウィニングゲット」がこれです。 それ以来、得意札にしました。 あと、修学旅行の


添乗を主に担当していたツアコン時代に、手向山へ何度も訪れたことから、好きな和歌でも


あります。 ちなみに詠み人の「菅家」とは菅原道真のことです。



天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも


クイズ好きの方は、これを得意札にしている方が多いのではないでしょうか? 


クイズ好きの間では、小倉百人一首の中で唯一海外で詠まれたものとして良く出題される


ことで有名ですよね。 そんなことよりも、海外で詠まれた歌が選ばれていることにロマンを


感じます。 故にこれは得意札というよりは、好きな和歌です。 作者は阿倍仲麻呂です。



・・・ということで、昔から相変わらず地理関連に反応してしまいます。 ちなみに小倉百人一首に


選ばれている和歌のうち、半分近くは恋に関するもの。 男女の恋愛のせつなさは今昔も同じ!?