まずは前回の正解発表からまいりましょう。
第372問! 正解:クォック・グー
29種のアルファベットと、6種のアクセント符号を用いて表記します。
それでは本日の問題です、第373問!
農林水産省が展開している運動「めざましごはん」において、あさごはんを食べる
目安として推奨しているのは朝何時まででしょう?
今日は教職員研修で、大畑誠也先生の講演を聴いてきました。
大畑先生は熊本県で高校の校長を歴任し、生活習慣の乱れなどで覇気がなかった高校生に
対して、挨拶や返事を徹底させるという取り組みを行い、校の雰囲気を一変させた、まさに
「伝説の校長」です。 今回の講演では、その当時の取り組みを詳しく教えていただきました。
私は普段から学生に対し「あいさつ、素直、前向きであれ」と普段から言い続けていますが、
今回の講演を通じて、キャリア形成や専門知識習得の前に、学生に生活習慣を確立させる
指導を行う必要性に気付かされました。 特に感銘を受けたのが「朝ごはん」の大切さ。
「学生が勉強していて、眠い、だるい、すぐに疲れたと言うのは朝ごはんを食べていないから」
全くその通りです。 ただ、これは学生というよりも家庭の問題でもあり、大畑先生が校長時代に
家庭での朝食摂取状況を調べたら、そもそも親が朝食を食べていないという状況だったそうです。
そして、学校で炊き出しを行い、朝食をしっかり食べさせるとともに、保護者にも家庭内で朝食を
食べる習慣を確立させるように納得いただくまで話したそうです。
私の実家は料理店を経営していて、私が学生の頃はお客様の弁当を作るのに両親は一生懸命で、
私を含めた子供の弁当は二の次でした。 中学時代は500円をもらい登校途中の店でパンを買い、
高校時代は同じく500円をもらい、パンを買うか学食でごはんを食べることが多かったのですが、
朝食は小・中・高、いつの時代も何かしら用意されていて、しっかり食べていたことを記憶しています。
次年度からは(も)、就職年次学生の担任をすることが決まっています。 社会へ送り出す前に
私の指導モットーに加え、朝食を食べる=しっかりとした生活習慣を身につけさせることを忘れずに、
人材育成していきたいと考えました。