まずは前回の正解発表からまいりましょう。
第499問 正解:享保
享保の改革で行われた政策といえば、基本法典「公事方御定書」の編纂、
庶民の意見を取り入れる「目安箱」の設置などが知られています。
それでは記念すべき500問目です、それでは問題!
水の都として名高いイタリアの都市「ベネチア」は、イタリアの何州にあるでしょう?
記念すべき500問目は、前回の「カフェフローリアン」と並ぶ、ベネチアの名物バーを紹介します。
それがこちら。 大運河が望める場所に所在する「ハリーズバー」です。
こちらのバーが発祥になっているもので有名なのが、カクテルの「ベリーニ」と、日本では魚介を
使ったアンティパスト(イタリア料理における前菜)として知られる「カルパッチョ」です。
しかし、魚介類を素材としたカルパッチョは、近年になった生まれたもので、こちらの元祖の
「カルパッチョ」は生の牛肉を薄切りにしたもの。 そもそも「カルパッチョ」とはルネッサンス期の
ベネチア派の画家で、彼が牛肉の薄切りにパルミジャーノ・レッジャーノ(パルメザンチーズ)を
かけた料理を好んだことから、この料理が生み出されたそうです。
こちらが元祖「カルパッチョ」と、カクテルの「ベリーニ」です。
薄切り牛肉の上にマヨネーズの様なソースがかかっています・・・美味しいです。
日本で生の牛肉が食べられない昨今、久しぶりの生の牛肉そのままも美味しいのですが、
ソースがかかった肉はさらに美味しいです。 それもそのはず、このカルパッチョ一皿、何と
48ユーロ!
高いとは聞いていたので、それなりに覚悟は決めていましたが、びっくり!!!
新潟市内にある格安の焼肉食べ放題の店なら2人分の飲食代に匹敵します。
でも、入口でコートを預かり、席をエスコートなどの、きめ細やかな接客。
まさに味も接客もベネチアを代表するバーです。
ある有名人がベネチアのことを知りたければ、ここに来ると良いと言い残したのも頷けました。
値段は覚悟の上ですが、ベネチアを訪問したときは思い出作りにぜひ行ってみてください!
次回はローマでの自由行動で行った「鉄活」を書きたいと思います。