こんばんは、占い師の燈子です。
今日は占いのアリーナにて対面鑑定でした。対面鑑定は10月から始めさせて頂いていますが、ペアの先生にたくさん助けていただき、お客様にもご縁をいただき感謝です。
さて、前回の続きです。
さっそくタロットクロスを作るために型取りをしました。接着芯を90❌90で鉛筆で線を引き切り出します。折りたたんで計算するので片側は45で計算。。(だったような?)
ハサミで切り出します。
接着芯をベロアに載せて、軽くアイロンを当てて接着していくのですが、ここがもう大変!アイロンを強く当てたりベロアを引っ張るとすぐにビヨーンと伸びるのです。
あぁ、やりにくい。。
洋裁の先生は
「ほら!でしょう?!!」
と言われます。
しかしまだ私は本当の地獄を見ていなかったのです。。
接着芯がついたクラッシュベロアを縁分3センチ多めに切ります。ここでもう問題。切るときにベロアを引っ張ると歪んでしまいます。慎重に切っていきます。
ベロアにまた裏地を重ねて、同じサイズに切り出します。
裏地、接着芯、ベロアと袋みたいになるようにして、まち針で周囲を留めます。重要なのは四隅です。出来るだけ細かくまち針を打ちます。(初心者なので)
そしてぐるっとミシンで縫っていくのです。これが普通の綿素材ならばなーーんの問題もなかったでしょう。
恐るべしベロア生地。
縫い始めると、私の布の抑え加減が慣れていないのでつい布を引っ張ってしまいます。すると布がよれるのです!!!!
優しく抑えるのですが、よれやすく、また縫っているとどんどんと布が横に逸れていく。。
私が驚いていると
先生「毛並みがあるからよれるのよ。これがベロア。。わかったでしょう、私がどれだけ難しいと言ったか。。」
ベロア、恐ろしい子!!!
型取りで1時間過ぎ、縫い始めてすぐにこの布の手強さを思い知った私。
思わず、先生に(お支払いするので仕立ててもらえませんか?)と弱音を吐きそうになりました。。
布地半分過ぎて縫う頃には、よれた布地のヨリがキツくなるので、最後のところが一番縫いにくそうでした。
この時点で私は
どうして初心者マークなのに、上級者コースの雪山スキーコースを選んでしまったんだろう。。
と、スキーの途中で降りれなくなって途方に暮れる人のようになっていました。
そんな私を先生は
「ほら!なんとか頑張って!!自分で作るんでしょ!!」とアシストしながら励ましてくれます。
ウンウン、言いながらなんとか全部縫い終わり、ひっくり返すとよれ具合もそう酷くなく、素敵なタロットクロスの出来上がりです!!
もう、苦労したというだけで大満足の私でした。
続く
